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zoom RSS ドラえもん09年9月18日放送感想(大あばれ!のび太の赤ちゃん)

<<   作成日時 : 2009/09/19 19:12   >>

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のび太としずかの赤ちゃんは二人の愛情で立派に成長して、
新たな世界へと旅立って行きました…というお話。
いや、間違ってないって、ホント。


大あばれ! のび太の赤ちゃん 
 →原題 「人間製造機」てんコミ8巻


原作の「人間」の赤ちゃんをつくる機械という点、
そしてその赤ちゃんをあっという間に
「材料」に戻してしまうという展開が制約を受けてしまうのか、
そのあたりは「架空動物」、
「自らの意志で宇宙に旅立つ」という形式に変更されていました。

しかしこれはこれで、
そうした表現がNGであり動かせないという大前提においては
そこまで不自然ではなく、
「できないことを削っていく」マイナス方式というほどでもなく、
想像以上にうまくアレンジされていたのではないかなと思います。

ですが、それはある意味スタートラインに過ぎなくて、
そこから、一つのアニメとして面白いものに
仕上げていければなお良いのでしょうが、
それほどのレベルに至っていたかというと…
ちょっと厳しいかなあという気もしました。

いや、決して出来が悪いわけでもなく、
作画とか動きとかアングルとかそういう画面的なものは
むしろ驚くほど良かったのですが、
個人的に「悪くなかった」からこそ「もうちょっと」と
期待しすぎてしまったのかもしれません。

淡々と恐怖感を演出していく方向もあっただろうし、
ギャグで緩和しつつほのぼのした雰囲気に持っていくことも
できたかもしれないし、
あるいはもうちょっと(悪い意味でなく)感動しっとり系に
盛り上げること可能だったのでは、
という気がする中で、
ちょっとばかり、中途半端というか
どれでも無い感じになってしまっているように思えました。

本当に、ハードル上げすぎて申し訳ないのですが、
「この話はどういう系統を目指して作られたんだろう?」
という疑問を持ってしまうのが少し残念だったところ。

いやあ、いつぞやのアレやコレに比べれば
十分楽しかったのですが。

ここのところうるさいこと述べすぎだなと反省しつつ
細かい場面の感想へ。


・動き、芝居、アングル
上でも述べましたが、今回は「おっ」と思わせる
カットがとても多かったように思えます。
前半は想像以上に原作どおりだったので、
ともすれば「なぞってるだけ」になりかねないところを
画面の面白さが補って余りある感じでした。

中でも、
「ドラえもんのケチぃ〜!」
と、のび太の手のアップからカメラが引きつつ、ぐるり一周して
「ケチで結構です」と、
野比家の全景が映るほどまで下がって
さっさか歩いていくドラえもんが描かれるくだりとか、
レシピの紙を裏返した時のぴらっと波打つ感じや、
製作過程でムダに粉まみれになるのび太とか、
ちょっとした描写が本当に見ていて飽きさせず、楽しいものに。


・材料はあなたの身の回りにあるもので大丈夫です
「ドラゴンのつくり方。必要な材料。
 まず、木星の衛星、タイタンの石を」
ウソをつけウソを!! どんな「身の回り」だ。
なんとなくゲームの「アトリエ」シリーズを思い出しました。
「賢者の石」とか「エリキシル剤」並みにキツそうなレシピだ…

※タイタンは土星の衛星ですがのび太は「木星」と読んでいました


・未来デパートです!
謎本かなにかで
「『新世界デパート』は販売中止の危険商品を誤配したから
 その後原作に出てこない=廃業に追い込まれた」
という(トンデモ)説を読んだ気がするのですが、
フツーに「未来デパート」でしたね…今後もしらっと登場し続けるのか。
のび太が突き飛ばされる描写が
「これ、死んでるだろ」という勢いだったのも印象的。


・しずかちゃんも一緒につくらない?
「何を?」「…赤ちゃん!」
残ってて良かった。(たぶん)
本人に全く自覚のないセクハラ発言ですが、
二回目の「ぼくたちの赤ちゃん」の方は
あまりの何気なさで逆に見ているほうが動揺する感じに。
これが単なる風味付けじゃなくて、
伏線になっているのはなるほどというところ。


・あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ーっ!!(絶望)
マンガなんかによくある「あ」に濁点をつけた叫び。
これを現実に再現するとしたら、
扇風機に向かってしゃべるあれが近いんだろうなとは
思っていましたが、それをアニメでやるとは。
もしかしたら他の作品で既にある表現かもしれませんが、
新鮮で妙にツボに入りました。


・「そうか、持ってかなかったんだ、うんうん」
笑顔で固まってる時間が長すぎ。
そして「なんだってーっ!」の叫びと共に
家が昔の某サザエハウス化する様は
ベタですが結構好きな感じかも。


・どんな機械もあっという間にポンコツにするハンマー!
…どう考えても自分がぶっ叩かれるフラグな道具名です。
これでドラえもんは10回近くボコられていましたが、
その後も動作に異常がないようなのは、
元々ポンコツなものには効果が(略


・「赤ちゃんがいるから」
「そんなのしずかちゃんに任せとけって」

ジャイアンがまるで若夫婦の家に邪魔しに来たみたいで
笑わされました。
超能力には突っ込んでも、
のびしずが赤ん坊の面倒を見ていることは
不思議に思わないのか……
げっぷの必要性を知っているしずか>エリさまで、
のび太がちゃんとミルクを作れていることも
良く考えたら凄いのかも。


・ライオン仮面だって「本」に含まれます
フニャコ先生は地元の作家なので、
図書館もきっと方針を持って収集しているのでしょう。

…というのはさておき、
図書館の本を全て読み終えたら、
おのずから悟り、宇宙へと旅立っていくという
その展開自体はありだと思います。
が、直前まで「ゲシシシシ」言っていたのに
「もうこの世界から学ぶ事はありません」と語りだしたのは
少し唐突だった気も。
時間的にも仕方ないとは思うのですが。

椎名高志先生の「パンドラ」という作品にあったのですが、
世界に関する知識には良いことも悪いことも沢山あるわけで、
本を読んで知識を得たことが暴走につながらなかったのは
幸運なのか、あるいはのび太としずかのおかげなのか。
「この広い宇宙にはきっとどこかにぼくと同じ能力をもった生物が」
という語る心情も深そうなので、
もうちょっとその辺りを丁寧に見たかった気もしました。


その他は箇条書きにて。

・スネ夫ヘアーにジャストフィットする船
・危険なものを堂々と放置していくドラ、これ鉄板。
・分解された材料が核に集まっていくところカッコいい
・「架空生物をつくる装置」なら需要あるかもと思わせるので、
 かなり自然で良いアイディア。
・テレパシーとテレキネシスを間違えたスタッフは
 絶賛発売中のF全集版「エスパー魔美」を読んでくるように
・「もっと簡単な材料で作れるもの」
 人間とは言っていないが、ある意味原作より扱いが…
・しずかには「ゆりかごのうた」を歌って欲しかったなあ
・翌日の図書館職員涙目、というか気の毒すぎる
・ミュータンが本の山の上に座り、光が差し込む画が凄く良い
・「使用人のお二人」…笑ったが、ドラは?
・キー坊やピー助、ピロンなど、のび太が生み出した生命は多いが、
 「日常の中の非日常」であり続けるために
 どうしてもさよならしなくちゃならないのがこの作品の宿命

 ◇

<「人魚大海戦」の見どころ紹介>
正式なコーナー名も良くわからないどころか、
背景が真っ白という状態に
激しく先行きが不安なのですが……
(公式サイトには「映画ドラえもんを楽しみまショー」という題がありました)

さておき
予告編は既に公開されているものと同じだったので、
新たな情報と言えば
自称宣伝部長の「ハリ坊」が飯塚雅弓さんであることと、
顔がふくれる特技を持つことが分かったくらいでしょうか。

ハリ坊は本編にどう関わるのかも気になりますが、
意外と出てこなかったりする可能性もありそうで怖い。

個人的には、ちまちまネタバレをされるよりは、
ちょっとだけ映画に絡んだショートコントアニメを
放送してくれる方が嬉しいのですが。
世界の海をめぐってお宝探し、でも毎回ハズレ、とかどうでしょう?
それなんてマスターモスキートン'99


 ◇

次回は10月16日の放送と一ヶ月近くあと。
「野比家が巨大迷路に!?」(ホームメイロ)と
「虹のビオレッタ」

どこまで行っても部屋が続くループの怖さと
ジャイ子のマンガの画風がどのように
表現されるかに注目です。

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