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zoom RSS ドラえもん09年7月24日放送感想(海に入らず海底を散歩する方法&真夏に冬がやってきた)

<<   作成日時 : 2009/07/25 17:23   >>

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迫り来る太陽、干上がった川、
吹き上げられていく木々、そして建物。
自らの罪の重さに苛まれながら、
独り取り残された町を駆けるのび太だったが、
その姿も赫く膨れあがった光球に呑まれ
ゆっくりと消え行こうとしていた…

なにこのお子様向けアニメの皮をかぶった
世界終末スペクタクル映像は。


いやいや、期待通りというか
それ以上だった「地球最期(後)の日」の描写には大満足!
これで二本立て(30分枠÷2)の
時間でしかないのだというから
素晴らしいことこの上ありません。
もちろんサザエのつぼ焼き的な意味で
一本目も良かったですよ?


A 海に入らず海底を散歩する方法 →てんコミ19巻

<あらすじ>
例によって仲間はずれにされたのび太は、
四丈半島の海に出かけたスネ夫たちをうらやましがるが、
泳げないため、「海に入らずに海底を散歩したい」と
無茶苦茶を言い出した。
ドラはそんなのび太に「水よけロープ」を出し、
スネ夫たちと同じ島に出かける。

泳ぐことなしに、うらやましくなる様な
海の楽しさを描く名作です。

・暑〜い〜
傍らにアイスのカップとペットボトルを置いて
うなぎよろしくバタバタとうちわで扇ぐのび太。
襟を引っぱって風を送ってるのが細かくていいなあ

・ち〜っともうらやましい!
「中身は見なくてもわかってる」→即座に封を開ける
「誰が読んでやるもんか!」→スネマネで朗読、しかも激似。
「そんなとこ誘われたって…行く!」
「くうだらない、そんなもんちっとも…食べたい!」
ある意味単純というか、素直でよろしい。

・神様仏様ドラえもん様!
ドラえもんって力いっぱい抱きついたら
やっぱり転がっちゃうんだ…丸いもんなあ。

・シャワーヘッドホースで水をかけるのび太
ちょっとガンマンぽい構え方で格好良かった。
射撃の要領でピンポイント消火とかも出来るんだろうか。

・海に入らず海底を散歩する方法
海にあいた穴を上から見るとあんな感じになるんだなあ。
ところでスネ夫たちのダイビングや
サザエの対比にはなってるけど、
クルージングには対抗できてはいないような。

・華麗なる泳ぎの写真(偽造)
アニメで見ると良く分かるが、
海底の穴の中で飛び上がった瞬間を撮影しても、
水中での肌の色合いとか水の質感が出ないはず…
バレるんじゃないかとは言ってはいけないんだろうか。

・サザエがゴロゴロしてる、アワビもあるよ
※地元漁協の許可を得て撮影しています
……とか表示されちゃったらどうしようと思うも、
普通においしく頂いていて安心というか残念というか。
食べている様子はすごくおいしそうな表情だったのだけど、
肝心のサザエの描き方があっさりしていたのが惜しい。

・海中鬼ごっこ
海上で二つの穴がぐるぐる移動しているのは
異様な光景でしたが、伏線にもなっています。
斜面を下っていくにつれて
ちゃんと背景が暗くなったり魚の種類が変わっているのも細かく、
キャッキャウフフとしてるのびドラも可愛らしい。

・「おフランスせい」の舟
原作と比べてほんのちょっとした一ひねりなのですが、
「雑誌が取材に来ていた」という展開を加えることで、
「自慢のクルーザーが…折り紙舟に…トホホ」
という感じが引き立っていたと思います。
「おフランスせい」の文字はやはりのび太が書いたんだろうか。
明らかに事前に聞いていた話と違うのに、
シャッターを切りまくるカメラマンが妙に気になる。


B 真夏に冬がやってきた
 →原題「気まぐれカレンダー」てんコミ41巻

<あらすじ>
設定した日付に気候を変えることができ、
周囲の人もそれに合わせてくれるという
「気まぐれカレンダー」を出したドラ。
調子にのってやたらと夏や冬にして遊ぶのび太だったが、
突然日付が変わらなくなり、
異様な暑さと揺れが襲いはじめる……

