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zoom RSS ドラえもん10年3月19日放送感想(町内突破大作戦&「新開拓史」&ゆめの町ノビタランド)

<<   作成日時 : 2010/03/21 06:13   >>

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恒例の前年映画「新開拓史」TV放送に加えて、
通常版新作「町内突破大作戦」、
そしてテレビ朝日版第一話「ゆめの町 ノビタランド」を放送したSP。
のび太捕獲のために恐ろしい組織力をみせる、
ある種ユメの様なまち……! って、あれ?


「ありがとう!30周年
今夜かぎりの春のドラえもん祭」として
実に3時間ものスペシャルとなった今回。

映画版のテレビ放送だけでなく、
大山ドラ版「ノビタランド」、そして
新作の「町内突破大作戦」まで観ることができました。

「町内突破」と「ノビタランド」で
一応、ダブル「町もの」なのは狙ったのでしょうか。
前者は夢は夢でも悪夢という感じでしたが。

 ◇

町内突破大作戦 →てんコミ42巻


<あらすじ>
早く帰って部屋を片付ける約束だったのに、
宿題を忘れて居残りをさせられたのび太。
先生の制止を振り切って家路を急ぐも、
投げ返したボールが神成さんの盆栽を割ってしまった!
その場から逃げ出したのび太に対し、
「し名てはい書」を出して、まち中の子どもたちに
のび太捕獲を命ずるジャイアン。
まち中が敵だらけの絶体絶命の状況において、
果たしてのび太は家に帰りつけるのだろうか!?


タイトルが「大作戦」なのはダテじゃありません。
これでもかというほど敵だらけのご町内を、
慎重に、大胆に、一手ずつ読みながら突破していく!
(良く考えたら)ばかばかしいまでの緊迫感が見どころです。

以下、具体的な場面について。


・怒りMAX玉子さん
のび太の部屋のぶっ散らかりようが凄まじいです。
ゴミ箱や電気スタンド、イスまでもが倒れていたので、
元々散らかっていたところに、
学校へ行く前に何か探しものでもしたんじゃないでしょうか。

しかしドラはこの惨状を放置して、ドラ焼き買いに行ってたんですね。
おまいさんはこの部屋でドラ焼きを食べるつもりだったのか、と。
ドラには押入れというプライベートルームがありますが、
一人で昼寝したりマンガ読んだりもしてるし、
一応、二人の共用スペースではないのでしょうか。
のび太の部屋の管理ということについては、
どういう扱いになってるのでしょうか。良く考えたら謎です。

ママが大量の買い物をしてきた後というのも
実にリアルで細かいなという印象。
重いものを運んできた後の人間は気が立ってることが多いです、
のび太は覚えておくように。


・し名手はい のび太をつかまえたものにマンガ10さつ
ジャイアン手描きと思しき指名手配ポスターがいかしてます。
そうそう!のび太の髪と輪郭のバランスって難しいんだよね。
妹は将来を期待されるマンガ家の卵ですが、
兄にはあまりその系統のセンスがないのでしょうか。
性格的に苦手そうでもあります。

さておき、たちまちまち中に広がる指名手配。
いつも背景(モブ)でおなじみの
女の子たちも「マンガ10冊」に目を輝かしております。
一応、逃げたのび太が悪いという大義名分があるのですが、
だんだんとジャイアンたちの「手段」が「目的」になってきています。

・まち中が敵だらけ!
っていうか子ども多すぎ。
少子化もなんのそのです。
マンガ10冊と言えば大きいですからね。みんな必死です。

ドラはナビゲート用のヘッドセットを装着し、
映画監督のような延び縮みするイスに陣取りました。
しかしタワレコのコラボの時も感じましたが、
耳はそこでいいのか。

緊張感たっぷりに指示を出している最中も
部屋は散らかったまま、というのが良いです。


・神成さんと盆栽とのび太
すっかり野比のび太捕獲大作戦と化してしまいましたが、
元はと言えば、神成さんとのび太の問題のはず。
今回のアニメ化ではそこらへんをフォローする形で
オリジナル要素が付け加えられていました。

