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zoom RSS ドラ映画「入場者プレゼント」を振り返る、そのろく (恐竜2006〜新開拓史)

<<   作成日時 : 2009/05/13 00:36   >>

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映画ドラえもんを劇場に観に行くともらえる
「入場者全員プレゼント」を振り返る企画の六回目。
今回は「恐竜2006」「新魔界」「緑の巨人伝」
そして最新映画「新開拓史」までをまとめたいと思います。

そのいち「日本誕生」〜「ドラビアンナイト」編はこちら
そのに「雲の王国」〜「夢幻三剣士」編はこちら
そのさん「創世日記」〜「ねじ巻き都市」編はこちら
そのよん「南海大冒険」〜「翼の勇者たち」編はこちら
そのご「ロボット王国」〜「ワンニャン時空伝」編はこちら
番外編・「前売り特典」をちょっとだけまとめる企画

 ◇

2006年
映画「のび太の恐竜2006」公開記念
『トコトコ★おさんぽドラ』


画像2006年映画「のび太の恐竜2006」公開記念『トコトコ★おさんぽドラ』


見やすくするために前に引っ張り出してありますが、
実際はピー助はドラえもんの真後ろに連結しています。

画像


ピー助とドラをつないでいる紐を引っ張ると
ねじが巻かれ、
ドラがトコトコ歩き出し、ピー助もそれにくっついていく……
と、いう動作になっています。

ドラの足元の車輪が微妙に左右非対称に回る(交互に前に出てくる)
ようになっていることで
本当に歩いているようなトコトコとした動きを実現させています。
ピー助にもちゃんと車がついているので
スムーズにあとをついていきます。

一応、マスコットとしてのチェーンがついていますが、
これは純粋におもちゃとしての完成度だけで十分でしょう!
本当に「トコトコ」と表現したくなるような
ドラの歩行が見事です。
ちゃんと、片足ずつ歩いているように
左右にぷりぷり揺れるのだよねえ。

造形についても、
リニューアルした「わさドラ」デザインを
しっかり再現しているなあと感じさせます。
ほっぺたの「むいっ」とした感じがそれっぽいでしょうか。
素材との相性の問題か、着色が部分的に滲んでいるのが
少し残念でした。(私のものがたまたまかもしれませんが)

また、バリエーションについては
この年よりついに色の違いは無くなり、
ドラえもんの表情(目)が
両目普通、ウインク(左目がニコ目)、両ニコ目、
の3種類のみとなりました。

プレゼント袋も、防護プチプチ入りとは言え、
透明なものに変わったため、
未開封のまま種類が判別できるようになったことも、
大きな変更点と言えるでしょう。
コンプリートがいくらかは容易になったかもしれません。

ただ、個人的にはたまには色違いも
あったら嬉しいなという気がしますが……


映画本編については、上でも述べたように、
声優陣や作画等がリニューアルして
最初の映画となっています。
04年の「ワンニャン時空伝」後、05年はお休みとなり、
一年越しの新映画でもありました。

内容については、このブログでも以前に感想記事を書いていますので、
よろしければそちらをご覧ください。

今思い出しても
ダイナミックな動き、日常の光景での芝居の細かさ、
夜明けとピー助誕生のシーン、
月の光と浜辺のシーンなどの美しさ、
そして「ボクノート」のかかるエンディングに
驚き、見入り、そして感動したことが蘇ります。

過去作のリメイクというのは
映画としてはこの年がはじめてだったのですが、
それでも「間違いなく新しいドラえもんの映画だ!」
ということを感じられました。
そうした感想は、今も変わりありません。

今年も、おそらく来年も、変わらずに続く
ドラえもん映画が無事バトンタッチを果たした
節目の作品であったとも言えるでしょうか。


 ◇

2007年
映画「のび太の新魔界大冒険」公開記念
『チンカラ☆ホーキドラ』


画像2007年映画「のび太の新魔界大冒険」公開記念『チンカラ☆ホーキドラ』


ホーキにまたがったドラえもんとネコ美夜子です。
ドラの頭の赤い帽子がねじになっており、
ここをひねると底部の車輪が回って、
ドラたちがゆっくりと右へ旋回しながら前進する…
という仕掛け。
ホウキの形がわざといびつになっているので、
これが右へ大回りしていく動きを生み出していると思われます。
車輪の動きも微妙に左右で違うかも?

