今をトキめかない

アクセスカウンタ

zoom RSS 大みそかドラえもん「さらばネズミ年 来年はモ〜30周年だよスペシャル」感想

<<   作成日時 : 2009/01/02 00:54   >>

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 2

08年12月31日放送。
「ゆうれい城へひっこし」
「地底の国探検」(再放送)
「野比家が無重力」
「ネズミが去るまであと4時間」(ネズミとばくだん)
「あなたの心に残るお話募集・中間発表」
という構成でした。

「ゆうれい城へひっこし」 →てんコミ12巻
渡辺歩監督が絵コンテを手がけた
(脚本担当がいないので実質兼役?)
期待の中編でしたが‥‥

個人的にはちょっと微妙だったかもしれません。
(面白かった方ごめんなさい)

なんとなく、話が進むほど
おやぁ〜?という感じになってしまったような。
序盤こそ、「さすが渡辺監督、芝居が細かいなあ」
と楽しんでいたのですが(谷底のジェスチャーなど)
いつの間にか「さりげない作りこみ」が
「狙った仕掛け」っぽくなっていたのが残念です。

ササッと流せる動きを丁寧に描いていたり、
もうちょっとゆっくり味わいたいなという部分が
さらっと進んでしまったりと、波が感じられました。
個人的には昼のミュンヒハウゼン城の部分(食事など)を
もっと見たかった気もします。
「巨人伝」みたいにカットされた部分が多いのかな?
ひょっとして渡辺さん時間配分苦手?

ロッテが幽閉されてからのギャグ(?)の連発も
個人的にはあんまり合わなかったかな‥‥スベってるような。
たぶん、小さい子の中だるみ防止の策だったのだと思いますが、
原作が短編ドラの中でも屈指の大人っぽい雰囲気なので、
その辺が少しもったい無かった気がします。

ロッテはさすがに気合いが入っていましたが、
ヨーゼフがギャグキャラっぽく見えたことや、
ご先祖男爵が優しげなおじいさん的になっていたことは、
いささか拍子抜けしてしまいました。
それが必ずしも悪いということではないのでしょうが‥‥
男爵はバリっと威厳のあるイメージだったもので。

ロッテがカギ束をハンカチにくるんで
のび太に放った演出は、いい雰囲気だなと感じたのですが、
このカギを使うシーンがあったわけでもなく、
何だったんだろうな?という印象。
(カギを返さなきゃ、という行動の一因になってはいましたが)
館モノミステリーっぽい使い方も一瞬期待したので残念。

ラスト、のび太がカギ束を投げて返すシーンに
収束しているとも言えますが、それならそれで、
ぜひロッテが受け取る場面まで描いて欲しかった。
(投げて空中にある状態で止め画となって終わる)
個人的には、カギを預けることが
この城を手放そうとしたことの象徴のように思えたので、
ロッテがしっかり受け取ってみせてこそ、
ミュンヒハウゼン家の新たな一歩がはじまる‥‥
そんな風に考えます。

以下、細かい点箇条書き。

・「世界のドラヤキ」
 これ雑誌なのか!
 なんで売り城情報が載ってるんでしょう…

・城内の美術が綺麗

・ロッテのキャラデザ
 ハイライトがあるためか最初は戸惑ったが、
 慣れればなかなか魅力的。
 ご先祖さまはこれで優しそうな目に見えたのかも。

・無造作に座ったのび助の尻にホコリがくっきり 
 こういう細かい演出は好きです。

・昼間のミュンヒハウゼン城
 かなり良かった!
 ずっと夜だから怖さがあるということもあるのですが、
 城からの眺めなど、本当にドイツの古城なんだなーという
 リアルな雰囲気が厚みを増して感じられました。

・ドイツ料理をつくりましょう
 こういうワイワイした場面も好み。
 ところで‥‥あれは実在する料理??
 スープで煮たのに具は取り出して食べるんですね‥‥
 ※どうやらポトフのようです

・破魔グッズ
 ‥‥よく分からないギャグその1
 どうせなら、しずかが完全装備してしまって、
 そういう意味で近寄りがたく「怖く」なるなら良かったかも。

・「※特殊カメラの映像」
 よく分からないギャグその2
 ドラえもんとしちゃ斬新でしたが‥‥いらん気が。

・張り巡らされた水路
 伏線として強調してあったにもかかわらず、
 いまいち消化できてなかったような?(私の理解不足かも)
 水の力で金貨が噴き出す原理が良くわからなかったのですが、
 城が寂れているからじゃなくて、宝の封印に関わっていたから
 泉や水路が枯れてたってことでしょうか。
 古城の水路に秘密があるというアイディア自体は興味深かったです。


