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zoom RSS ドラえもん09年6月26日放送感想(のび太を愛した美少女)

<<   作成日時 : 2009/06/27 11:22   >>

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今をトキめく釘宮ボイスの
ドジっ娘美少女ロボットが降ってきた!
……いやいや、ホントに今回のドラえもんはそういう話。
でも、不自然なあざとさは感じさせない
仕上がりだった気がします。


のび太を愛した美少女 
 →アニメオリジナル(ただし部分的に元ネタっぽいのはアリ)


なんかスゴイ、とにかくスゴイ。
いつもの「ドラえもん」じゃない。
けれど「完全にドラえもんの世界とは別物」とも言えない。

これでもかってほど、
狙っているような要素がてんこもりなのに、
なんか許せちゃう、
むしろこれはこれで面白い気がする。

今回は、そんな感想になってしまうのではないかと思います。

コレ、下手にやったら
ツッコミどころ満載の批難ゴーゴーものだっただろうなあ。
あるいは要素をまとめきれずに
風呂敷からボロボロこぼしちゃうか。

映画「新魔界大冒険」で監督を務めた
寺本幸代さんが絵コンテと演出(吉野美紀さんと共同)を
されているのが、そのあたりの職人芸の秘密かもしれません。

以下、もうちょっと具体的な感想へ。
ネタバレが多く含まれますので、
これから見る方はご注意ください。



 ◇

・お26(ふろ)スペシャル
フロ関係ねー!
というか、前回が既におフロスペシャルだったし。
(しずかの露天風呂的な意味で)
さすがに看板に偽りありだと感じたのか、
本編が始まる前の「ごあいさつ」パートが
「626」のれんの下がる銭湯前からお送りする構成。
ターリネーナーがコーヒー牛乳持ってるのはいいとして、
音楽が……例のテーマ曲に似てるのが……
沢田完さんにわざわざ発注したのかなあ。

どうでもいいけど、テレビ欄の紹介文が
「ドラえもん26SP」

ってのはなんだろうと3秒ほど考えちゃったよ! 
せめて「お」を入れてくれ……


・ワルサーとゴンド(悪者二人組)
ゴンドは田中亮一さんだぁ……!(大山ドラでの「先生」役)
しかも山口勝平さんとコンビで、
田中さんの方が子分役だなんて、なんという豪華さ。
しかも普通に先生も出る話だったんだよなあ。
高木渉さんと合わせて先代・現代そろい踏みとは!

お約束の三流悪人ながら、
キャラデザもなかなかFっぽくて好印象。
なにかで似たキャラを見たような気もするのですが……
あの頭のせいでデンカしか浮かばなかった。


・22世紀の描き方
個人的には、あまり通常のドラえもんで
未来世界ネタをやらないで欲しいなと思っているのですが、
今回は基本は現代で展開される物語となっていたせいもあり、
それほど違和感の無い描き方になっていました。
エア・カーや港の光景にどことなく「21エモン」を
思い出させるものがあったので、
そのへんのデザインも意識されているのかもしれません。

ドラミがメモ帳というアナログ手段を使ってたのが
なんか良い意味で安心したなあ。


・釘宮理恵さん
初めて予告を見たときから「ひょっとして?」
と思っていたのですが、
本当にルリィ役が釘宮さんだったとは。
ツンデレ少女役のイメージが強い気がしますが、
それに限らなくとも演技力の高い方だということが
改めて良く分かりました。

・元ネタ色々?
うがった見方をしすぎだとは思いますが、
色々な話から引っぱってきているのかもと
感じさせられる部分が多かったです。

ベースは「ロボ子が愛してる」で、
それに「T・Pぼん」の「古代人太平洋を行く」のあのネタ、
それから「鉄人兵団」のリルルの要素(特にエピローグ)や
「海底鬼岩城」のバギー特攻なんかも微妙に混ざっているような
気もしないでもないなあ。

もっとも「爆弾抱えて〜」というのは
他の作品にもよくあるネタですし、
「弾切れ?」→「覗き込んで自爆」もお約束。
そもそも「ターミネーター4」の宣伝なんだか便乗なんだか
よく分からないあの人型ロボも元ネタと言えなくもないでしょうが。

それでも、「ドラえもん」という作品自体、
「先祖の元にロボットを送り込んで、過去を変える」
という物語であるため、
全体で見ればそれほど不自然な感じにはならないのかもしれません。
最初に述べたとおり、料理の仕方によっては
いろんな要素をまとめきれずに「なんじゃこりゃー!」に
なりかねない所を本当にうまく仕上げていると感じさせます。

逆に「ロボ子」や「ぼん」がベース(元ネタ)だからこそ、
異質になりすぎずにバランスを保てているのかも?


