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zoom RSS ドラえもん09年6月19日放送感想(雨男はつらいよ)

<<   作成日時 : 2009/06/20 22:46   >>

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子どもの頃からここぞという時に雨ばかり、
マイナス8.5の強力雨男ことのび太のパパ。
彼はその偏りゆえに不遇な人生を歩んできたのか?
いや違う。彼は雨にも負けないまっすぐで強い心と、
かけがえのない家族を手にしているのだった……!


雨男はつらいよ →てんコミ34巻

22世紀の未来の道具を使って
雨男(女)・晴れ男という非科学的(?)なものを測定し、
その強大な影響力に、体を張って挑むのびドラ。
「すこし・ふしぎ」には違いないですが、
「ふしぎ」なのは、パパのその異様なまでの
雨雲を引き寄せる力の方なのかもしれないという
気がしないでもありません。

30分枠に延ばすほどの話ではなかったかもしれませんが、
とにかく一難去ってまた一難と言わんばかりに
ちょっと気を抜くとたちまち湧いてくる雨雲と、
社長の気難しさがうまく話に緊張感を出していた気がします。

真面目に考えたらいささかバカバカしくもある
のびドラの奮闘ぶりですが、
それもこれもパパを想う気持ちゆえというところが肝か。
原作ではどちらかというとギャグの方が表に出ていますが、
今回のアニメではその想いをしっかり受け止めた
パパのび助も描かれます。

当初の「こっそりフォロー」に対して
のび太が姿を見せてしまったことについては
賛否もあるでしょうが、
父の日に合わせた展開ということもあって、
個人的にはこういうのも爽やかで悪くないかもと感じました。

その他、個別感想。

・ターザンのお迎え
「あっめ、あっめ、ふれふれ、ターザンが〜
 着物でお迎えうれしいな〜」
(のび)
「ええ〜!?」(ドラ)
ご丁寧にイメージ映像つき。番傘なのがイイね!
しょうもない替え歌なのだけれど、
なぜかジワジワくるなあ。
こういうのびドラのトンチンカンな
ボケとツッコミ的やりとりが好きです。

・マイナス8.5の雨男
今回やっと「.5」の意味が分かった!
のび(-2)+ドラ(+1.5)+しずか(+9)
=で+8.5か! 気づくの遅すぎ……
これでようやくつりあいが取れるわけですね。

ジャイアンやしずかが去った途端に即座に垂れ込める雨雲の
スタンバイぶり
が素晴らしいです。
パパの雨男パワーがすごいのか、
ジャイしずの晴れ男(女)パワーがすごいのか、
実はどちらも裏返しにすぎないという見方も。

・課長さん
課長はこのあいだの「野比家の家計が大ピンチ!(月給騒動)
の時の人と同じデザインだというところに
うまいつながりを感じさせます。
ああやって、一緒に飲み屋をはしごしてた話があるおかげで
「雨男は接待ゴルフを遠慮した方が……」
という発言のキツさが緩和された、のかも。
ダイコンといい、近頃他の話とのつながりが
ちゃんと考えられているなあ。

・シャチョーさん
接待相手の社長はイヤーな感じがするほど
何が何でも雨を降らせるわけにはいかないという
盛り上がりを見せる構造。
『イヤなイヤな……にくまれ屋ポジション』でしょうね。
それでも「入れ!」とつぶやくあたりに
人間味を感じさせます。
ところで『最近ゴルフの時に雨が降る』って
実はこの人が雨男なんじゃ……いや、まあ梅雨時だけどさ。

・おフロすぺしゃる
6月26日が「お26」SPのようですが、
今回で十分「おフロスペシャル」だったような……
「露天風呂みたいで良いわー」って
それで良いのか、しずか!
そしてバスタオルはドコにあった?