「地底の国探検」(再放送)

「ゆうれい城」が個人的に微妙だったせいか、
正統派冒険モノとして、なかなか面白く感じられました。
本放送時はそれほど印象に残らなかったのですが‥‥
地底の国というより、古代遺跡探検だということは
(時代も移動してるし)やっぱり惜しい気がしました。

あとは「いやーよ、プン!」(ドラミ)に
すっかり違和感が無くなっていました。
ちょっと前の作品のようでも、今見てみると
だいぶ見方が変わってきているのかもしれません。

話の間のおまけアニメ(ブリッジパート)に
バッツさんとサルマさん(ゲストキャラ:メキシコっぽい村の住人)
が来たのはちょっとしたサプライズ。
時間も設定も無視の楽屋裏ネタではあるのですが、
こういう試みは面白いかもしれません。


「野比家が無重力」 →てんコミ32巻

しずかちゃん受難編。
いや、本来はそこまでじゃないはずなんですが、
しずか周りの描写にやけに力が入っていた気がします
個人的には今回のSPで一番面白かった話。

これも結構地味な話の部類に入るかと思うのですが、
何気ない部分の演出が上手くて飽きさせません。

以下、簡単に箇条書き。

・蹴飛ばされてふすまに突っ込んでも、
 ドラ焼きを奪われても怒らないドラ


・ふすまに大穴が開いたまま
 そのまま話が進むのが面白いなと思ってたら、
 あんな展開につながるとは

・無重力=即フワフワじゃなくて、
 動かさなければ止まったまま

 作用反作用の説明も合わせて、勉強になります。
 
 ‥‥あれ?のび太が家中を無重力にしたら、
 何もしてないのに1階の家具が浮いていたような?

・気絶したままくるくる回り続けるドラ(放置)
 →無言で背景のブツを指差すしずか
 こういうツッコミ不在のギャグは好きです。

・文字通り白くなるしずか
 「ドラえもん」としては珍しい作画表現だったが、
 気持ちは分かる。
 アレにまみれたのび太とドラが突っ込んで来る場面は
 本当にお気の毒としか言いようがないが、笑ってしまった。

・なにが、あった、ノ〜ゥ!?(ママ)
 発音が素晴らしかった。
 
・若田光一さん
 すみません、最初気がつきませんでした。


「ネズミが去るまであと4時間」(ネズミとばくだん)
   →てんコミ7巻

これも今回の期待作でした。
なかなか面白かったのですが、
もうちょっとイッちゃったらなお良かったかもなんて‥‥

‥‥そうすると、ゴールデンタイムには放送できないか

・年明けまであと4時間、ママはおせちと料理づくり
 コレはものすごくリアリティがある!
 家庭によっても違うのでしょうが、
 母親(的な立場の人)はこれくらいの時間は
 台所で格闘していることが多いのではないかと思います。
 
 ただ、その料理を並べたテーブルの上にネズミがいたのは‥‥
 しかもなんか齧られてるし。
 この料理、もうそのままじゃ食べられないよなあ。
 出現方法をもうちょっとどうにかできなかったものかと感じました。
 まあそれ以前に、暴走青猫ロボが台所を破壊することになるのですが。

・赤いレーザーガン乱射
 弾が出るタイプじゃないものの、
 おっとろしいまでの貫通力でした。
 焦げたドアにボコボコ穴が開いていくカベ‥‥
 アレは絶対ご近所にも当たっていると思うのですが、どうでしょうか。

・ドラの壊れ度72%(当社比)
 振り切ってくれると嬉しかったのですがあの辺が限界か。
 とりあえずギャグでは済まないくらい、
 レーザーを撃ちまくってくれたので良かったです。
 実際にこの作品で殺傷シーンはほとんど見た覚えがありませんが、
 あのドラなら跡形もなくなるまで撃ちまくるんじゃないかとか、
 そういう怖さは確かにあった。
 
・もぐら叩きならぬネズミ叩き
 あのネズミのおちょくりぶりはドラならずとも腹が立つかも。
 しかしネズミにしておくのは惜しいほどの高機動回避力!
 トゲ付きハンマァが良い感じでした。

・屋根裏、見えない恐怖と蝕む狂気
 乱射した穴から光が差し込んでいる様子や、
 どこからともなくきしむ音がするあたりがホラー風味。
 光がドラを取り囲むあたりは幻覚でしょうが、
 こういう雰囲気ももっと見てみたい気がします。

・「ネズミ年の地球なんかこなごなにしてやるんだ!」
 古今東西の物語、魔王的なキャラクターや最終兵器は数あれど、
 こんな理由で世界を滅ぼそうとするのは他にあるまい。

・ネズミ年は終わったよ
 ‥‥で正気に戻れるものなのかという気もしないでもないが、
 それまでの暴走ぶりを考えると何となく納得してしまう。
 ハナちょうちんつくって眠るドラと、
 夜を徹してネズミを探す野比親子の対比が良かったです。


「ブリッジアニメ」
大みそかSP恒例、楽屋裏っぽいパートですが
今回は「心に残るお話30中間発表会場からお送りする」
という形式でした。
かけ合いや演出は良かったのですが、
作画がいかんせん「‥‥」なことになっていたのががっかり。
首から下の繋がりとか目の形とかがちょっと‥‥
タキシードパパ&ドレスアップママなんて
もう見れないかもしれないのに!

レッドカーペットの上でラーメン食べてる小池さん
つまみ出されるところや、
「どんどん行ってみよ〜!」(パパ)
「どんど〜ん!」(ママ)
というノリはとても楽しかったです。


「あなたの心に残る話30 中間発表」

8歳以下 37%、
9〜15歳 45%
16歳以上 16%
と、いうのがノミネート投票の結果でした。
ここまでの総数は11283通ということなので、
16歳以上は約1805人でしょうか?
多いような、少ないような‥‥
(私もギリギリで投票しました)

9歳のところに引いてあるラインは
大山ドラ時代を覚えているかどうかで分けたのかな?
16歳のラインは良く分からないのですが‥‥
それ以上の年齢で観ている人はマニアというか、
そこそこ熱心なファン層ということでしょうか。

ノミネート全作品の詳細はテレビ朝日ドラえもん公式サイト
http://www.tv-asahi.co.jp/doraemon/contents/30year_list/90list/list.htmlにてご確認ください。
投票も出来ます。

略称でざっとまとめるとこんな感じの結果でした。

<8歳以下による票>
ジーンと感動、青い涙きこり、桃太郎、フー子
生まれ変わる日、海の王国ドラキュラもう一つの巨人伝
バイバイン、しずかとりもどせ、タイムマシンなくなった
ノビタマンハナちゃん、ロボ子が愛してる
アスレチックハウス、たてましブロック
のび太救出探検、ドラマチックガス、海賊大決戦
天井うらの宇宙戦争、まあまあ棒、人生やりなおし機
しずかちゃんへのプレゼントはのび太
恋するジャイアン、ちこくストップ大作戦
スーパージャイアン、スネ夫、美容院へ行く
ドラえもんとドラミちゃん、地底の国探検
(すべてわさドラ版だった…ハズ)


<9〜15歳>
ドラえもんだらけ、宇宙ガンファイター小さな大冒険
石ころの話、地平線、青い涙、ドラえもん未来に帰る、
ユーレイは出た、どくさいスイッチ、ドラえもんが重病に、
未来の国から、のび太と秘密のデート、
森は生きている、のび太に恋した精霊、ゴルゴンの首
悪魔のパスポート、おばあちゃんの思い出、
オオカミ一家、キャンディーなめて歌手、ドラミ三剣士
七夕の宇宙戦争、名探偵のび太、ロビンソンクルーソーセット、
人気スターが真っ黒け、未知とのそうぐう機、生まれ変わる日
(以上わさドラ版)

帰ってきたドラ(81年)、ロボット裁判所、
ミニドラと温泉エッグ、アリ軍団
(以上大山ドラ時代)


<16歳以上>
さらばキー坊、おばあちゃん、魔女っ子しずか
アンキパン、ジャイアンは天才少年、ノビタランド、
ゾウとおじさん、ためしにさようなら(04年)
帰ってきたドラ、45年後…、動物パワーでサバイバル
ロボット裁判所、ドラえもんに休日を(85年)
チュン太、ドラえもんの大予言、N・Sワッペン
好き、好き、好き!、赤いクツの思い出、
あべこべの星、人間機関車、あの窓にさようなら、
のろいのカメラ、20世紀のおとのさま、
ガンバレうらなりくん、トラえもん登場、のび太の結婚式?!
(以上大山ドラ版。その中でもさらにリメイク版かどうかは公式で要確認を)

しずかちゃんの心の秘密、ぼくの生まれた日、
のび太が育てたかぐや姫、ベロ相うらない
(以上わさドラ版)


このブログに感想があるものはリンクを貼っておきましたので、
何かの参考になれば。(わさドラ版05年7月〜不定期)
わさドラになってからはテレ朝公式にあらすじ(次回のお話)が
ありますので、そちらで確認も出来ます。

う〜ん、面白いくらいに世代ごとの特徴が出てますねえ。
8歳以下部門には感想ブログ(うちも含めて)で
ボロボロに批評されていた作品もチラホラ。
‥‥メインターゲット層には受けていたようで良かったです。

9歳〜15歳には感動的な話や
緊迫感のある話が人気のようです。
アリ軍団(99年)やロボット裁判所(00年)は
リアルタイムで観たっていうより、ビデオやDVDじゃなかろうか。

16歳以上は‥‥さすがにマニアックなのがありますね。
わさドラ版も4つ入っていて良かったです。
「ドラえもんに休日を」が85年版なのは…かなり納得。
私も当然この世代なのですが、
わさドラでリメイクされたものは記憶が上書きされてしまって
大山ドラ版をあんまり覚えていません‥‥
「なんじゃこりゃー!」だった話はしっかり覚えているのに‥‥
あ、「あべこべの星」はよく再放送されていたので鮮明です。
タケノコプタ〜」「どこだかドア〜」はインパクト絶大。

ノミネートされた中では
もう一つの緑の巨人伝
バイバイン
のび太が育てたかぐや姫
ベロ相うらないで大当たり!
ドラマチックガス
あたりが個人的おススメです。(覚えていない話が多すぎ…)

最終審査の投票規程がちょっとわかりにくいのですが、
自身の年齢にかかわり無く、挙がったもの全てから選んで投票できる
ということのようです。
一人一作品ということですが、
ノミネート段階で投票した人もまた入れていいのかな??

応募者の中から、30名様に1/2ドラえもんぬいぐるみプレゼントとのこと。
10年ほど前に出た「ドラえ本」によると、
1/2スケールでも大きいドラ縫いはン万円したはずなので
これはかなり太っ腹か!?

投票はハガキか、アニメドラえもん公式サイトからどうぞ。

 ◇

他には若田さんが宇宙ステーションから
星に願いを読んでくれるということなので、
そのメッセージを募集するという企画もありました。
(ちょっとコンセプトが分かりにくい…七夕とかなら分かるんだがなあ)

「新宇宙開拓史」の予告は
公式サイトで流れてるのと同じだったと思います。


余談ですが今回のSPのクロージング‥‥
「来年もドラえもんをよろしくお願いします!」(のびドラ)
がんばってねー」(観客、もちろんアニメの中で)
なんという自演‥‥でもちょっと面白かったです。



次回は1月9日(金)「のび左エ門の秘宝」
しずかやジャイスネの御先祖っぽい人達も出てくるなど、
オリジナル要素が多めに混ざるようです。
どことなく「アララ少年山賊団」を思い出すなあ‥‥


07年12月31日の大みそかドラの感想はこちら

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 4
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
映画(大長編)でもこれぐらいドラえもんが本気になれば、「ジャンボガン」や「ウルトラクラッシャー」なんかで、そのへんの敵なんてばっさばっさと倒しまくると思いますけど…あとそんなにネズミに対してトラウマがあるのなら、「タイムふろしき」で体と耳を元に戻し、ネズミの記憶を「メモリーディスク」で消しされば解決!なんじゃないでしょうか?(すいません。ドラえもんの話の都合上一番言ってはいけないことを言ってしまいました…あといろんな話にコメントを書いたので、迷惑になっていたらすいません!)
りっくん
2010/09/09 18:52
ドラの対ネズミ用武器は、本当に何で子守ロボットが所持できるんだというくらい凶悪ですよね……
ただ、この話に限らず、この手のツッコミは視聴者がテレビを観ながらやるのが楽しいのであって、作品内では実際に取り組まないで欲しいなと思います。
「オイオイ…」的なボケっぱなしのギャグがこの作品の魅力でもあるかと。
そのあたり、感想記事で適度にツッコミを入れることで、逆に作品に仕掛けられたネタや面白さを浮かび上がらせることができればいいなと考えています。

(※一連の私のコメントに対する返信は不要です。お気遣いありがとうございました!)
春巻き
2010/09/09 22:04

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
大みそかドラえもん「さらばネズミ年 来年はモ〜30周年だよスペシャル」感想 今をトキめかない/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる