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zoom RSS 「ドラえもんぴあ」がスゴイ!

<<   作成日時 : 2009/11/23 23:03   >>

驚いた ブログ気持玉 7 / トラックバック 0 / コメント 0

(09年11月23日加筆済)
テレビ朝日版アニメ「ドラえもん」
30周年を記念して発売された、
「ドラえもんぴあ」。
この本が個人的にすごい一冊だと感じました。

画像・ぴあMOOK「TVアニメ30周年 ドラえもんぴあ」



オモテ表紙の一部拡大がこれ。

画像・「ドラえもんぴあ」表表紙拡大・わさドラ版



裏表紙の一部拡大がこれ。

画像・「ドラえもんぴあ」裏表紙拡大・大山ドラ版



同じポーズでわさドラ・大山ドラが対になっています。
すごいよ! ドラ焼きまでデザイン違うよ!!

※この二枚では単なる色違いですが、
違うカットでは生地の厚みや焼きの比率がちゃんと区別されています。


その他、ポケットや鈴の大きさや、比率、
もちろん表情や体型などなど、
今更ながら両者のデザインの違いを再確認させられます。

ただ単に、「2005年にリニューアルしたんだよ」、
という事実を「資料」としてはさみ込むのではなく、
あえて表と裏で対になるようにした、という装丁のセンスに
ただただ感涙です。

もう、某TSUTA○Aでレジに並んでいる間に
裏表、裏表、ウラオモテと何回もぱたぱた裏返しちゃうくらい。
多分、ハタから見ると非常に怪しい客だったと思います。

断絶したものではなく、
ひとつのテレビシリーズとしての30年を感じさせられました。


内容についても、
この表表紙、裏表紙が象徴しているでしょうか。

「心に残るお話30」の各話紹介をベースに、
まさに「アニメドラえもんクロニクル」という感じで、
全64ページと薄めですが、読み応えは十分でした。
(書誌情報は文末にあります)


主な記事は以下のようになります。

※以下「大山ドラ」と記述する場合は
1979〜2005年のテレビ朝日「ドラえもん」を、
「わさドラ」と記述する場合は2005〜現在の「ドラ」を指します。


・1979−2005スタッフコメント
 (芝山努、別紙壮一、浦上靖夫、中村英一、
 富永貞義、渡辺歩) ※敬称略

・大山ドラキャラクター表(一部)
・わさドラキャラクター表(一部)

・「ドラQパーマン」特番時のキャラクター表(一部)

・大山ドラ「うそつきかがみ」「桃太郎印きびだんご」
 「石ころぼうし」等の道具設定とゲストキャラ設定資料

・映画「のび太と翼の勇者たち」セル画

・シンエイ動画スタッフ作成の
 ドラ×2&ドラミフィギュア写真

・各ボイスキャストコメント(1979〜2005)
 (大山のぶ代、小原乃梨子、野村道子、たてかべ和也、
 肝付兼太、よこざわけい子) ※敬称略
 (背景に大山ドラの各キャラクター画と4ポーズ画)

・TVアニメ30周年記念グッズ紹介
・「みんなが選んだ心に残るお話30」DVD商品概要
・「ドラえもんタイムマシンBOX1979」DVD商品概要

・みんなが選んだ心に残るお話30各話紹介
 (あらすじ、該当話の写真1〜3枚、
 放送日・脚本・絵コンテ・演出・作画監督の基本データ、
 バージョン違いがある場合その写真一枚と基本データ)

 各1エピソードにつき1ページの構成、
 バージョン違いは同ページ内「COLUMN」枠内にて紹介

※あらすじではオチまで記述されている場合もあり、
 未見の場合は注意が必要。


・各ボイスキャストコメント(2005〜NOW)
 (水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、
 木村昂、関智一、千秋) ※敬称略
 (背景にわさドラの各キャラクター画と4ポーズ画)

・ドラえもんオープニング絵コンテ
 1979年4月2日〜1981年9月25日バージョン
 (8ページ、福冨博監督・シャボン玉&風船OP)

・ドラえもんオープニング絵コンテ
 2009年5月1日〜9月18日?バージョン
 (6ページ、渡辺歩監督・ユラユラ絵本調129.3キロおんぶOP

・2006−NOWスタッフコメント
 (楠葉宏三、善聡一郎、田中章喜、沢田完) 
 ※敬称略


さらに特別付録として
オリジナル携帯ストラップが付きます。

画像・「ドラえもんぴあ」付録オリジナル携帯ストラップ表

↑画像クリックで裏面が見れます。

もちろんこのストラップも
わさドラ・大山ドラのリバーシブル仕様!

体型の違いは周囲の銀色の枠?でカバーされています。
なんという職人芸!?

 ◇

「心に残るお話30」の各話紹介がメインの一冊ではありますが、
スタッフコメントや前・現声優陣コメント、
そしてオープニング絵コンテも見逃せません。

全ページフルカラーということを
最大限に生かした豊富なデザイン画や写真、
そして絵コンテの色合いまで鮮明に再現されています。
(絵コンテのページだけ紙が違う配慮!)