・マイナス7の使い道
原作にあった「スネ夫→マイナス7」の設定を
こんな風に生かすとは!
呼んでもいないのにやって来て、
事態をややこしくするポジション。

うむ…まさにスネちゃま!
ドラの「なんとかしてくる」が
もっと物騒な「実力行使」でも面白かったかも。


・雨は嫌いじゃないんだ!
雨男ということで寂しい思いや悔しい思いを
したことも数多くあるはずなのに、
キッパリと言ってのけるのび助がカッコいい。

マイナス8.5を物語上の
「何とかすべき厄介なミッション」
としてだけではなく、
そんな「確率の偏り」を持つ人間の心情に迫るというのも
なかなか面白いアレンジだと思いました。
パパが爽やかすぎるという気もしないでもありませんが、
同じく不運に偏り気味の息子のび太が、
基本的には明るくのんびり構えていることを考えると、
納得がいくような気もします。
太陽には恵まれなくとも、彼には素敵な家族が居るのだから、ね。
(先日の「プロポーズ作戦」なんかも説得力を出しているかも)

・スタッフ関連
今回の話は脚本が「心にのこるお話30」で1位になった
ドラえもんが生まれ変わる日」を書かれた水野宗徳さん、
絵コンテが「新開拓史」監督の腰繁男さんという組み合わせでした。

水野さんはドラでは他に「ドラえもんの青い涙
ざぶとんにもたましいがある
を書かれています。
映画「おっぱいバレー」の原作小説も手がけられていますが、
どちらかというと構成作家の方がメインの仕事なのでしょうか?
先日、同じテレ朝の某バラエティ番組で名前をお見かけして
興味を持ったのですが、
アニメのお仕事はドラ以外ではそれほど多くないような様子……
OPでは「構成」としてクレジットされていますが、
これはアニメ的な「シリーズ構成」というよりは
一般番組の構成作家としての「構成」に近いのでしょうか。
知識が乏しいのでそのあたりの違いが良く分からないのですが、
「生まれ変わる日」や「ざぶとん」を見る限り、
原作やアニメの他の話もちゃんと読み込まれているのだろうな
ということも伝わってきます。
うーむ、一体どういうご縁でドラに携わることになったのだろうなあ。
いや、バラエティ系の人というと イヤーな記憶 が蘇るもんで……
今のところしっとり感動系が続いているので、
次回はもうちょっと違った話を見てみたい気がします。

そして腰監督については「新開拓史」を思い出す限りでは、
あまり独自の個性を前面に押し出す感じではなく、
細部の小道具や描写によって、直接語りにくい部分を
うまく支えていく手法なのかなと考えています。
今回も、突き抜けたアクはありませんでしたが、
それでいて退屈にはならず、良いバランスの画面だったかと。

ただ、演出の方や演出助手の方もいらっしゃったのですよね……
このあたりの分担がさっぱり分からない私は
制作スタッフについて語るには千と12年ばかり早かったようです。
が、作画も含めてそれぞれの方の個性をつかめると
作品がより楽しめる側面もあるようなので、
ぼちぼち勉強していければなと考えます。


 ◇

<みんなでつくる30年後ののび太の町>

今回も視聴者から寄せられたアイディアで、
未来の公園のイメージ。

「頭の良くなるすべり台」などもあったようですが、
取りあげられたのは
例えのび太でもスゴ技を繰り出すことの出来る
鉄棒というものでした。

……が、ショートコントとしては
ちょっとスベっていたかも。

とはいえ、近未来の素晴らしい装置を搭載したところで、
結局使う人間次第、という部分は
案外「ドラえもん」という作品の
主題に沿っているのかもしれません。

いや、あの短い時間でオチをつけるのは大変でしょうが、
地味に楽しみにしているコーナーですので、
次回に期待。

ただ、6月26日が「中間発表」で、
締め切りは6月30日ということなので、
そろそろこのコーナーも終わりかな?

