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zoom RSS 今日9月23日は

<<   作成日時 : 2005/09/23 20:09   >>

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今日は9月23日。
1996年のこの日は私の最も好きで尊敬する作家の一人、
藤子・F・不二雄先生が亡くなられた日です。

当時私は中学1年生で、
よりによって朝っぱらからこのニュースを聞かされました。
自分でテレビで見たというならまだしも、
母の口から。「もうドラえもん出ないよ」という一言とともに‥‥


そのときはカバンを取り落としました。
マンガなどではよくある表現ですが、本当に人間ってやるんですね‥‥

その直後の追悼番組を録画しまくったことに始まり、
まだ持っていなくて入手可能であった作品(少年S・F短編、異色短編など)を
片っ端から買い漁り、
「藤子・F・不二雄の世界」を買い、「ドラえ本」を買い、
「ド・ラ・カルト」を買い‥‥とお決まりのパターン。
「藤子・F・不二雄の世界展」にももちろん行きましたよ!

ちょうど〈多分先生が亡くなったことと関係あると思いますが)
ドラえもんの「キャラクターグッズ」が流行っていた時期で、
ドラえもん(だけ)に追い風が吹いたときでした。

小○館の戦略にばっちり乗ってしまった気もしますが、
それまで、「ドラえもんってまだ続いてるの?」
ということが言われるくらい、冬の時代でした。
書店には藤子両先生のコミックはなく、
ドラえもんが辛うじて少しだけ置かれている程度。
地方に行けばまだあったかもしれませんが、
東京はそんな感じだったと思います。

もっとも、動きがなくなってしまったのは
藤子・F・不二雄先生がご病気で
仕事を控えていらしたためだったのですけれど‥‥

当時の私はドラえもんはてんコミのみ辛うじて全巻、、
そのほか藤子マンガは「ある程度」は持っていましたが、
マニアでもオタクでもなくて、
ただのいち「マンガ好き」という感じでした。
「129.3」や「ドラえもんが青いわけ」を
知っているくらいでしかありませんでした。

そんなわけでドラえもんの新刊が出ない理由なんて知るはずもなく‥‥
10歳頃には、「いつか、ファンレターを書いて、新刊を出してと頼もう」
などというオソロシイことを考えていました。



真相を知って凍りつき、そして泣きました。
ファンレターを出せずじまいだったことは残念ですが、
早まったマネをしないですんだことはよかったと思います。
年齢もあり、当時の状況からすると、
無理もなかったとも思うのですが。

さらに、亡くなられた96年は、4月に 3年ぶり にドラえもんの新刊(45巻)が出て、
8月25日頃に大長編ドラえもん〈映画原作)が出ていたのです。
おかげで幻にならずにすんだ作品の数々‥‥
何かお考えのところがあったのではないかと思われてなりません。


そして、単行本の実際の発売日は、
奥付に書かれる発行日より約一ヶ月早くなることが多いようです。
そう、「大長編ドラえもんVol.16 のび太と銀河超特急」は
1996年 9月25日 初版第1刷発行
になっています‥‥ 

その日はもう‥‥


う、うわあぁぁぁん!
これが泣かずに何で泣く!


そのほか、いつもは細かく決めないという映画原作のあらすじを
最後まで完成させていた話とか、
もう、泣き所は尽きません。
当時「コロコロコミック」は読んでいませんでしたが、
遺作となった「ねじ巻き都市冒険記」のペン入れが
ほとんどすべてアシスタントさんによると知った時(=連載を読んでいた方)の気持ちとか、
当のアシスタントの皆さんの気持ちや、編集の方々の気持ちとかを考えると
再び「うわあぁぁぁん!」と叫びたい気分です。


いち「マンガ好き」だった自分が、
マニアとかオタクというレベル(?)
になるまでいろいろ資料を集め、知識を得るようになったのは、
何も知らなかった自分への後悔」に端を発していると思います。

な、もので、言い訳のようでもありますですが、
藤子Fものなら何でも収集している、というわけではありません。
グッズにはそれほど手を出していませんし、
1万円出してオバケのQ太郎を一冊買うほどでもありません。
正直言って、究めようとするなら明らかに
生まれてきた時代が不利になると思います。

たぶん、1980年代以降の生まれの人は、
そのあたりに葛藤を持ちながら、
できる範囲で作品を集めているのではないでしょうか。



藤子・F・不二雄という作家の作品が好きで、
ほんの十と数年でありながら同じ時代に生きられたということ、
そして様々な方の手によって「遺された夢の続き」が見られるということを
素直に幸福に感じ、
先生のご冥福をお祈りしてこの記事を終わりたいと思います。

自分勝手な長文失礼しました。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
藤子先生が亡くなられたのは9月23日だったのですね……。僕も当時、友人からその訃報を聞かされ、学校の階段の踊り場で手提げを取り落としたことを鮮明に覚えています。とてもショックでした。一ドラえもんファンとしてご冥福をお祈りいたします。
インフェリー
2005/09/24 02:56
そう言えば、学校でもけっこう話題になっていました。まあ、「藤子不二雄」とか二人一緒にされてたり「よく分かってないなあ」という人もいましたが‥‥
人間、ショックを受けると物を落とすというのはどうやら本当のようですね。
春巻き
2005/09/24 20:58

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