とにかく、帽子がねじになっているという構造が面白いひと品。
さすがは映画本編の隠れたキーアイテム、伊達じゃありません。
スピードは出ませんが、「ホーキング」のイメージなので、
これくらいがのんびりしていて良いのかも?
ネコ美夜子のペンダントや、足の肉球まで再現されているなど、
造形もなかなか凝っています。
ドラの表情は少しおとなしめになってしまいましたが、
目の形やヒゲのつき方などを見るに、
一応「わさドラ」のデザインになっているようです。

種類は両目普通、ウインク(左目三本線つぶり)、両ニコ目で
やはり3種類。
また、この年よりチェーンではなく、
紐のストラップに変わりました。


映画については例によって、
以前書いた感想がありますのでそちらをご参照を。

ヒロイン美夜子の物語を掘り下げることで、
単なるリメイクではない、「新」ならではの味を付け加えています。
そこに比重が置かれた分、
ややあっさり目になった箇所もありましたが、
新たな魅力を感じられる作品に仕上がっていました。
個人的には、もうちょっとのび太の描写が多いと嬉しかったのですが。
満月一家を演じたのは全員芸能人だったというのは
今思うといろんな意味でスゴいことだったのかもしれません。

また、テレビアニメ版ではこの年から、
映画を補完するオリジナルのスピンオフストーリーが
放送されるようになりました。
07年「魔法使いのび太」ほか2編
 08年「もうひとつの緑の巨人伝」ほか1編
 09年「のび太と星を流すクジラ」
これらテレビ版では、映画本編では描ききれない日常を
拾い上げていて、合わせて2倍楽しめるようになっています。
映画と通常テレビアニメが別個ではなく
つながったものとして感じられるようになった
好企画だと思います。


 ◇

2008年
映画「のび太と緑の巨人伝」公開記念
『トコトコ!キー坊&ドラ』


画像2008年映画「のび太と緑の巨人伝」公開記念『トコトコ!キー坊&ドラ』


頭上の双葉を回すと
ドラがキー坊を前に抱えた姿勢で歩き出します。

画像


底面はこんな感じ。
キー坊の足は片足ずつ可動で、
内部の軸にぶら下がるようになっています。
ドラの足元は四角い車輪(+左右ずらし)になっているため、
トコトコぴょこぴょこした独特の歩行を生み出します。

キー坊に関しては、単に前に押し出しているだけなのですが、
ドラより微妙に高い位置にくっついているため、
振動で足がぷらぷらすることで、歩いているように見える……
というかなりのアイディアもの。

ドラの車輪が角ばっている故に、ブレーキがかかりやすく、
双葉ねじをいっぱいに回さないと歩いてくれませんが、
それ以外は実に良く考えられています。
「トコトコ★おさんぽドラ」と「チンカラ☆ホーキドラ」の
仕掛けを踏まえた上で、
さらに改良が加えられていることが分かります。

ドラの頭の上のねじをタケコプターではなく、
あえて双葉にしたこともウマい演出でした。
キー坊が下を向いて元気がなさそうに見える?のが
ちょっと残念。目のハイライトがあれば……
また、私の所持しているものだけかもしれませんが、
着色ヨゴレが少々見受けられます。

ドラの表情は、両目普通、ウインク(左目二本線つぶり)、両ニコ目
の3種類でした。


映画についての詳細はこちらの感想記事をご覧ください。

とにかく終盤の展開が分かりにくいということで
ファンの間でも賛否両論、活発な意見が交わされた作品でした。
私も物語のたたみ方については
未だに首をひねる部分があるのですが、
少なくとも「よく分からないけど別に良いや、ふーん」で
終わる映画で無かったことは確かです。

序盤の日常描写のあたたかみや、
緑の星の美しさはドラ映画史上でも屈指のものだと感じています。
なんだかんだ言って、
F先生没後のオリジナルの中では一番好きかもしれません。

 ◇

2009年
映画「新・のび太の宇宙開拓史」公開記念
『ビュンビュン!ヒーロー★ドラ』


画像2009年映画「新・のび太の宇宙開拓史」公開記念『ビュンビュン!ヒーロー★ドラ』


今春公開された最新映画の入場者プレゼントです。
さすがにまだお手元にお持ちの方も多いと思いますが……

画像


ドラの腹の部分に車輪が付いていて、
帽子は取り外すことができます。

歴代の入場者プレゼントの中にも
ミニカータイプのものはいくつかありましたが、
いずれもミニドラもしくはドラが「乗車」しているというもの。
満を持してのドラ様ご本人の走行が実現しました。

ところでこのスタイルは以前にも見たような……?
と思ったら、90年代に制作され活動していた
ソーラーカー「ソラえもん号」に似ていたのでした。
どうやら、これは偶然ではなく、
映画ドラえ本「新・のび太の宇宙開拓史」公式ファンブック
によりますと、
現在はテンガロンハットに赤マントの
「新開拓史」バージョンにて復活を果たしているとのことです。

入場者プレゼントが他の企画と連動するのは
98年の「ミニドラりん丸」以来実に11年ぶりのことだと思います。
電池を使用しないおもちゃということで、
エコつながりでもあるそうです。

さてさて肝心の仕掛けについて。
プルバック式のミニカータイプには違いないのですが、
今回はさすがに驚いた!

