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zoom RSS ドラえもん「映画なぞ解きスペシャル」感想(魔法使いのび太ほか、07年3月23日)

<<   作成日時 : 2007/03/25 02:14   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 8 / トラックバック 1 / コメント 2

「映画なぞ解きスペシャル」と題された今回は
映画「のび太の新魔界大冒険」の
アナザーストーリー「魔法使いのび太」
「悪魔の城のヒミツ」、「序章・新魔界大冒険」の3作構成!
予告を見て「これは?」と思ってはいたのですが
予想以上の面白さで見ごたえ十分でした。

映画の場面を引用して再構成し、
お手軽?にちょいちょいとつくるような
映画宣伝スペシャル‥‥にはせずに
全くのオリジナル話、しかも映画本編を補いつつ
こんな話が観たかった!という期待にも応えてくれた今回。
いやー、面白かった!

合間には映画に仕込まれた小ネタを解説する
クイズコーナーがありましたが、
ニンテンドーDSソフトが当たるクイズというよりは
「このネタをバラしたくてしようが無かった!」というような
雰囲気が伝わってくるものばかりです。

1問目、現実世界の満月博士の研究室にて
宇宙空間を映し出すモニターにこっそり映るものは?
‥‥正解は「くりまんじゅう」
言わずと知れた「バイバイン」の話で宇宙に送られたアレですな。
「そのくりまんじゅうがいまだに宇宙空間をただよっていたんだね」
とあっさりナレーションしてますが、
コワすぎでしょうこれ‥‥
満月博士! ブラックホールどころじゃなくてうしろー!

ちなみに2問目はジャイ子の出演シーン、
3問目は「あたたかい目」再登場、
4問目は「魔法少女マミ」の部屋にピー助のぬいぐるみが!
というちびっ子置き去りなマニアックネタの嵐。
プレゼントクイズそのものはキーワードを書くだけなのですが‥‥

「魔法使いのび太」
魔法世界の住人のび太の日常を描く一編です。
映画ではあくまで現実世界から来たのびドラですが、
当然魔法世界にも元々のび太達はいたわけで‥‥
そのあたりはどうなっていたんだろうという疑問に答えつつ、
映画を観た時に感じた
「もっと魔法を使う世界のワクワクするような暮らしが観たい!」
という願望をかなえるものに仕上がっています。

冒頭から「テストで満点取れる魔法道具を出して」という
現実世界と変わらない泣き言をいう魔法世界のび太。
「算数ばっかりやっていないでたまには勉強したら」
とドラにたしなめられることに。
どうやら算数や理科は現実世界の「あやとり」並の扱いのようです。
(個人的には「算数」レベルなら魔法世界にもあるような気がするんですが)

テレビでやっているのは「科学少女マミ」だったり、
パパは教習所のじゅうたん実技試験で落ちていたり、
「来年になったら錬金術の勉強も始まるのに」
などというセリフがあったりして
スタッフも楽しんでるなーという要素が盛りだくさん。
学校では使い魔の出し方という授業が行われ、
契約の仕方は教科書に出ているから」とのこと。も、燃える‥‥

お話の軸としては
魔法世界でものび太はのび太で
何をやってもダメで、やること、考える事も同じというところ。
乗れもしないホウキに乗れると大ミエ切ってしまったのび太は
日が暮れるまで練習をするも結局乗れず、
ドラは魔法道具「補助ホウキ」を取り出します。

晴れてみんなと一緒にホーキング‥‥と思いきや
「なんでのび太がホウキに乗れるんだ」
「またドラえもんの魔法道具じゃないの」
と、ジャイスネから現実世界と全く同じ指摘を受けて
これまたやはり二人の手によって補助ホウキを外され、
のび太は散々な目に合うことに。

「ドラえもん、科学の世界にする魔法って無いの?」
と現実世界同様に「もしも箱」を出させるのび太。
「もしも、『魔法の』『科学の』世界になったら!」
と二つの「もしも」が交錯して物語は終わります。

ホーキングの際の背景を見るに
魔法世界は現実世界より自然豊かに思えましたが
これも科学文明との対比でしょうか?


