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zoom RSS 「人魚大海戦」関連本紹介!(映画ドラえ本&コミック版「人魚大海戦」&Quick Japan88号ほか

<<   作成日時 : 2010/03/30 01:45   >>

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新作映画の公開されるこの季節は、
まさに年に一度のドラえもん祭り!
グッズや関連書籍が目白押しですが、
劇場販売のパンフレットや
岡田康則先生のコミック版「人魚大海戦」も
要チェックです。


以下、私が入手できたものについて、
ざっと紹介をしたいと思います。


※映画「人魚大海戦」の感想はこちらの記事へ。

 ◇

「映画ストーリー
ドラえもん のび太の人魚大海戦」


映画ストーリードラえもん のび太の人魚大海戦


  藤子・F・不二雄プロ
    原作:藤子・F・不二雄
    まんが:岡田康則
    シナリオ:真保裕一
  2010年3月11日初版第1刷発行
  小学館
  定価:本体457円+税
  ISBN:978-4-09-141030-6


岡田康則先生による
コミック版「人魚大海戦」。

映画版と同じく真保裕一さんの脚本をもとに
執筆されているはずなのですが……
映画版よりわかりやすい&面白い!?

関連本の中でも個人的にオススメです。
と、いうかコミック版を読まないと
良くわからない設定も多いかもしれません。

詳しくはこちらの映画「人魚大海戦」感想記事を参照ですが、
人魚の剣の設定や、
ソフィアの「帰る場所」といった物語の主軸が
映画版よりつかみやすくなっています。

おそらくは楠葉監督が映画化にあたって
「わかりやすく」するためにカット(アレンジ)した部分が
そのまま残っているか、
あるいは岡田先生独自の解釈で
フォローや描写を加えているため(おそらく両方)で、
一冊のマンガとしても
とても楽しめる作品に仕上がっているように感じます。

しずかやドラミの性格が
わさドラ版をさらに誇張したようになっているなど、
好みが分かれる部分もあるかもしれませんが、
面白く読むことができました。

「おれのへそっ!輝け〜!!」
→「ピカッ」(ライトを照らすハリ坊)
のような場面のつなぎ方や、
クライマックスの戦闘シーンの盛り上げや構図が
実に上手いなあという印象です。

「タコは町にいる…かもしれん。
 そうだ正月によくいる…
という、混乱したおまわりさんのセリフに爆笑。

 ◇

劇場販売パンフレット
「映画ドラえもん のび太の人魚大海戦」


劇場販売パンフレット「映画ドラえもん のび太の人魚大海戦」

  2010年3月6日発行
  東宝株式会社出版・商品事業室
  定価500円(税込)


「ドラえもん」に限らずとも、
劇場公開作品の多くについて製作され、
販売されているパンフレット。
……ではありますが、
今年のドラパンフ「も」スゴイ!

まずレジで渡されてびっくり。
30周年記念歴代ドラコスプレ&人魚イラスト付きの
限定袋に入れられている!

さらに取り出して感動。
今年も表紙がキラ加工!

パラパラめくって仰天。
付録シール!
ペーパークラフト×2種!
オリジナルメッセージカード!
そして金子志津枝さんイラストポスター!
しかも裏面は30作メモリアル柄のリバーシブル仕様!

お値段は上記の通り、据え置きの500円!

いやなんだこれ絶対赤字でしょうこれなにすごいよ。

もちろん、劇場パンフらしく、
あらすじやキャラクター紹介もバッチリ。
さらには声優陣インタビュー、
映画主題歌&挿入歌紹介として
青山テルマさんに武田鉄矢さんの
一言コメントまであります。

そして必見なのが
楠葉監督によるイメージイラスト&設定画紹介。
わずか2ページですが、見ごたえたっぷり!

残念なことに(?)公式ガイドブックである
「映画ドラえ本」より充実してる……ような気もします。

基本的に劇場内&上映期間中の販売であると思いますので、
忘れずにチェックを!

 ◇

映画ドラえもん公式ガイドブック
「映画ドラえ本 30周年記念スペシャル!!!」


映画ドラえもん公式ガイドブック「映画ドラえ本 30周年記念スペシャル!!!」


  2010年初版第1刷発行
  小学館
  定価:本体1,200円+税
  ISBN:978-4-09-106456-1


今年も出ました「映画ドラえ本」!
一年に一度のお楽しみ、ではあるのですが……

肝心の「人魚大海戦」関連のページが少ないです。。。

いや、過去映画29作レビューとか
歴代主題歌のジャケット&解説一覧とか、
最新グッズ紹介、カルトクイズなどなど、
盛りだくさんで、
「映画30周年記念本」としては素晴らしい一冊です!

