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zoom RSS 映画「ドラえもん のび太の新魔界大冒険〜7人の魔法使い」感想

<<   作成日時 : 2007/03/18 22:22   >>

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ただいま人気公開中の映画
「ドラえもん のび太の新魔界大冒険〜7人の魔法使い」
について、とりあえずは第一印象的に簡単な感想を‥‥
読解力不足で「??」な箇所があったので
公開期間中にできればもう一度鑑賞してきたいと思います。
※ネタバレを含みますのでご注意ください!

さて、今回の映画
「のび太の新魔界大冒険」
ですが、個人的に「積極的には前情報を仕入れない」
ということにして映画公開に望みました。
これは以前の記事で美夜子役が相武紗季さんということで
クダクダと余計な心配?をしてしまったことへの反省があります。
まあ、つまり
結局観に行くんならスタッフと出演者を信じようや‥‥
ということにした訳で。
結果としては変な先入観を持たずに
わりと素直に楽しめた気がします。

以下、もしかすると公式サイト等で
すでに解説されている部分もあるかもしれませんが、
「あたたかい目」でご覧ください。

☆ストーリーについて
アレンジ度が高くなるというような噂をなんとなく
聞いてはいたのですが‥‥
それほどでもなかった印象です。
と、いうよりは原作の要素を可能な限り残しながら
さらに新解釈を加えるという
より難しい方向に挑戦されていた感じでした。

○月の力
月の光によって、美夜子のネコの姿や
のび太たちの石化の魔法がとける、
という部分についてもう少し踏み込んで
対悪魔戦のカギとして生かした形になっていました。
原作では比較的さらっと?扱われる
ナルニアデスという人物についても独自解釈があり
より重要性を増しています。
狼男遊びに使うはずの月光灯がデマオンをも苦しめる武器になる
というのは少し苦しい気もしますが、
確かにそういう使い方もできる‥‥かな?

美夜子母のペンダントで月の力が戻ったというのは
どういう理屈だったのか
正直良くわかりませんでした‥‥

○7人の魔法使い
これはこの映画のサブタイトルなのですが‥‥
う〜ん、もうちょっと魔王の心臓を目指すあたりで
この「7人の魔法使い」の活躍が見られるかと思ったのですが、
それほどでも無かった印象です。
7人目のドラミが加わってからが案外展開が早かったような。
なんとなくタイトル負けしてしまったようで勿体無いです。

○美夜子の母
原作では何も語られていない部分であり、
今作最大の新解釈要素とも言えます。
登場する悪魔・魔物の中でも特に印象の強い「あの魔物」が
関わってくるとは‥‥
父娘に加えて母娘の関係もクローズアップされ、
ヒロインとしての美夜子の物語性が高くなっています。
(その分のび太が割りを食った気がしますが‥‥)

○ネズミ→ネコ美夜子
美夜子が姿を変えられたのは元々はネズミという設定に。
これはネズミをドラえもんが避けることで
ニセ美夜子に気づかれにくくするという演出でしょうか。
ネコの姿にはジャイスネしずの3人が魔法を重ねがけすることで
化けるという、ちょっとややこしい状態になっております。
また、「美ネコ」ということで
ドラがデレデレする描写も追加されておりますが、
これは要らなかったかも‥‥?

○美夜子とのび太
明確に示されてはいませんが、
確かな心の交流があったと思われる二人の関係。
もちろん今作でも「約束したんだ!」と語るのび太など
それを感じさせる場面は多々あったのですが、
上のネコ美夜子とドラ、
あるいはしずかとの友情などさまざまな要素で
若干薄まってしまった気がするのが惜しいところ。
岩屋での会話や原作ラストの場面の雰囲気が好きだったんですが‥‥
ラストはしずかとの会話になってしまったんですよね。。。
のび太の励ましと猫パンチ?のシーンは良かったと思います。