 「弁償とかそんなもんはどうでもいい!
  お前がこそこそ逃げたりするから怒っとるんだ!」
至極正論です。こうやって言ってくれる大人がいるのは
のび太にとっても素晴らしいこと。

素直に謝ったのび太を許す神成さんですが、
サッカーボールで転んでしまった後遺症で、
まともに歩けそうにありません。
しかし盆栽をコンクールに出品しなければならないとのこと。
かくしてのび太が代わりに届けるため、
町内突破大作戦が継続されます。


・続・町内突破大作戦
野比のび太捕獲陣営のほうは、
マンガ10冊にさらにゲームソフト5本が追加されます。
これは欲しい。
そして自分が払わされること決定通告に泣くスネ夫。
にも関わらず、率先してのび太探しに協力します。
これは怒りをのび太にぶつける気なのか、
あるいは自分が捕まえれば出費はゼロだからなのか。
しかしスネ夫は得しないじゃない。裏切ればいいのに。

さておき、盆栽を抱えて移動をはじめるのび太でしたが、
捕獲部隊の機動力のアップに更なる苦戦を強いられます。
それもそのはず、自転車を投入してくるとは。
その発想は無かった!

逃亡劇の合間にも
のび太が急所を打ち付けたり、
しずかの風呂を(結果的に)のぞいたりと飽きさせません。
「のび太さんのエッチ!」って久しぶりに聞いた気がするよ。
というか風呂場の窓全開で風呂に入る方も入る方ですが。

強風に飛ばされるダンボールの中に入って移動、とか
ドラが偽の「のび太発見」の声を上げて撹乱、など
「大作戦」に相応しいかけひきも見事でした。
自転車が逆に小回りを利かなくさせているのでしょうね。
公民館は高台にある設定だし。


・作戦終了……?
間一髪盆栽コンクール会場に駆け込むも、
のび太がつまずいて宙を舞う盆栽。
それを「がっし」と受け止める謎の手が。

その間に取り押さえられるのび太。
ついに逮捕の瞬間です。
「神成さんにはちゃんと謝ったよ!」(のび)
うるせえ、そんなことはどうでもいいんだよ」(ジャイ)
うわ言っちゃったよこのひと。いや分かってたけど。

そこに先ほどのナイスキャッチの人物こと
ジャイアンの母ちゃんが登場。
総司令官が連行されてしまったので、
のび太捕獲大作戦はなし崩し的に終了します。
そもそも、神成さんへの謝罪も終わっていますしね。

やれやれとひと息つくドラ、
神成さんに報告も済ませ、
わさドラお得意の「ひたすら美しい夕日」で
イイハナシダナー化させたように見せておきながら、
帰宅したのび太を待ち受けていたのは、ママと先生!
「ドラえもん」ってのはやっぱりこういう話です。

テーブルの上にくりまんじゅうが置いてあるのが
相変わらずスキのない画面づくりでした。

 ◇

面白さも、若干微妙な部分も含めて、
丁度いい具合にまとまっていた話だったと思います。

映画「新開拓史」や「大山ドラ」を目当てに
久しぶりに観たという方に、
「通常営業のわさドラ」をアピールする
良い機会になっていたら嬉しいのですが。


 ◇

映画「ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史」

昨年のカウントダウンアイキャッチがまさかの再登場で、
「映画まであと2分」などという
斬新なことをやってのけていました。

さておき、2009年公開の映画、
「新開拓史」がテレビで初登場!

「完全ノーカット」と謳っていたような気がしますが……
やっぱりエンディングは
見事なまでにずんばらりんに切られてました。
もうイントロが始まったところでずばばッと。

……OPがカットされなかっただけでも良かったです。
パパとママが変身するところ(パパの絵描き姿)は
何回観てもイイです!