・守られない約束
「ロボ子」のピーナッツ投げ食いを
一応元にしていると思われますが、
笑っているようで傷ついているのび太の心が
上手く描かれていたと思います。
居るかもわからない青い鳥といつでも会えるのび太より、
有名スターを取る女の子たちもリアルで良い。

のび太自身がした「約束」を通して、
守られない約束の寂しさを再確認させるというのも
地味ながら良い演出だと感じました。

・ぼくと似てるな
今回個人的に一番良かったと感じたシーン。
「ドジでダメなやつの気持ちはぼくが一番知っているのにさ」
と語るのび太にはぐっと来ました。

「ドジっ娘お世話ロボット」などという、
一見狙いまくりの要素を投入しておいて、
それを野比のび太という
自他どころか日本中が認める「ドジ&ダメ」キャラクター
ならではの共感に持っていくという手法にはただただ拍手。

そうだよなあ、多目くんのときは舞い上がっちゃっていたけど、
基本的に彼は何をやっても思うようにできない辛さ悔しさを
誰よりも分かっているはずだよね、
と、今更ながら感じさせられます。

こういうゲストキャラとのび太との「共感」を描く話って、
今まであまり無かったんじゃなかろうか。


・青い鳥
「青い鳥」がルリィになぞらえてあるんだろうなというのは、
早い段階で分かりましたが、
それでも物語における良いアクセントになっていた気がします。

「青がイメージカラーの不良品ロボット」
という意味ではドラえもんも重ねてあったのかもしれません。


・小石は世界を救う
上でも述べましたが、「T・Pぼん」の
「古代人太平洋を行く」のネタが元でしょうか。
のび太が未来に関わる具体的な日時が定まっているあたりで、
「ひょっとして……?」と考えましたが、
まさか本当に小石が来るとは。

「ぼん」と同じく、そこまで含めて歴史の一部になっていますが、
「秘密を知ったからT・Pになれて、故に世界を救った」のと、
「ルリィが送られてきたからこそあの結末が必然になって、
故に世界を救った」
のとでは、後者の方がやるせない感じがします。

そもそもドラえもんが来なければ、鬼角弾がばら撒かれて
魔界星がやってきて鉄人兵団が攻め込んで恐竜が絶滅して日本が誕生しなくて地上は水没して宇宙にくりまんじゅうが投棄されることもなくって…
「それも歴史の一部」というのは便利だけど、
良く考えたらこの上なく恐ろしい理屈。


・ターリネーナー
予告の時点では、激しく嫌な予感をさせる語句でしたが
いざフタを開けてみれば……完全な一発ギャグとは。
部品が足りてないから、たーりーねーなーってのは……
そのまんまやないか。
しかし「まずいよ」とか言っているわりに
ワルサーもゴンドも「最終変形〜!」とノリノリである。


・その他
ちょっとした動きがなめらかでいいなとか、
夕焼けやプールの場面がいい雰囲気だなとか、
ジャイスネしずが遊びに来てくれるとこいいなとか、
なんでルリィB-0625なのか、0626でいいじゃんとか、
小池さんは博多にも遠征するんだなとか、
首をしめあげるとかドラとしては異色のバトルだなとか、
ルリィシリーズが返品されるくだりはドナドナ…じゃない、
悲しいけどリアルだなとか、
でもそれだったらドラえもんなんかとっくに返品されるレベルの
「不良品」なんじゃないかとか、
ああだから「生まれ変わる日」で修理されかけたのかとか、
それを言っちゃあおしまいだよ、なツッコミで申し訳ないとか、
それでもドラとルリィの共通点と違いみたいなのも
深読みしたら面白そうだなとか、
しかしのび太はなぜ人外にこうもモテるのかとか、
いろいろ。

同じ寺本監督が手がけた「天の川鉄道の夜」や「ドラマチックガス
に比べると、手放しで絶賛とまではいかないのかもしれませんが、
戸惑いつつも引き込まれて
最後まで見入ってしまうような完成度だったと思います。