○美夜子としずか
髪の毛をとかす場面、
「髪を伸ばしてみようかな」という会話など
美夜子の普通の女の子としての姿が印象的です。
しずかという同性との関わりによって
「まっすぐで、強い、年上の女性」としてだけでない
美夜子の魅力が引き出されていたと思える
良いアレンジでした。

「鉄人兵団」のリルルのように
のび太との関係、しずかとの関係ともに
引き立っていれば尚良かったのでしょうが‥‥
このあたりのバランスは
なかなか難しいところだと思います。

☆作画について
特別乱れを感じることも無く、
「やわらかいドラ」なども「触ってみたい」
と思わせるような質感が◎でした。
ナチュラルでのびのびとした動きも
映画ならではという感じで味わいがあります。
「のび恐2006」で免疫?がついたのかもしれませんが‥‥

デマオンの居城などのデザインは良かったのですが、
その他宇宙空間など各場面の背景が
あまり印象に残らなかったように思えます。
二回目の視聴の際にはもう少しよく見てきたいと思います。

☆出演各者の演技
いろいろな意味でハラハラ?していた美夜子さんは、
特別気になることもなかったかなという感想です。
(ただ、これは裏を返すと印象が薄いということにもなるのですが)
相武さんはセリフも多く難しい役どころにもかかわらず、
恐らく相当の努力をされて
演じきったであろうことがうかがえました。
メジューサ役の久本雅美さんは
悪魔族としての「らしい」声、
そして母親としての声の演じ分けも違和感なく
とても良い演技をされていたと思います。
満月博士役の河本さんも
キャラクターのイメージにあった雰囲気でした。
その他、つぶやきシローさん、mihimaru GTのおふたりも含め
芸能人ゲスト声優陣の方々は
変な「ケチ」をつけられることもない
きちんとした「演技」をされていたと思えます。

が、声優を本業としない方々である必要があったかというと
それも??な気がします。
今回演じられた皆さん方が良くなかったとか
そういうことでは無いことを先に断った上で、
単に「話題づくり」のための起用になっていないか?
ということに関してはどうしても疑問を感じずにはいられません。
実際、主要観客層であるちびっ子たちにとっては
声優が演じていようが、俳優(女優)であろうが、芸人であろうが
関係ないのだろうな‥‥ということを
劇場内の雰囲気を見ながら感じました。

まあ、あんまりカタいことを言ってもしようがないのですが。

☆その他いろいろ

○現実世界とのシンクロ
現実世界にも謎の天体による危機が迫っていたようで、
それがのび太たちの魔法世界での活躍によって
現実世界でも(なぜか)解決された、ということらしいです。
<追記:テレビアニメ版でこのあたりのフォロー?がありました>
それ自体はともかく‥‥
満月博士や美夜子さんがいたんですよね、現実世界にも。

これは個人の好みの問題だとは思いますが‥‥
私はちょっと微妙かなと。
「現実とは交わらない別の世界の友達」というところに
のび太と美夜子さんの関係の肝があるような気がします。
のび太がいつか現実世界の美夜子さんと出会っても、
「それはのび太が共に冒険した美夜子さんじゃない」、
というのもそれはそれで切ないものがあるのかもしれませんが。

所詮「あっちはあっちで関係ない世界」
にもかかわらず、美夜子と、みんなと、魔法世界の地球を救うために
のび太は「おしまい」にせずに戦いに行ったと
その方が燃える気がするんですがね‥‥

あくまで私の考えなので、
賛否両論あるところだとは思います。

○モーテン星
姿を消す道具がこれになったのは
「石ころぼうし」が「破れる」のが不自然なためでしょうか?
確かにこれだと壊れるのも簡単そうです。
ただ、公式ガイドブック「映画ドラえ本」によると
「石ころぼうし」には石像の不吉なイメージと重ねる効果があるとか‥‥