ですが、楠葉宏三監督や
脚本の真保裕一さんインタビューなど
個人的にじっくり読みたかった記事はごくわずか。
わずかな「人魚」記事の中にも
わかりやすい映画を心がけた」、
話が広がりすぎるためにカットされた」等々
気になるキーワードはありましたが。

そして今回の作画監督の
浅野直之さんに至っては、
「アニメを作りたいキミへ」コーナーに
アドバイスを寄せるのみ……

いやいやワタシは
浅野さん(もしくはキャラデザの金子さん)が
今回の映画をどんな風に手がけられたか、
そういう話をうかがいたかったんデスガ?

前述の通り、設定資料等も少なく、
劇場パンフレットの方が充実しているという
残念なことになっております。
背景美術とかも…観たかった……

客観的に判断すると、この本は
今回の「人魚大海戦」のガイド本ではなく、
「ドラえもん映画30周年メモリアル本」
と、いう位置づけになるのかと思います。

 ◇

「Quick Japan」(クイック・ジャパン) vol.88
特集3「新シリーズ5周年!! 映画『ドラえもん』2006→2010
大いなる物語の継承


「Quick Japan」 vol.88


  2010年2月18日初版1刷発行
  太田出版
  定価:本体900円+税
  ISBN:978-4-7783-1207-7


「Quick Japan」と言えば、
2006年に怒涛の
永久保存版 映画ドラえもん」特集
を組んだサブカル雑誌でもあります。

今回は06年ほどの総力特集ではありませんが、
インタビューの充実ぶりは関連本随一!

・声優陣座談会
 「いま始まる、私たちの『ドラえもん』」
・楠葉宏三監督インタビュー
 「心の中のF先生は、そう簡単に褒めてはくださらない(笑)」
・武田鉄矢
 「映画『ドラえもん』の歌」(インタビュー)
のほか、

・「のび太の恐竜2006」〜「人魚大海戦」簡易レビュー
・辻村深月さんによる
 「ドラえもん映画主題歌大全集」レビュー
も掲載。

とりわけ楠葉監督のインタビューは、
映画「人魚大海戦」を理解するうえで
重要になるものかもしれません。

総監督として、これまでの渡辺・寺本・腰監督を
どう評価してきたか、
ファンの批評をどう受け止めてきたのか、
といった部分や、
積極的に戦うシーンをあまり描きたくなかった
子どもたちに笑いで提示してあげたい
といったコメントが印象的です。

武田鉄矢さんインタビューも素晴らしく、
「遠い海から来たあなた」作詞背景や、
「少年期」の歌詞は
「男の子の成長していくことへの恐ろしさと
 憂鬱を普遍的にとらえたもの」だという解説、
「ドラえもん」は「いま、この世界が美しい」と
普通の世界を慈しんでいる作品であるという解釈、
さらにF先生の印象についても語られています。
歌詞と同様、心に深く響くことばばかりでした。

そして水田さん大原さんたち
声優陣座談会の内容について。
こちらではいつものように和やかな雰囲気で、
「人魚大海戦」を演じた感想を振り返りつつ、
リニューアル5年を経て、
それぞれの役とどう向き合われているかを
うかがうことができます。

水田さんが声優交代当初、
街中の声を耳にして大いに悩まれていたこと、
大原さんは今年の「人魚」関連の取材の合間にも
精神的に思い悩むことがあったというお話は
読んでいて非常に胸につまるものがありました……

それでも「ここからが私たちの正念場である」
ということばに、
レギュラー5人の皆さんの
連帯感と作品にかける確かな決意を感じることができました。


全体的には「大人のドラえもんファン」を
対象とした記事であるため、
よりマニアックで深い部分まで
うかがうことのできる特集だったと思います。
「2006→2010」と題にあるように、
リニューアル当初からの移り変わりを
特に念頭に置かれて構成されている特集のようでした。

余談ですが、
取材と文を担当されたのは
ドラえもんぴあ」メインライターの浅野智哉さんというところにも
昨年の(テレ朝版)アニメ30周年から続く
ひとつの流れを感じさせられます。

 ◇

と、いうことで関連書籍を紹介してきましたが、
付録やポスターなら「劇場パンフレット」、
30周年メモリアルなら「映画ドラえ本」、
映画シナリオ補完なら「岡田コミック版」、
監督・声優陣・武田さんのインタビューなら「QJ」と、
それぞれに良さや分野が分かれているようです。

作画系の資料(あるいは沢田さんの劇中音楽など)
については、これという記事がないようなのが
残念でした。
来年の「ドラえ本」などでは
ぜひその方面の充実を期待します。

あえて一冊に絞るのであれば、
映画とは異なった展開と解釈で物語を楽しめる
コミック版をおススメしたいと思います。



☆2009年以前の記事
 ・映画ドラえ本「新・のび太の宇宙開拓史」公式ファンブック紹介
 ・映画ドラえもん「新・のび太の宇宙開拓史」感想!
 ・「緑の巨人伝」関連本紹介〜コミック版&公式ファンブック
 ・映画ドラえもん「のび太と緑の巨人伝」感想その2 〜何が足りなかったのか

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