悪魔の城のヒミツ
もしも悪魔族にのび太がいたら?
という「もしも」をかなえてくれるアナザーストーリー!
小悪魔「ノビマ」くんと「ドマエモン」
新入りとして魔王城にやってくるという設定。

悪魔族や魔王城の様子など
やはり映画では描ききれなかった部分に迫る
必見エピソードでした。

新入りということで「星0.5」から始めることになったノビマ。
カッコいい魔王様や竜に乗る上級悪魔にあこがれるも、
ようやく手にした仕事は
「晩めし」のための野菜の皮むき。
「晩めし」こと捕虜になった美夜子やしずか達が
画面に何気なく映っていますが、あっさりとスルー。
だって「ノビマ」くんですから?

理想と現実とのギャップにへこむノビマくんを
ドマエモンは
「デマオン様だってきっとこういう小さな仕事から始めたんだ」
と励ましますが、なんだか会社みたいだなあ‥‥
剥いていた野菜に無理だと笑われる始末。

魔王デマオン様は何か「例のもの」をご所望だとか。
星5つの悪魔から順々に格下に押し付けられていく「例のもの」。
この辺も会社のような上下関係を描きつつ
悪魔も人も同じようなものだという
親近感が湧きます。

そしてついには「0.5星」のノビマに押し付けられることに。
箱を届けた者はみんな消えてしまったということで怯えつつも
それでも「ビッグなお仕事」に挑むノビマ。

合間に「まおーさまのバカ」と落書きする悪魔やら
星の売買?のような怪しげな取引を目撃し、
石にされた悪魔がずらりと並ぶメジューサの部屋に迷い込み、
雲の王国のパルパル似のかわいい悪魔少女に出会い、
ようやく魔王の部屋にたどり着くノビマとドマエモン。

そこで一つ星悪魔に箱を奪われるも
上下関係を無視して果敢に奪い返そうとするノビマ。
そこへ謎のちび悪魔も乱入して箱が宙を舞い‥‥
空いた箱から落ちた中身は‥‥くりまんじゅう!

ここまでくりまんじゅうネタを引っ張らんでもという気もしますが
「大魔王デマオン様がおやつにくりまんじゅう?」
と不用意に笑ったノビマとドマエモンは
デマオン様の一撃を浴びて黒コゲに。
「田舎に帰ろうか」
「悪魔もラクじゃないなあ」
ということでおしまい。
もしもボックスこそ使っていませんが、
悪魔でものび太はのび太ということで1本目とも対になっています。

デマオン様セリフがないよう‥‥
銀河万丈さん呼んで欲しかったなあ。


序章・新魔界大冒険
まだ映画のエピソードが始まる前、
魔界星にいた悪魔ギムがブラックホールに吸い込まれ、
現実世界の日本へ落ちていったという出来事があったのだ!

このへん冒頭でさらっと描かれてますが
魔界星@魔法世界と地球近くの宇宙空間@現実世界が
「ブラックホール」によってつながっている
ということなのでしょうか‥‥
この場合、ブラックホールというよりは
異世界とのトンネルみたいなものなのかもしれません。
だから映画で魔法世界の危機を救ったら
現実世界でもブラックホールが消えたのか‥‥?
「新魔界」独自の
現実世界と魔法世界のリンクについて
こんなところでフォローが入っているとは思いませんでしたが、
映画を見た時の??が少し解けた気がします。

さて、現実世界ののび太の町にやってきたギム
(※ギム=物語前半に出てくる小サルのようなちび悪魔)
のび太の打ったまぐれ当たりのボールが命中したため
執拗にのび太をつけ狙うことに。

