今をトキめかない

アクセスカウンタ

zoom RSS 「コロコロ伝説Vol.4」は新「バケルくん」と「宙ポコ」掲載!

<<   作成日時 : 2007/11/01 22:43   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

只今発売中の「熱血!! コロコロ伝説Vol.4は
1983−1984年当時の作品を掲載しています。
残念ながらA先生の作品はありませんが、
藤子Fファンには嬉しい幻の作品、
別コロ版(新)「バケルくん」と「宙ポコ」が
載っているで要チェック!

私が所持している単行本は「ジャングル黒べえ」収録版の
「バケルくん」であるため、
一度読んでみたいという願いがかないました。
※てんとう虫コミックス「バケルくん」2巻は、ごく最後期の版のみ新バケルが収録されています。

最近では「ぴっかぴかコミックス」として復活した「バケル」ですが、
この新バケルは小学校高学年以上を対象としていた(と思われる)
別冊コロコロコミック掲載だったためか、
ぴかコミ版には収録されず。
「変身願望」と「他人の視点で考える」というテーマを
より高度に、かつ恋愛要素もからめて描いていたと評判でしたが‥‥

読んでみて、なるほどと納得。
今回の再録は「合体人形で変身!!のまき」(単行本では「ユミちゃんとデート」)
だけですが、バケルに憧れるユミちゃんと
そのバケルに変身するのは自分なのに、思うようにいかない
カワルの葛藤とが実に味わい深い物語。
全体的にはコメディ調ながら、
「少年SF短編」シリーズに通じるせつなさがあるように思えます。
「恋人製造法」とかがぐっと来る方はぜひ。
「宇宙からのオトシダマ」と同じ雑誌だったというのも納得。

そしてもう一方の「宙ポコ」。
こちらも恥ずかしながら未読だったのですが、
これまた興味深い一編。
3話掲載されたうちの2話目のみなので、
最初の出会いは不明ですが、
異世界の住人と友だちになるということとは?
という問題を正面から扱っているように思えます。

考えてみればドラえもんやウメ星デンカ、チンプイ等は「おしかけ」型、
モジャ公やパーマンは「スカウト」、
その他「ペット?」や「造った」「拾った」等
「はじめから友好的」もしくは
気が付いたら馴染んでいる
的な異世界キャラが多い印象の藤子F作品。
(F先生ならびにファンの皆さまごめんなさい)

異世界、異種族のミゾは本当はそんなに簡単に
埋められるものじゃないのかもしれないなあ
ということを考えさせられました。

つとむのパパの
「宙ポコを利用することばっかり考えていた…
 これじゃ友だちとはいえないさ。」
という言葉が印象的。
それだけに最後のコマで「ぼくたち友だち!」と
手をつなぐ二人が意味深く感じられます。
うーん、1話と3話も読んでみたい。

その他には、なんとなく「チンプイ」への影響が
感じられるような気がしました。

  ◇

さてさて、少々意地悪な感想とでも言いますか、
「コロ伝」がスルーしている事実、
「新バケル」が4回、「宙ポコ」が3回
しか掲載されなかったことについて。

上で書いたような感想に、
「ミラ・クル・1」や「宙犬トッピ」も含めて
これらの作品は本当に面白いと
個人的には思うのですが、
正直、コロコロの連載作品の中では
浮いていたんじゃないかな‥‥と。

私は「ドラ以外ほとんど絶滅」時代に、
主に学年誌を読んで育ったためか、
そのあたりの雰囲気というのは全く知らなかったのですが、
往年のコロコロコミックを復活させるという
この「コロコロ伝説」の企画によって、
計らずも当時の児童漫画における藤子F作品の位置のようなものを
客観的に考えさせられることになりました。

全盛期も知らないくせに生意気なことをと
お思いになられて当然ではありますが、
それゆえに出て来た感想ということで流してやってください。

ドラえもんでもそうなのですが、F作品は
よく「単行本としてまとめて読むと面白さが分かった」
という話を耳にします。
これも実はいまいちピンときていなかったのですが、
「F作品を雑誌の中の一作品として読む」ということを
あまり体験していなかったためだと思われます。

「コロ伝」を読んで感じるのは‥‥その作品群のアツさ!
ホビー、友情、ギャグ、お下品、そして熱血と
(多分今も)少年の心をつかむ要素が詰まっているのが分かります。
その中ではF作品は確かにおとなしいというか、
洗練されていて上品な印象を受けます。
もともとドラえもんの総集編的雑誌としてスタートしてはいるのですが、
あのアツさの中ではドラえもんですら
その丸いテカテカ頭を出すのに苦戦していたのかも‥‥?

もちろんこれら「アツい」作品群も毎回楽しく読んでいますし、
「バケル」や「ミラ・クル・1」、ドラえもんの未収録等
貴重な作品の掲載にもホクホクしております。
他にも藤子・F・不二雄先生の絵の完成度の高さなど、
改めて実感させられる魅力も数多く、
その上でさらにF作品と他のマンガとの比較や
客観的な見方ができるという
私にとってはある種ありがたい本になっているのかもしれません。

と、いうことで「熱血!! コロコロ伝説」は
2008年1月末まで毎月25日ごろ発売中。
Vol.5(12月22日発売)には
藤子不二雄A先生の書き下ろしがあるということで期待が高まります!

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
「コロコロ伝説Vol.4」は新「バケルくん」と「宙ポコ」掲載! 今をトキめかない/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる