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zoom RSS 映画ドラえ本「新・のび太の宇宙開拓史」公式ファンブック

<<   作成日時 : 2009/03/28 15:35   >>

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毎年恒例になりつつある
映画公式ファンブック。
‥‥やっぱり「帰ってきた『ぼく、ドラえもん』」
という印象が強い一冊なのですが。

画像映画ドラえ本「新・のび太の宇宙開拓史」公式ファンブック


付録として
「ドラ・チャミー・パオパオトリプルキーチェーン」
「コーヤコーヤ星おもしろ動物シール」
「オリジナル映画ポスター」
(リバーシブルで宇宙開拓年表)
がついています。


今回の主な記事は以下の通りでした。

・少年SF短編「ベソとこたつと宇宙船」掲載
 (「開拓史」の原型となるアイディアの作品)
・藤子・F・不二雄先生メッセージ再録
・映画「新開拓史」ストーリーダイジェスト
・「新開拓史」3つのタネ(構成要素)
 「ブリガドーン」「西部劇」「スーパーマン」解説
・映画キャラクター紹介&芸能人・声優陣コメント
・コーヤコーヤ不思議動物パーフェクトガイド
・主題歌「大切にするよ」作詞&歌唱柴崎コウさんインタビュー
・真保裕一さん(脚本)&腰繁男監督コメント
・「新開拓史」キャラ設定画&作画監督金子志津さんコメント
・1981年版映画「開拓史」ガイド&杉山佳寿子さんコメント
・美術設定画に見る映画の間取り大研究!

・若田光一さんコメント&国際宇宙ステーション紹介
・SF作家野尻抱介さん寄稿
・「新開拓史」タイアップ&新作ドラグッズ紹介
・テンガロハットバージョンソラえもん号写真記事
・藤子・F宇宙ツアーガイド(宇宙関連F作品紹介)

・ドラえもん検定2009
・テレビアニメドラえもん名作・傑作グラフィティ
・元チーフアシスタント田中道明さんインタビュー
 &フジコフジオ日記2009
・切通理作さん寄稿
・最新ドラ&F先生関連情報紹介
・「藤子・F・不二雄大全集」告知


★以下、本書記事についてバレ要素を多く含みます。
未読の方と映画未見の方はご注意ください。



個人的に興味深かったのは
「ブリガドーン」「西部劇」「スーパーマン」
の3要素について紐解く記事でしょうか。
これはF先生がアニメ版(フィルムコミック)「開拓史」
巻末に寄せたメッセージにおいて
「3つのタネ」として挙げられていたことによります。

記事そのものは比較的あっさりとしているのですが、
この3つの要素を改めて意識してみることで、
映画がより奥深く感じられる気がしました。
『のび太の1日後はロップルの24日後』とか
『スーパーマンが故郷に帰れたらヒーローで居られたか?』
のくだりがしみじみさせられるなあ…


全体的には、
「新開拓史」公式ファンブックという体裁ではあるものの、
F先生の作品群へのリスペクト(?)が感じられる構成です。

「ベソとこたつ〜」は「開拓史」へつながったという点で
再録するのはよく分かるのですが、
これが掲載された「こどもの光」という雑誌についてまで
軽くまとめられていたのはちょっと驚き。
「ドビンソン」や「コマーさる」ってここ掲載だっけ…忘れてた。

それに輪をかけてマニアックなのが、
「藤子・F・不二雄まんが探検隊・藤子・F宇宙ツアーガイド」
の企画記事。

さり気に「宙ポコ」「ミラ・クル・1」「ドビンソン」
「バウバウ大臣」「星の子ガン」「タップタップの冒険」
の一コマなんかも混ぜられているのですが、

これ全部読んだことのある人ってどんだけいるんだ!?

と思わずツッコミたくなることこの上ない。


と、いうことで裏読みすれば、
「藤子・F・不二雄大全集」に期待しろってことなんでしょーか!?
期待しちゃっていいのか、期待させてください、期待してもよろしいでしょうか…?


