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zoom RSS ドラえもん08年9月19日放送感想(のび太が無人島で3000日)

<<   作成日時 : 2008/09/20 00:17   >>

驚いた ブログ気持玉 2 / トラックバック 1 / コメント 4

のび太が大人になってしまったので、
この番組は今回でおしまいです‥‥という話(ウソは言ってない)


・ひみつ道具クイズ宇宙編
氷の惑星で氷漬けの料理を出されたら
どんな道具を使う?というもの。

答えは「何でも食べる子元気な粉」(味のもとのもと)ですが‥‥
もはや手段と目的が完全に入れ替わってるYO!
カキ氷の旗がなびくお城のシュールさもぐっと来ます。

クイズはそっちのけで、
「ドラえもん:ショートコント劇場」とでもした方が適切かもしれない。


のび太が無人島で3000日 →てんコミ14巻「無人島へ家出」

全体としては面白かったです。
ただ、ひとつ疑問に思ったのは、
のび太は自らが短絡的に家出に走ったことを
後悔していなかったのだろうか?
という点。


そもそも原作の良さとして、
余計なことを語らずバッサリと無駄をそぎ落とし、
それによって本質を浮き立たせるということがあると思います。

ところがそのシンプルさをそのまんま受け取ってしまったのかな、
という気がしたのが今回のアニメ版。
ちょっと悪く言えば、
感動でもなく冒険でもなくギャグでもないという感じで、
いささか中途ハンパになってしまった気がしました。

逆に言えば、それぞれの要素がそれなりに良かったのだけれど、
突き出してもいないという感じでしょうか。

 ◇

叱られ、道具を持ち出し、家出して、
ドラが助けに来ると信じて無人島サバイバル生活、のくだりは
原作でも驚くほど楽天的に、
ある種楽しげな感じを持って描かれています。
しかし、これは一気に10年の時が流れて
そこではじめて失ったものの大きさに気がつくという
あの衝撃のための布石ではないかと考えます。

お気軽に家出しちゃって、気がついたら10年、大人になってました。
というこの恐ろしさがたまらない!

現実(叱られた内容)に向き合わずに短絡的に行動して、
能天気に行き当たりばったり過ごす、
そのことがどんなに愚かだったかが、
一気に10年という重さでガンっと来るようにする仕掛けなのでしょうか。
のび太ならずとも震え上がります。

明確に述べられているわけではありませんが、
ほんの2ページ前まで流れていた楽天的な空気が
劇的に変化しているのは確かです。
反省や後悔の念のようなものもあるのではないかと感じます。


それだけに、アニメでも10年経ってしまった場面での慟哭には
もうちょっと力をこめて欲しかったかな…という印象です。

あまりわざとらしくする必要はないと思いますが、
10年経ってしまった「重さ」や「怖さ」がちょっと足りなかった気がしました。
ドラえもんと再会後もギャグ寄りだったし‥‥

まあ、
「気がついたら大人になってました、このマンガ(アニメ)終わっちゃうよ!」
ということ自体ギャグでもあるのですが、
決してそれだけじゃないということが、
もともとの話の凄さでもあるのでしょう。

「ず〜っと信じてたよ、ドラえもん!」の方が主軸になっていたのも
そんなことを感じた一因でしょうか。(この演出自体は良かった)
そもそもの事の発端というか、
のび太の自業自得的要素が薄れてしまったのかもしれません。

逆にのび太に非のない、単なる事故で帰れなくなってしまって、
「きっと助けに来てくれる!」と信じている状況だったら
テレビの前でハンカチを握り締めていたことと思います。

気にならない人は気にならないようなことでしょうが、
個人的にちょっとひっかかったということで‥‥


<良かった点いろいろ>
ドラえもん代理ヤシ
ドラ顔を掘ったヤシの実がのび太の孤島生活のパートナー。
溺れかけたのび太を救う場面や、ずっと傍らに置いてる様は涙腺に来ました。

大人のび太@大原ボイス
大原さん以外の方が大人のび太を演じることが多かったのですが、
今回は大原さんの声で聞けてよかったです。新鮮!
のび太役以外の演技も見てみたいなあ‥‥

8−3×2=?
ギシンアンキのような目になった末に、答えは「10」。お約束!
ひそかにのび太の間違いぶりを毎回楽しみにしています。
マシンも叩くより「掛け算を先に」と教えてあげればいいのに。

家出した晩に戻ればいい
のび太が同時に二人存在していることになる、とか
ドラえもんは一体どっちの時代に所属するのか、等の謎。
原作からしてその辺は不可触な感じなので、
ヘタに手が加えられなくて良かったかも。

お笑いコンビ「フジコフジオ」?
ラストシーンに映っているテレビ番組より。
原作では自画像っぽいお二人なのですが、今回は微妙に別人?
「なんでやねん、なんでやねん、なんで(無限ループ)」の適当さに笑った。



次回は一ヶ月近く後になって、10月17日
「のび太ロボは役立たず」(インスタントロボット)と、
「のび太の出会いはカタログ」(ガールフレンドカタログ)。


のび太の好みのタイプという二人の美少女に注目!

ここのところのファンのツボをつくような
チョイスが多く嬉しい限りです。
(後のこと考えてるのかちょっと不安ではありますが‥‥)

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見た目は子ども、中身も子ども
 『ドラえもん』9月19日放送分121回(通算144回)は、「のび太が無人島で3000日」(仮題・「無人島へ家出」)が放送された。 ...続きを見る
銀河後悔日誌
2008/10/13 02:54

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
通りすがりの者ですが、ドラえもんヤシについて。
これはトムハンクス主演映画キャスト・アウェイの真似と思われます。
バレーボールに顔描いて友達にする件。
ドラえもん原作も映画も知っていると、何だか微妙な感じです・・・。
ひさ
2008/09/29 03:39
情報ありがとうございます。
映画は見たことがなかったのですが、機会があればチェックしてみようと思います。
原作コミックからしてオマージュやパロディが豊富なので、個人的にはそれほど気になりませんが、「元ネタを知っているとニヤリ」ではなく、「微妙な気分」にしてしまうなら、あまり上手いやり方ではないのかもしれません。
顔を描くという点については、丸顔のドラえもんだからこそ映えるのかなという気もしました。
春巻き
2008/09/30 20:46
つっこみだすと僕の脳が止まらなくなってしまいますんで、ここはぐっと抑えて感想のほうに。話自体は感動してよかったです。やっぱり10年間ものび太を待ち続けたドラえもんには(見た目がまったくボロボロになっていないとおろは未来の技術ということでスルーして)感動しました!あと僕はひみつ道具の中でもすべての意味で好きなのは「タイムふろしき」です!わさドラの[カチコチカチコチ…]という効果音が追加されたことには感激しました!あとタイムマークの針が回転する演出もよかったです。(今はタイムマークはもとにもどりましたが)これからのわさドラに期待大です!
りっくん
2010/09/09 23:21
ツッコミは楽しいですけどキリがないですよね……
タイムふろしきの描写については、ほかの藤子系ファンサイト(ブログ)の皆さんからも好評だったように思えます。私はデザインや作画については弱いので、そのあたりいつも記述が薄くなってしまっています。ぜひほかの方の感想もご参照ください。
春巻き
2010/09/10 00:34

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