さておき、本編について。
こちらは、昨年の映画公開時に
感想記事を書いているので詳しくはそちらをご覧ください。

 →映画ドラえもん「新・のび太の宇宙開拓史」感想!

「もうひとつの宇宙開拓史」(モリーナがらみ)は
要らないとまでは言いませんが……
のび太とギラーミンの対決、
あるいはのび太とロップルの物語を食ってしまってたのがなあ。

脚本の真保さんと言えば、美夜子さんの時(新魔界)も
同じような現象が発生してたような。

あくまで個人的好みの問題ではありますが。

とはいえ、食事シーンも遊びシーンもあって、
物語も分かりやすく、
映像は美しく、
ロップルも櫻井智さんの安心の演技で、
すみずみまでバランスよく仕上げられた作品だったと思います。


 ◇

ゆめの町 ノビタランド 
 →てんコミ3巻 原題「ゆめの町、ノビタランド」

テレビ朝日版アニメ「ドラえもん」の第一話の再放送。
どうせならアニメ30周年の昨年に
やれば良かったんじゃないかなという気もしますが、
まあ、その辺は「おとなのじじょお」が盛りだくさんなのでしょう。

撒き餌的になるのは微妙ですが、
たまには再放送も良いのではないかと思います。

以下、本編について。

・OP
クレジット部分も含めて
カットせずに放送したのは嬉しかったです。
動かない一枚絵でも、
それぞれのドラのポーズと衣装に味があって
飽きさせません。

・家の中でローラースケート
怒られるのも当たりまえです。
しかし外で、のびのび滑れる場所があるか
というのも難しいのは確か。
このあたりは現代でも変わらずに通じるものがあります。

ドラも止めるどころか「上手いぞ!」と
一緒になって遊んでいるのが印象的でした。
こういうのびドラの関係が好きです。


・ポラロイドインスタントミニチュア製造カメラ
「お湯をかけて3秒待つ」「じゃー」
原作ではお湯は必要ありませんでしたが、
いかにも「インスタント」な間が出て良い感じのアレンジ。
しかしお湯はわざわざ家から持ってきたのでしょうか。
準備良すぎです。

・「でも信号機や横断歩道はつくらないんだ」(のび太)
車の心配なく、のびのびと遊べる町のために。
さりげなく、深いセリフでした。

・ガリバートンネル
ガリバートンネルの描写カッコいい!
本当はそんなに長いはずはないのですが、
これから何が起こるんだという期待感を盛り上げてくれます。
薄暗さと赤紫の背景が美しい。


・ゆめの町、ノビタランド
ウエストサイドストーリーのポーズも印象に残りますが、
なによりうらやましいのが「ゆめの町」の描写の数々。

ラジコンにブティック、バッティングセンターにゲームセンター、
そしてのびのびとローラースケートができる町。
ボールやブーメランを投げても
ガラスを割って怒られる心配がありません。
おお、一本目(町内突破大作戦)とつながった!?

そんなノビタランドに終結をもたらしたのが
ママのホウキ。
後に宇宙人や土木作業ロボットの頭脳をも掃き出す
必殺武器です。

結局、小さいまちゆえの問題もあることがわかり、
土地を作り出す事はできないという
原作どおりのオチで終了。

本編のあとにはアイキャッチで
「落とす」ための間が設けられていたのが新鮮でした。

今の時期は「映画まで○週間(公開中)」の
アイキャッチが流れているけど
普段からあっても良いんじゃないかなあ?