記事冒頭のアオリはこちらのお話。
前半はチョーシにのりまくるのび太を描き、
後半は本当に「夜7時のお茶の間に流すには浮きまくりな
世界終末アニメ
」な感じでとても良かったです。


・夏服→冬服→夏服
話の特性上、お着替えが多いので作画は大変だったかと
思われますが、視聴者としては嬉しい限り。
のび太の服はドラのベッド(押入れ)の下の段にあることが
判明しました。
しかし小学5年生くらいで自分の服を1年分管理しているのは
何気にしっかりしているんじゃないかと思います。
ということはオレンジや赤の服はのび太の趣味……? 
似合ってるから良いんだけど。

・2月3日→12月25日
ママが鬼のお面を用意して、
おやつに豆を食べてるのがいいなあ。
そういえば「ドラえもん」で節分ネタって無かった…かな?
アニメオリジナルで見てみたい気もします。
すっかりその気になってクリスマスプレゼントを
買いにいく玉子さんですが、
コートにマフラー、ブーツ姿が新鮮でした。
ところで「どらやきクエストX」のセリフが削られてて残念。
今やらずにいつやるネタなんだよ!

・今日はプールに行こうと思ったのに急に冬になっちゃって…
マテ、そこで何か疑問を持たないのか、しずか。
というのはさておき、一本目に引き続き
のび太は誘われないという展開が重なります。
スネ夫の場合は意地悪というか「お約束」ですが、
しずかも誘わないというのはどういう意味を持つのか。
自分だけ泳げないのは寂しい、
でも、誘われないのも寂しい、という
なかなか扱いに困る少年ではありますが。
そのへんが来年の映画「人魚大海戦」で描かれたら良いなあと
妄想してしまいますが、期待しすぎないべきか……

・ジャイスネめいわく・のび太はウキウキ
 ようやっと厚着になったジャイスネが「あちー!」
 →のび太はプールバッグを振り回して「やっほー!」
 →「クーッ!冬にしてやるぅー!」
 →「冷たーい!」と凍りつくジャイスネ
のコンボには笑わされました。
プールバッグをぶんぶん振り回すのって、
子ども時代に一度はやるよねえ?
しかも帰りにはズルズル引きずっているのが良い。
こういうちょっとした描写が好きです。

・地球最期の日
お気楽ギャグから一転、トラウマものの恐怖映像に!
のび太が調子にのってしっぺ返しを食らう、というのは
ある種悪い意味でテンプレ化してたころと同じ
「お約束」の構造ではあるのですが、
ここまでやってしまえばグゥの音も出ません。
マンガ版はわりと淡々としているので、
今回のアニメでは太陽が迫ってくる描写を
のび太の夢物語」ばりの怖さで見たいと思っていたので、
本当に感動感激しました。

「この原作ならこのへんをもうちょっと見たいなあ」
と期待した通りに毎回仕上がってくるとは限らないのですが、
(最近はそのあたりわりと正直に感想を述べているつもりです)
昨年春のリニューアル以降は的確に打ち返してくれる率が
上がっていると感じています。

まったくもって偉そうで申し訳ないのですが、
原作つきアニメ、原作を知っているアニメを観る場合において
そのあたりは視聴者にとって重要な問題なんじゃないかな、
という気がします。
なんかハブられてるような気がするけど、
「ドラえもん」だってアニメ雑誌に載るような普通のアニメと一緒だ!
とか主張してみる。
そして人によっては十分萌えアニメ

さておき、肝心の終末描写。
画面は太陽の熱気で白くけむり、揺れ、
アスファルトは溶けつき、ドアノブは熱くて持てない。
乱れた部屋にしずかの姿は無く、
開け放たれた窓にカーテンがはためいている。

怖い、怖い、怖いよ、凄いよ!

崩れゆき、太陽に吸い込まれていく町を
土手の上から見るのび太のカットなどは
正直、トリハダものでした。

画像


切れる電線や倒れる鉄塔、舞い上がっていく車など、
文明社会が文字通り終焉を迎える様は
本当にこんな時間のアニメでなにやってんだという感じ。

そして最後はこのカット。

チャンネルを回してて、「これ本当にドラえもんか……?」
と思った人、いるんじゃないかなあ。


・4月1日
「季節を変える道具って
科学的に考えるとヤバいんじゃないの?」
という意地悪なツッコミを逆手に取った話だと思います。
しかしウソオチ。
まあ22世紀にはなんとか対応する方法があるのでしょうか。
もしかすると「災難訓練機」と同じように
使用者と周囲のイメージに作用する道具なのかもしれません。
しかしのび郎おじさんまであっかんべーとは
ノリノリである。

 ◇

<みんなでつくる30年後ののび太の町>
正直、驚いた。
二本立てで、見所たっぷりで楽しんだ挙句、
ミニコーナーの時間まで残っていたとは!

しかしながら今回の作品紹介は……ちょいビミョー
いや、音楽が燃料(排気も?)の車は素敵なんだけど、
ショーの場面が浮いてたし絵柄もちょっと……
本当に惜しいなあ。

締め切りは今月いっぱいですが、
締め後も紹介は続くのでしょうか。
それとも30周年企画第三弾とか……?

今のところ「出木学園」のインパクトが最強すぎる。


 ◇

次回は7月31日「だから、ユーレイは出た
タイトルからして「しかしユーレイはでた!」を
意識しているようですが、
おそらくはアニメオリジナルでしょうか。
少し「つめあわせオバケ」っぽい要素も感じましたが、
どうなるか。

オリキャラ少年少女たちに不安…いや期待。

オバケにオバQが混ざってたらもうそれでいいや。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
いつも楽しくブログを拝見しております。

今回のドラ、季節カレンダーの話はほんとに凄かったですね!実況のアナウンサーも太陽に吸い込まれて「さようなら〜」ですし。(カメラマンとかは吸い込まれなかったのかな笑)
どことなくどくさいスイッチ的な恐さがありました。こういう話、大好きです。

ところで、大全集が発売されましたね!店頭に平積みになっていて、しかも既に売り切れに近い感じでした(^^)やはりファンの方は多いですね。
ドラ第一話で「ヘリトンボ」になってたのには驚きました
イセルーマ
2009/07/25 17:52
イセルーマさんこんにちは。
今回は一段と長くなってしまいましたが、ご覧いただけまして幸いです。

太陽に吸い込まれていく描写は迫力ありましたね。カメラマンはきっと、プロ根性でギリギリまで踏ん張っていたのだと思います。
どくさいスイッチものび太が暗い中ひとりで風呂に入っているシーンが印象的でした。のび太にはちょっと気の毒な感じもしますが、私も心理的怖さのある話が好きなので、今回は本当に面白かったです!

F全集は予約してあるのですが、取りにいくのは明日になりそうです。
「ヘリトンボ」の表記も楽しみにしたいと思います。
春巻き
2009/07/25 20:23
お返事ありがとうございます。

わさドラの魅力の一つはなんと言ってもこのシリアスさですよね。原作の「コマは止まる。」っていうセリフは結構恐くてしっかり頭に残っているんですが、アニメでも実際にドラえもんがコマを廻していて更にリアルな恐さが増してました。スタッフの人も多分そこは恐かったんでしょう笑

クライマックスの太陽をバックにした画は、SF短編の「マイ・シェルター」の最後らへんの核にやられた人達を彷彿とさせる感じで、一瞬ゾッとしました。F先生が根本に持ってられる恐さがたまにドラえもんに出ているんだなあと改めて思いました。

全集は、楽しみですね(^^)ちなみに僕はまだ全巻予約するかどうか悩んでます…本屋に聞いたら途中からでも良いらしいので、もう少しじっくり考えようと思います。
イセルーマ
2009/07/25 23:55
コマの例えは分かりやすくて、しかも怖さの感じられる本当に優れた表現だと思います。
太陽に吸い込まれていくのび太の画にもゾッとするものを感じました…

全集に関しては嬉しいですし楽しみですが、やはり金額や収録作品などによって悩む部分もあるだろうなという気がします。
どうしても各サイトで話題になっていると焦ってしまうところもあるのですが、じっくり考えた上での方が望ましいようにも思えます。実は私も丸1ヶ月近く悩んだ上での予約でした…
このブログで全集の感想や紹介記事を書く場合は、なるべくネタバレの旨をはっきりさせるようにしたいと思います。
春巻き
2009/07/26 22:27

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