※詳細はテレビ朝日ドラえもん公式サイトでご確認ください


 ◇

次回は6月26日
のび太を愛した美少女

前回も触れたとおり、公開中の映画「ターミネーター4」
とのコラボというか便乗ネタのようで。
予告を見る限り微妙に不安になってくるのですが、
寺本監督ならば……?
こ、こういう時スタッフに関する情報があると、
少しは気がまぎれるね! …やっぱり勉強しよう。

あの「美少女」の声は釘宮さんではないかという噂ですが、
なんか普通のアニメみたいで新鮮だなあ(問題発言)
ガラスケースに入った女の子が降って来るのも基本ですね!

ところで『覚え方はお・ふ・ろの日、「キャー!」(しず)』
って、
ええと、2月6日にも使ってたネタですよね……
いや、構わないんだけれど。
こういう謎ネタでしずかの風呂シーンをつけるとか、
力の入れどころが間違っている気もしないでもない。

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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
ちょいとばかし調べたら、演出・演出助手・作画監督は今回制作協力した動画工房の人たちのようです。

演出の松田てつあき(哲明)さんは元々アニメーターの方らしく、ポケモン(動画工房制作協力回)の動画をやっていて、途中から演出になったようです。

演出助手の松村樹里亜さんは今回制作進行も務めてました。演出家志望なのだと思います。

後、最後に個人的な話なんですが、作画監督の三輪修さんのドラえもんは可愛いと思います。
丸みと身体の太さ加減の他、ヒゲが他の作画監督の絵柄と違って白い所から青の所まで出てる長めな感じなんですが、それもバランスが良くて可愛く感じています。
「しずかちゃんが消えた!?」でちょっとドラえもんが可愛いぞ?と思っていたのですが、今回はっきりしました。個人的に三輪ドラは可愛い!と。

※今年1月23日放送の「半分の半分のまた半分」と「あの日あの時あのダルマ」が、『ドラえもん』での初作監みたいです。それ以前は原画や作監補佐もしてました。
納汲蜩
2009/06/21 00:49
途中から演出になったようです。→途中で演出家に転身したようです。

それ以前は原画や作監補佐もしてました。→それ以前にも〜

ちょっと間違えた所を修正…失礼しました。
納汲蜩
2009/06/21 00:54
今回も情報ありがとうございます。
この「ウェブリブログ」は現時点ではコメント投稿者自身による修正ができない困った仕様のようでして、お手数お掛けしまして申し訳ございません…

見直してみましたところ、確かにドラのヒゲがちょっと長めですね!
なんとなくネコっぽさが感じられて可愛い気がします。
それと、横から見た時の口の描き方(ドラに限らず)にも特徴があるような気がしたのですが、このへんも三輪さんの作風なのでしょうか。

まだまだ話の筋を追ってツッコむだけで精一杯なのですが、ちょっとずつ制作スタッフについても勉強していけたらと思います。
春巻き
2009/06/21 01:11
三輪と申しますm( )m
私の絵を気に入って頂けたみたいで嬉しいです!
これからも頑張っていきます
ありがとうございます。
dora
2009/07/03 00:00
三輪さん(doraさん?)はじめまして。
かなり拙い文章で申し訳ありませんが、ご覧いただきましてありがとうございます。

このブログでは、話の展開を追っていくだけで精一杯という感想記事になってしまっておりますが、毎回の作画もとても楽しみにしている要素です。
上のコメント欄でも述べましたが、それぞれの方々の画の持ち味をちょっとずつ掴んでいって、さらに今の「ドラえもん」を面白く観ることができるようになりたいと思っています。
春巻き
2009/07/04 02:33
コメント返して下さりありがとうございます。
コメント欄に書き込みした後、本当の作監の三輪が書き込みしてるか証拠がないので、いたずらのようにも見えてしまい、やっぱりやめておけばよかったかなと思っておりましたm(__)m
今は小人の話しと、ムクの話しを作っております。8月くらいに放送になるでしょうか。頑張ります!
dora
2009/07/09 15:31
新作の情報ありがとうございます。
放送をとても楽しみに待ちたいと思います!
春巻き
2009/07/11 14:41

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