「ドラえもん」てんとう虫コミックス10巻の 「ようろうおつまみ」というお話を 覚えていらっしゃるでしょうか? おつまみを食べながら水を飲むと (口の中で)上等のウィスキーになるという道具で、 「ゲハハハハ」と笑い、屋根の上で歌うという 玉子(ママ)の酔っ払いぶりが印象的な わずか4ページの傑作です。 先日の父の日に際して思い出したのですが、 よく考えたらこれは父の日ではなく クリスマスの話でした。 お酒が好きなのに、 あまり飲ませてもらえないパパのために 貯金で一本「クリスマスプレゼント」をしようという 実に父親思いなのび太が物語の発端。 このせいで「父の日」と勘違いしたのだと思いますが‥‥ そういえば、 なぜドラは「ようろうおつまみ」を出したんだ?という疑問がついでにふわり。 未来のガード機能付き貯金箱を3台も撃破したような 「あの」のび太が貯金をして お酒を買いに行ったにもかかわらず、 酒飲みが泣いて喜びそうな未来のスーパーおつまみを 先にパパに渡してしまうとは。 のび太のせっかくの親孝行がかすむぢゃないか‥‥ うーん、単なる読解力不足だとは思うのですが、 気になった人は他にいらっしゃらないでしょうか。 「パパにもっとお酒を飲ませてあげたい というのび太の願いをかなえるため」 かもしれませんが、 ドラが昔語りをしている間に とっくにのび太は酒を買いに行っていますし。 ドラはドラでクリスマスプレゼント、というのも モノに差がついてしまうような気もするんですが‥‥ まあ、どちらにせよ、 パパはきっとのび太の気持ちも ドラの気持ちもありがたく感じることでしょう。 ただ、その過程がママの迷曲 「 ジングルベル ジングルベル 月がでたでぶちこわされるのが ドラえもん的不可避のオチということでございます。 ![]() |
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