○魔王の心臓
魔王の心臓は宇宙のどこかにあるデモン座のアルファ星、
ではなく、魔界星の月(衛星?)ということに。
ここが最終決戦の場になったのですが‥‥
魔界星は地球に接近していてもう目前だったはず。
ずいぶん派手にドンパチやらかしちゃいましたが、
地球に近すぎやしないですか?
これは二回目を観に行った時によく確認してきたいと思います。

○パパ
「のび恐2006」でものび太に声をかけるパパのシーンが
あたたかな雰囲気で良かったのですが、
今回は食事中の地震の場面で
ママがのび太を、そしてパパがドラえもんを
かばっていた(ように見えた)のが印象的でした。
ドラえもんも野比家の一員なんだよねえ

○魔法少女マミ
これは言わずと知れたファンサービス
「コンポコ」に聞こえたのですが
トンポコ」だったのですね‥‥
豚+タヌキ??

○世界の終わり
史上最大の台風の接近、そして頻発する地震と
確実に近づいてくる「何か」を意識させる
緊迫感が伝わってくる映像でした。
帰宅するのび太を阻む強風の描写など
映画ならではの迫力があります。
風に抗いながら転がり込むようにして
やってくるジャイアンたちも◎

ただ、のび太の「かきおき」が
無くなってしまったのが残念。
他の大長編でも出てこない分、
決意と覚悟のようなものが感じられて良かったのですが。

○名投手ジャイアン改め‥‥
最後のとどめはやっぱり主人公ということでしょうか。
ジャイアンはのび恐2006で
名バッターぶりを披露していますし?
「これだけ間近なら外すこともないだろう」というのは
ミもフタも無い気も。

○来年も観てね
今年も来ましたね、予告。
「映画ドラえ本」によると次回作は
「原作をベースにしたオリジナル」ということで
南海〜ワンニャンに近い形になりそうです。
今年も勝手な予想を立てるつもりですので、
もう一度映画を見て、またいろいろ推測してみたいと思います。

★まとめ
と、いうことで今回の「新魔界」を振り返ってみると
「のび恐2006」ほど泣かせ系ではなく、
まさに魔界「大冒険」がメインの話だったかなという感想です。
原作をそれほど削るでもなく、新解釈を加えている分
展開はけっこう押せ押せだった気もしますので、
良くも悪くも「全編山場」な印象がしました。
どこかで「ため」のシーンが欲しかったかも‥‥

ヒロインとして、そして一人の少女としての
美夜子の魅力については
かなり丁寧にじっくりと描かれていたと思います。
もう一度観に行ったときには
また新たな部分を発見できそうです。

昨年の「のび太の恐竜2006」について
「一般の人に、「ドラえもん」という意識抜きで
 普通の映画としてもぜひ観て欲しい」
ということを繰り返し述べたように思うのですが、
今回の「新魔界」については
残念ながら同じことは言えないと感じております。
上で述べたように「冒険」主体ということもあるでしょうし、
二回目を観るとまた感じ方が違ってくるのかもしれませんが、
今のところはそれが正直な感想です。

ただ、変な例えで申し訳ないのですが
ポケモンやクレヨンしんちゃんの映画も
普通の人に「デートの時にでも観てよ」と
言えるタイプの映画ではないと思いますが、
だからといってこれらの作品が質が低いとか
面白くないという訳ではないように
今回の「新魔界」も良くなかったということではありません。

のび恐2006とはまたタイプが違うということで‥‥

まずはご興味をお持ちになられたら
ぜひご覧になってください!  とおすすめいたします。


長くなりましたが
二回目を観に行きましたらまた
もう一つくらい追加記事を書きたいと思います。
<追記>
二回目観に行ってきました!
感想記事その2はこちらです。

昨年の映画感想はこちら
一般の人におすすめする「のび太の恐竜2006」
「のび太の恐竜2006」ドラえもんファン的感想

映画「新魔界」のアナザーストーリーが
テレビアニメで放送されました。こちらから、必見!

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