なんと、帽子を頭にのせることによって、
はじめて走り出す
という構造。
帽子がない状態で後ろに引き戻しても
ぴくりとも動きません。
そこでテンガロンハットをちょいとかぶせてみれば、
あら不思議、ぴゃーっと勢いよく走り出す!

その秘密は頭部内側に入れられた磁石。
帽子の裏面についている金属の突起を近づけることで、
磁石が浮き上がり、ストッパーが外れて走り出すようになっています。

磁石が浮き上がることが条件なので、
実は頭にのせるのは帽子じゃなくても
磁石につく金属なら何でも良い……?
と、いうことで実験してみたところ、
頭にゼムクリップをのせて走らせることに成功。
安全ピンでも絵的に面白い感じになりました。
せっかくの帽子は後ろに引きずって走っていきます。
さすがにこの記事にはもう貼れないので、(毎回重くてすみません)
よろしければこちらの画像リンクからその様子をどうぞ。

マヌケな改造(?)はさておき、
ストラップ紐もちゃんと帽子と本体をつなぐように通されているので、
帽子だけ失くすこともないように
キチンと配慮されています。
ぶら下げた時の重心もバッチリ!

ドラの表情は両目普通、ウインク(左目三本つぶり)、両ニコ目の
三種類でした。


映画については同じく先日書いた感想があるので、
詳しくはそちらもご覧ください。

全体的に考えても
隅々まで配慮されたバランスの良い作品だったと思います。
「良い」ゆえにもっとじっくり観たかった箇所もありましたが、
食事シーンは楽しそう&おいしそうな雰囲気が
かなり好みでした。


 ◇

というわけで、
水田わさびさんたちに声優陣が変更されたほか、
作画や一部スタッフも一新された後の、
いわゆる「わさドラ」映画の最新作までをまとめた今回。

これにて
映画「日本誕生」より「新開拓史」まで
実に六回もの長きにわたって
ドラえもん映画の入場者プレゼントの歴史を振り返ってきた企画も
ひとまずの最終回となります。

以下、形態の変化を簡単にまとめておきます。
★89年の「ミニドラ」〜98年の「ミニドラりん丸」までは
10種・10色カラー(通称「10色ドラ」)、
99年の「ミニドラ・シャトル」〜2004年の「びゅんびゅんジェットドラ」
は5〜8色(種類)、
そして06年以降は色違いはなく、
基本ドラの表情(目)の違いのみで3種類になっている。

★99年から06年まではマスコット機能を持たせるための
キーチェーンが付き、(除01、02年)
07年以後は紐ストラップの形式。

★89〜99年まではドラや乗り物は基本単色塗りだったが、
00年の「スライドラ・パズル」以降は
アニメに沿ったカラーで
ドラの顔等がフル彩色されるようになった。


その他、細かい変化は「そのいち」〜「そのろく」の各回をご参照ください。
また、89年〜04年に関しては、
映画ドラえもん25周年公式サイトにて
「入場者プレゼントヒストリー」という項目からも確認できます。


こうして振り返ってみると、
年を追うごとに次々に新しい仕掛けが考案され、
かつ造形やカラーリングもパワーアップしていることがわかります。
今年の「ビュンビュン!ヒーロー★ドラ」などは
本当に、タダで入場者(基本)全員にもらえるおもちゃとしては
破格のような気がしてきました。

構造も、応用や派生はありこそすれ、
過去と同じものはひとつもありません。
シリーズ玩具としてのバリエーションも
素晴らしいとしか言いようがないと感じます。
担当されている方のインタビュー記事のようなものを、
ぜひ読んでみたいのですが、過去にはあったのでしょうか?
(次の「映画ドラえ本」での特集を期待!)


ともあれ、来年のドラえもん映画と、
そして入場者プレゼントを、また楽しみにしたいと思います。


 ◇




実は「入場者プレゼント」以上に、ぷれみあむな「前売り特典」もあるのでした……

あともう一回だけ続いてしまいます?

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