のび太たち5人はそんな様子もつゆ知らず、
どこでもドアで南の島に遊びに出かけます。

度々のび太を狙うも運悪く失敗するギムと
ちっとも気づかないのび太たちの対比が楽しい一編。
自分の電撃の鏡返しに合い、
どこでもドアで南極に飛ばされ、
スモールライトの余波をくらい小さくなってしまったり
しずかのバイオリンを間近で聞かされたりと
散々な目に合うギムがなんだか可哀相になってきます。
挙げ句にドラの道具のロケット(宝星探査ロケット?)に巻き込まれ
再びブラックホール送りになって終わってしまうギム‥‥

深刻そうにブラックホールを見つめる
美夜子&満月博士@現実世界の二人の画も
こういう裏話を知ってしまうと
なんだか笑えてしまうかもしれないです。

ギム視点で描かれる物語は
のび太たちの日常の方が背景となりとっても新鮮でした。
山崎バニラさんの幅の広い演技も堪能できます。


^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
今回のアナザーストーリー3編はどれも必見と言えるもので
埋もれさせるのは惜しい!ので
「新魔界」のDVDにはぜひ収録して欲しいと思います!
こんなの観たかった!という夢のストーリーばかりでした。
コレ、毎年やってくれませんかねえ?

テレビ版DVDに収録するのは難しそうですのでぜひ同時収録を。
今回見逃した方にもご覧頂きたいので
再放送があってもよい気がします。

それと、今回の3本を見て思ったのですが、
このスタッフならオリジナル話でも大丈夫じゃないかという気がします。
90年代末のドラえもんは???なオリジナル話ばかりで
ちょっと微妙だったのですが
こういった話なら‥‥という期待が持てます。
また意見の分かれるところなのでしょうが、
そろそろオリジナル話が混ざっても良い頃かとは思うので‥‥


次回は4月20日
待たせる甲斐はあってか
名作「赤いくつの女の子」と「空き地のジョーズ」をやるようです。
楽しみですが1ヵ月近くあるなあ‥‥

映画「のび太の新魔界大冒険」感想はこちら→その1その2

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来年の劇場版はオリジナル作品の予定
 『ドラえもん』3月23日放送分。公開中の『のび太の新魔界大冒険』にちなみ、28年の歴史の中で初の試みとして「映画なぞ解きスペシャル」と題し、「合言葉はチンカラホイ! 魔法使いのび太」・「魔王さまに○○を… 悪魔の城のヒミツ」・「忍びよるカゲ… 序章・新魔界大冒険」のオリジナル3本立てが放送された 。 ...続きを見る
銀河後悔日誌
2007/04/01 23:40

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
この3作品は非常におもしろかったです!が、冷静に考えるとおかしい(悲しい)ことがどうしても思い浮かびます…魔法世界の「ドラえもん」でいう、[魔法道具]は現実の世界で表すと[科学道具]…そのまんまじゃないか!ほかに「補助ホウキ」って、ただの自転車の「補助輪」なのでは…?「もしも箱」も箱を英語にするとボックス…しかも魔法世界には普通の電話もあるのに、あの外見(というか中も)原始的すぎ…(←これは笑いましたけど)ノビマやドマえもんは結局は最後にドラえもんたちが魔界星をきれいに消滅させてしまうので、あの2人も消滅してしまうのでは…?ブラックホールに吸い込まれたギムだけど、魔界星とブラックホールがこんなに近いところにあるんなら「もしもボックス」を使わなくとも「どこでもドア」で行けたんじゃないか…?など、いろいろ疑問が思い浮かびますね。
りっくん
2010/09/28 00:24
ノビマくんとドマエモンはあのあとどうなったかについては、放送当時他の方々の感想でも話題になっていた気がします。真面目に考えるとちょっと悲しいですね…
「科学道具」「補助ホウキ」等々は、むしろ「ココは突っ込んで笑ってね!」というポイントだったのではないでしょうか。この回は隅々まで見所満載で楽しかったです。

テレビ版と映画版でひとつながりの世界の物語をつくることは難しいようで、矛盾も出ているかもしれませんが、とてもワクワクすることができました。来年また制作されると嬉しいです。
春巻き
2010/09/29 21:53

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