何か危険が危ないふいんき になりそうなので
閑話休題。

その他良かったのは、
やっぱり真保さん、腰監督、金子作画監督のコメントの部分。
‥‥ですが、年々スタッフインタビューが
少なくなっているのが寂しいです。

「のび恐竜2006」のファンブックの頃は
渡辺監督のコメントもたっぷりあったし、
音楽の沢田さん、美術監督の西田さんはもちろん、
果ては「渡辺・楠葉・増子ビッグ3座談会」なんてのもあったのに〜

ドラ関連総合情報や、F先生作品ガイドは
もちろん嬉しいです、ですが、
映画のファンブックならば映画スタッフのコメントとか
設定資料とかをもうちょっと見たいな…なんてのは
ゼイタクでしょうか‥‥
毎度しつこいですが楠葉総監督の仕事が見えてこないし…

イメージイラストや美術ボードも
去年以上に誌面から消えてしまいましたが、
のび太とロップルが畳の穴を通して手をつないでるイラストが
大きく掲載されたのは本当に嬉しい!
金子志津枝さんの手によるんじゃないかと思いますが、
これが水彩風で色使いが…雰囲気も含めてもう最高です!
こっちが付録ポスターだったらなあ…

とはいえ、
真保さんと腰監督のコメントは短いながらも
映画の理解を深めるのには役立ちます。

・ギラーミンとの対決は映画にすると少し弱いのではという意見が出た
 それによって盛り上げるもう一つの要素を考えた

・活劇だけでなく、観た後にジーンとする挿話がほしいと考えた
 →モリーナ親子へ

・ロップル父が原作に出て来ないのは、
 ロップルが男として頑張る姿を描いた物語だと捉えたのでそれは踏まえた

(以上真保さん)

・誰にとってもわかりやすい映画にすることを心がけた
・早撃ちシーンはリアリティより派手さを選択した
・のび太の部屋は意図的に狭くした→広い宇宙へ出ていくことの対比
・カーペットが再び敷かれることで、日常に戻ることを示す
(以上腰監督)

※どちらも本書p.72より要約

賛否を集めているらしいギラーミンの扱いが
ああいうことになった理由は…一応理解できました。
「活劇だけじゃなく」の部分も、ああなるほどという感じ。
個人的にはモリーナ関連は悪くないと思いますが、
ロップルやクレムとの別れではジーンとできないのかな…
という気もしないでもなかったり。
ただの畳に戻るシーンもあっという間だったような?

腰監督の側は視覚的な面から、直接ストーリーに現れない部分を
補うことを手がけられていたようです。
「誰にとってもわかりやすい映画」はすごく同意! さ、昨年はね…


ということで、あとは
アニメ版ドラえもん30周年の歴史をまとめた記事
(「心に残る話30」とのタイアップ?)や、
田中道明先生のインタビューと「フジコフジオ日記2009」も
とても楽しむことができました。
スタッフでギュウギュウ詰めの車を運転していて、
交番の前で「伏せて!」とか叫ぶ藤本先生って
‥‥いいなあ。

ドラえもん検定2009は、
87点でした。
解答の晴れ男の順番…間違ってないか?
そして私の世代は「ステノニコサウルス」でしたが…


紹介になっていない紹介でしたが、
「新開拓史」公式ファンブックについては以上です。

今年は劇場用パンフレットにしかないなんて資料は
ほとんど無かった(はず)ですので、
これ一冊で大丈夫だと思われます。
(パンフレットは表紙の豪華キラ加工に仰天させられましたが…)

コミカライズはスピンオフの
「のび太と星を流すクジラ」だけ…ですよね。


昨年と同様、この本は
「小学館スペシャル4月号」という
雑誌扱いのようですので、早めの入手をおススメいたします。
来年はもうちょっと安いと嬉しいな…


映画「新・のび太の宇宙開拓史」感想はこちら

映画番外編「のび太と星を流すクジラ」
(テレビアニメ版オリジナル)の感想はこちら


 ◇

書誌情報

小学館スペシャル(←雑誌名)4月号
映画ドラえ本「新・のび太の宇宙開拓史」公式ファンブック

小学館
2009年4月1日発行
雑誌コード 04713-4
定価 1400円

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