風船・シャボン玉OPは
大山ドラでも特に人気のOPのようですが、
それも納得の完成度。
橋の下をくぐり抜ける描写や照り返しなど、
絵コンテ自体が一つの作品のように
シンプルでそれでいてピタッと決まっています。

現OP(ユラユラ絵本風)では対照的に
渡辺監督の指定がもしゃもしゃと
豪快に書き込まれているのですが、
それもまた味があります。

「夢をかなえてドラえもん」歌詞については
 ドアイプにても
 (↑こう聞こえる)
 遠い国って歌ってるんだろうけど… 

などという記述があり、
確かに…?などと頷いてしまったり。

監督が「カレーライス」ではなく
「ライスカレー」派であることも判明しました。

……いや、絵の方も素晴らしいですよ、本当に。

はい!テレビ朝日です」で
この絵コンテやイメージボードをチラッと見てから
良いなあ〜と思い続けていたので、
こうして全貌を見ることができてとても嬉しく思います。

 ◇

他の記事も短めながら興味深く、
スタッフコメントも、声優コメントも
わさドラ・大山ドラで対になっていて
徹底した編集方針がうかがえます。

渡辺歩監督は大山ドラスタッフのページにいるけど、
わさドラの方が良いんじゃないのかな?とか、
富永貞義さんがF先生に「同じ絵描きだからいいよね」と
サインをもらい損ねたという話とか、
肝付兼太さんがF先生から聞いたブラックホールの話とか、
大原さんが「さようならドラえもん」を演じた時の話とか、
千秋さんの漢気?あふれる硬派?なメッセージとか、
スタッフコメントの背景に薄く印刷してあるひみつ道具が
ちゃんと大山ドラ・わさドラデザイン区別してある!とか、
「オープニング絵コンテ」のページの表紙イラストも
「紙に向かって鉛筆を持っている大山ドラ・わさドラ」
になってるよ、もうすごいよすごいよ細かいよ!
だったりと、

すみずみまで凝っていて楽しむことができます。

惜しいのは、
「ドラえもんぴあ」というロゴが
両方「ニコ目」の「ド」ラえもんになっていることですが……

わざわざ裏表紙にもロゴが入れられてるということは、
当初は裏は「黒点目」の旧ロゴにする予定でいたけど、
差し替えミスとか?
旧ロゴが権利上使えないということは…無いんじゃないかなあ?

その他、基本スタッフ以外のデータも
あったら嬉しかったなということや、
せめて絵コンテは誰の手によるものかくらい
クレジットして欲しかったなとか、
せっかく「ドラQパーマン」のキャラ表があるのに
写真ちっちゃいよ、ちっちゃいよ!だとか、
「七夕の宇宙戦争」はあらすじでオチばらしちゃダメだろ
など、
残念なところもあるにはありますが、
全体としては
テレビ朝日版アニメ「ドラえもん」
30年の歴史を感じさせる
良質な一冊に仕上がっているのではないかと思います。

「心に残るお話30」には
個人的に「……?」という話も無くはないのですが、
そういう部分も含めて、アニメ版の「歴史」かなという気もします。
DVDの方では最大3バージョン収録されているので、
同じ原作をそれぞれの時代、スタッフが
どのように料理してきたかが楽しめるかもしれません。

「お話30」DVDをボックスで購入した方にとっては
「そのまんま」すぎる部分があるのも否めませんが、
紙媒体で気軽にめくって作品を振り返れるのは
ひとつの利点でしょうか。

個人的には、アニメ30周年を記念して、
こうした本が発売されるというだけで、
感慨深いものがありました。


 ◇

★本書で取り上げられている
「心に残るお話30」の各話は以下の通り。

※このブログに感想があるもの(わさドラ版)は
リンクを貼ってありますが、ネタバレしておりますのでご注意ください

1 ドラえもんが生まれ変わる日(07年・アニメオリジナル)
2 おばあちゃんの思い出(79年/86年・06年)
3 帰ってきたドラえもん(81年/09年)
4 走れのび太! ロボット裁判所(00年・アニメオリジナル)
5 台風のフー子(07年/79年)
6 地底の国探検(07年/93年)
7 きこりの泉(05年/87年)
8 ぼくの生まれた日(08年/79年)
9 ドラえもんの青い涙(08年・アニメオリジナル)
10 バイバイン(08年/79年)
11 ドラえもんが重病に?(07年/90年)
12 もうひとつの”緑の巨人伝”(08年・アニメオリジナル)
13 さよならハナちゃん(08年/83年)
14 のび太の結婚式!?(81年)
15 ドラえもんVSドラキュラ(08年・アニメオリジナル)
16 ドラえもんだらけ(05年/91年)
17 テストにアンキパン(79年/92年・05年)
18 キャンディーなめて歌手になろう(06年/79年)
19 のび太に恋した精霊(08年/81年)
20 しかしユーレイは出た!(08年/85年)
21 あべこべの星(92年/09年
22 ベロ相うらないで大当たり!(08年/79年)
23 宇宙ガンファイターのび太(08年・アニメオリジナル/87年) 
24 むりやりアスレチック・ハウス(07年/79年)
25 眠る海の王国(08年・アニメオリジナル)
26 七夕の宇宙戦争(08年・アニメオリジナル/91年)
27 行け! ノビタマン(06年/81年・87年)
28 ドラえもんに休日を(85年/05年・08年)
29 ゾウとおじさん(80年/07年)
30 どくさいスイッチ(05年/79年・95年)

※「ドラえもんみんなが選んだ心に残るお話30」DVDの収録順序とは異なります


 ◇

<書誌情報>

ぴあMOOK
「TVアニメ30周年 ドラえもんぴあ」

ぴあ株式会社
(編集 小林美姫
 デザイン 斎木弘士/石塚弘介
 執筆 浅野智哉)

2009年11月20日発行
本文64P 280mm×213mm

ISBN:978-4-8356-1290-4
雑誌64367-90
定価 840円


☆ぴあBOOK SHOP特設ページはこちら
http://piabook.com/shop/contents1/doraemon.aspx
(09年11月23日表示確認)

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