・音楽、演技など
もしかすると再放送や映像化のために
手が加えられたバージョンだったかもしれませんが、
音楽がのちのものとほとんど同じで、
既に完成されていたことに驚きました。
のび太の部屋のデザインなども
あまり変わっていなかったように思えます。
逆に気づいたのですが、大山ドラとわさドラ(というか原作)とで
机の位置が違っていたのですね。
いままでそういうものだと思ってあまり意識しておりませんでした。

演技についてはのびドラが揃って少し低めの声、
ドラは少し舌足らずな感じが愛嬌あります。
のび太はなんだか凛々しい感じだなあ。
おそらくここから後1年以内に
演技もかたまっていくのでしょうが。

 ◇

全体的に動きが良く、イキイキとしていて
のびドラの関係やノリも含めて
意外なほどいまのアニメドラと近いような印象を受けました。
……怒られるような発言かもしれませんが、
もっと違うかと思っていたので。

あくまで個人的感想ということで申し訳ありません。

この話で演出と絵コンテを担当していた
西牧秀夫さんが、
1981年の映画「宇宙開拓史」で
監督を務められていたということも、
今回のスペシャルに合わせての
選択だったのかもしれません。


 ◇


次回は3月26日、
2008年4月25日に放送された
「僕の生まれた日」の再放送を行うようです。

本放送当時録画に失敗してしまったので、
嬉しいことこの上ありません。

わさドラの再放送というと、
ドラえもんが生まれ変わる日」を大幅カットしたという
嫌な過去が蘇りますが、
今回は尺は同じ……だよ……ね……
そこは信じたいものです。

「パワーアップ」と称して
わさドラにテコ入れが入った(らしい)節目の作品でもあります。
楠葉総監督も絵コンテに参加していたとのこと、
大原さんはもちろん松本さん、三石さんの演技にも期待!

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コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
「完全ノーカット」とか謳っていたような気がしますが……
やっぱりウソでしたね☆
↑ウソというより「本編ノーカット」って意味ではないでしょうか?
kn
2010/03/21 06:18
本編はちゃんとノーカットだったのでウソではないと思いますよ一応^^;
kn
2010/03/21 06:19
申し訳ありません。
ちょっと表現がキツかったようです。
ドラえもんに限らずとも映画のEDはカットされるのが常のようですが、いつもに比べて「ノーカット」を強調していたので、ひょっとしたら……と期待してしまいました。
ドラ映画の場合、エンディングが後日談になっていることもあるので、個人的にはカットしないで頂けたら嬉しいなと思います……
春巻き
2010/03/21 13:05
わさドラと第一話はたしかに近い感じはしました。

大山さんのドラえもんの声は、90年代前半の低い枯れた声が好きだったなぁ。2000年代は声が高くなって、90年代の声に戻らないかなぁと思ってました。

第一話を観て、ドラえもんの音楽はやっばり菊地さんがいいなぁと思った。


とら
2010/03/21 20:28
こんばんは。
大山さんの演技(声)は確かに時期によって少しずつ変わっている気がしますね。
やはり長く務められたゆえのことなのでしょう。

菊池さんの音楽も久しぶりに聴きましたが、独特の曲調でドラ世界を盛り上げていて、やはり素敵だなと感じました。
春巻き
2010/03/21 20:59
久々のしずちゃんの入浴シーンがでましたね^^
最近話題の、東京都の「非実在青少年云々…」に抵抗して敢えてこの時期にシーンを入れているかのようにも思えました。
イセルーマ
2010/03/23 10:47
こんにちは。
窓を開けてのあまりの堂々とした入浴シーンには、さすがにびっくりしました。
いろいろ問題もあるかもしれませんが、個人的にはお約束の場面として残って欲しい気がします。
春巻き
2010/03/24 22:34
エンディングまであってのドラ映画だけに残念ですね。
宇宙開拓史は昔からほんとにすきな映画です。
うちのサイトにもぜひいらしてくださいませ。

mkd(ピンポイントplus)
URL
2010/03/26 16:56
「宇宙開拓史」は面白いですよね!
ブログのほうも拝見させていただきましたが、原作と81年版の違いが分かりやすく、なるほどと思いました。
また機会があれば81年版も観てみたいと思います。
春巻き
2010/03/28 15:21

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