<みんなでつくる30年後ののび太の町>
今週「中間発表」ということで、
あれ?と思っていたのですが、
やはり締切りが7月31日に延びたようです。

ついでに「My DORAEMON」というしゃべるロボットも
プレゼントに追加されるという豪華さ。

……ひょっとして応募少ないのかなあ。
でも、「大きいオトモダチが出しにくいふいんき」なんだよねえ。

それより「心に残るお話30」のDVDセット、
ついにジャケットができたんですね!
いいなあ、これ、一般販売しないのかなあ。
とネットの片隅でつぶやいておく。

さておき、
「どら焼き屋」に「ペットショップツチノコ」
出木杉くんの塾「出木学園」が30年後の町に追加。
それぞれショートコントアニメも見たいですねえ……
特に「出木学園」。
なんなんだあのデザインは。
しかも元のハガキには無いってことは
アニメスタッフのしわざでしょうか。

神成さんといい、ツチノコといい、
なんだかんだ言って、
マニアックなネタが仕込まれている方が採用率が高いようです。
純真な子どもたちにそれを期待するのは難しい気もするのですが。
だから大きいオトモダチを(略

ところで「どらやき」は「ドラやき」じゃないと
個人的に落ち着かない派なのですが、
最近はドラ関連各媒体でもひらがなになっていることが多くて残念です。
(本来はそれで正しい)
いいんだよ! 原作はきっとわざとドラえもんの「ドラ」にしてるんだよ!

 ◇

次回は7月3日「あべこべ惑星」(あべこべの星)
「タケノコプター」来たー!
ということは、大山ドラ版をもベースにしているのか?

女装…じゃないんだけど女装?の男キャラ連中が
いろいろと凄まじいことになっているようです。
出木杉は予想以上にピンク似あわないなあ。

ただのギャグ話ではなく、
ちょっとした冒険要素?もあるようなので期待。

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鳥になった美少女
 『ドラえもん』6月26日放送分(通算175回)は、「626」が“おふろ”に読めるということで、“1時間お26スペシャル”だという。それとはまったく関係ない「のび太を愛した美少女」が放送された。 ...続きを見る
銀河後悔日誌
2009/06/27 16:24

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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
おもろい
カかロット
2014/10/04 18:43
ルリィ様は、絶対に生きてるでしょう
又、出て来て下さい
jun0514dad
2016/06/02 02:04
ルリィは本当に良いキャラクターでしたね。
そのままの形で再登場というのは難しいかもしれませんが、ブリッジアニメやモブに紛れている形ででもまた会いたいなと思います。
春巻き(管理人)
2016/06/06 01:42
済みません、返信遅く為って、性格が良過ぎますよね(=勿論、自己犠牲拠り、少しでも愚の骨頂=其れ以前に僅かでも、駄目な所は、絶対無いじゃないですか)
復元光線、タイム風呂敷使えば、万が一、バラバラに為ったとしても、甦りますし
何時か、再登場して呉れると信じてます(=無論、其の儘の形で)
勿論、もう、二度とちょっとでも、己を犠牲に為る等々、絶対にしないで下さいと言いたいですよね
無論、ルリィさんシリーズが修理されたと明らかに為りましたし、尚更ですね
jun0514dad
2016/06/13 18:58
こんばんは。
ルリィにはたくさんの姉妹機もいましたね。
今度は周りの人を幸せにしながら、彼女達も幸せに暮らしてほしいと願います。
春巻き
2016/06/14 21:53
御早う御座居ます、済みません、御返信遅く為りました
全くですよね、静香ちゃんとの絡みが無い事も或りますし
絶対に再登場して呉れると信じてます
もう、二度とちょっとでも、己を犠牲に為る事等々、絶対に遣らないで下さいとルリィさんには勿論
ドラえもん君、のび太君、静香ちゃん、ジャイアン君、スネ夫君、其の他の凡ての自己犠牲的な性格の者に言いたいですね
jun0514dad
2016/06/18 11:28
今日派、済みません、昨日、書き込んだのですが
静香ちゃんとの絡みが無い事も或りますし
絶対に、何時か再登場して呉れると信じてます
勿論、もう二度と、己を犠牲に為る事等々、絶対に遣らないで下さい等々とルリィ様に限らず
ドラえもん君、のび太君、静香ちゃん、ジャイアン君、スネ夫君、其の他の凡ての自己犠牲者に言いたいですね
jun0514dad
2016/06/19 16:28

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