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zoom RSS ドラえもん10年4月30日放送感想(呪いのワラい人形&細く長い友だち)

<<   作成日時 : 2010/05/01 20:22   >>

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笑う門には福きたる! 
笑いが一人の青年に幸せをもたらし、
一人の少年に悲しい誤解をもたらしたが、
キミも笑顔を忘れなければきっと明るい未来が来る…はず!?


アニメオリジナル短編1本と、
原作のある短編1本の組み合わせだった今回。
アニメ独自の魅力ある物語と、
原作の面白さをさらに広げる演出で、
30分たっぷりと楽しむことができました。

個人的にはこの
「オリジナル&原作短編二本立て」
というパターンがオトク感があって良いなと感じます。

中編や映画も良いけれど、
やっぱり「ドラえもん」の基本は日常短編!ということで、
今後のオリジナル短編にも期待。


呪いのワラい人形  →アニメオリジナル


<あらすじ>
ジャイアンたちとのにらめっこには連戦連敗、
あげく変なタイミングで笑わされたために、
誤解でしずかを怒らせてしまったのび太。
半泣きで部屋に駆け込むと、
恐ろしい形相で人形の釘を叩くドラえもんに出くわす。
人形の正体は「ワラい人形」と言い、
釘のスイッチを押すとセットした相手を笑わす道具だった。
早速借り受けたのび太は道具を使い、
ジャイアンやはる夫たちに仕返しを果たすが、
途中、受験に失敗したと落ち込む青年に出会って……


にらめっこのやりとりの子どもらしさから始まって、
ドラの狂気じみた形相と
のび太の悪ノリ全開モードに笑い、
意外な伏線と三郎さんのハッピーエンドにほのぼのしたあと、
のび太らしく、「ドラえもん」らしいオチで終わる……
と、実に見事なストーリー展開でした。

「イイ話」すぎることもなく、
のび太が調子に乗るだけの話でもなく、
ギャグも程よく、ちゃんとオチてて、
何気に未来に関わるテーマも隠されてそうな雰囲気で、
アニメオリジナル話の中でもかなりの気に入り回になりそうです。


もう少し具体的な感想については以下にて。


・にらめっこしましょ、あっぷっぷ!
ハグしちゃ…いやなんでもない。
さておき、小5でにらめっこというのも少し幼い感じもしますが、
あそこまで笑うのび太がいると面白そうですね。
というかそれが目的かもしれない。

バツゲームがデコピンという部分や
しずかを誤解させて「そうだそうだ」とはやしたてる流れが
実に子どもらしくて自然に思えました。

笑い転げたのび太が土管を叩くたびに
ちゃんと「ガンガン」と金属(中の入ってなさそうな)音がするのが
相変わらず素晴らしい効果です。


・ほんじゃらり〜のドンジャラ(以下日本語解読不能)
誰もいない部屋で怪しげな呪文が響き、
おそるおそる押入れを開けてみるとそこには
イッた目でワラ人形とトンカチを構えるドラえもんが!
のび太じゃなくても驚きます、相当コワイです。

結局、「釘型のスイッチを押せばいい」道具なので、
丑の刻参りのマネをする必要は無いのですが、
そこはそれ、恨み重なるネズミを
穏やかに追い出してやる気はないのでしょう。
頭にロウソクならぬ懐中電灯まで装備してヤル気まんまん。
「とどめだ〜っ!」の表情が最高にステキでした。


・にっひっひひ〜(のび太)
かくて始まるのび太のワライ返し。
調子に乗ってるのび太の顔がまた本っ当に悪そうで
良い感じです。
大原のび太はどこか儚げな感じも漂っているのですが、
こういう悪ノリモードもこのキャラの重要な一面でしょうか。


・笑う門には福きたる!?
安雄とはる夫への仕返しの際に巻き込んだ青年が、
受験に失敗したことを知り、あわてて謝ろうとするのび太。
さっきまでの「うわダメだこいつ」的なノリを
さりげなくフォローして
うまく話の流れを転換しています。

そしてその青年こと三郎のもとに
ケンカした彼女が戻ってきて、
期せずして作動したワラい人形のおかげで感激笑いの嵐が。
手をつないでキャッキャウフフ(文字通り)している光景は
客観的に見たら少し異様かもしれませんが、
「よし子さんが戻ってきて良かった!」と語る言葉と
気持ちに嘘はないのでしょう。

さらに先ほど玉子(ママ)に爆笑されてしまった女性こと、
三郎の母親が大学の合格通知を持って駆けつけ、
めでたしめでたし、のハッピーエンド!
まさかあの場面が伏線だとは思いもよりませんでしたが、
だから「三回目」と言っていたのでしょうか。「三郎」的に。


・こうしてニコニコ笑っていれば
 幸せの方からやってくるのさ!
(ドラ)
単純なのび太くんは笑いながらしずかちゃんに近づき、
前髪を大笑いしてビンタをくらったのでした。めでたし×2
「その前髪やっぱり変だよ」は素のセリフっぽいので
自業自得というところでしょうか。
ドラも眺めてないで猫が押すのを止めてやれ。



原作「宇宙完全大百科」によると、
のび太も将来一浪の後に大学に入るようなので、
のび太としずかの未来が
もしかしたら三郎とよし子に重ねてあったのではないかなー
とも感じました。
私の考えすぎかもしれませんが、
こんな雰囲気だったら良いなとも想像します。

転んでもつまずいても起き上がり、
そして笑顔を忘れなければ、
ついでにしずかに対するデリカシー(?)も忘れなければ、
そんな未来もきっとやってくることでしょう。


 ◇


細く長い友だち →てんコミ27巻


ママもパパもそしてドラも留守にするという状況で、
代わりにのび太の面倒を見てくれる「世話やきロープ」のお話。

この話は原作の中でも個人的に特に好きな話の一つです。
「ひも(ロープ)の友だち」というのは
マンガという表現方法ならではのアイディアでもありましたが、
今回のアニメ化ではうまく奥行き(立体感)を出せた部分と、
そうでない部分が混在する感じになってしまったでしょうか。

ともすれば不気味になりかねないロープに
音と「演技」で、ある種人間味のようなものが出ていたのが
なるほどなという印象でした。


以下、具体的な場面について。


・ひどいやひどいや、みんなでぼくを置き去りにして!
もともと一人っ子だったのび太ですが、
ひとりで自由に出来る楽しさよりも
不安の方が大きいのでしょうか。
原作初期は過保護だった両親や、
あるいは彼にとってのドラえもんの存在などを考えてみると
意味深いのかもしれません。

ロープを渡された時の
「なんだい…これ…」という少し涙声な
のび太の演技が良かった!


・世話やきロープ
ひも状の姿ゆえ、忘れがちですが、
ずばりドラえもん以上に
「お世話(子守り)ロボット」であるのが
彼(仮)でしょうか。
しゃべることはできないし、
できることにも限度がありそうですが。

泣くのび太の頭をなでて、肩に手を置く動作、
人型で「こんにちは」と頭を下げる様子や、
「気持ち悪い!」と言われ、うなだれる動きなどに
単なる「ひも」じゃない存在感を出せている気がします。


・鍵をかけて出てきたから大丈夫?
お釣りと領収書をもらわずに戻りかけたり(そう見えた)
そのまま鍵をかけずにいてドロボーに入られかけたあたり、
微妙に「大丈夫?」という感じがしますが、
ひょっとしたらこれも意図的演出…なのでしょうか。

鍵をした上で、のび太の野球を手伝いに現れますが、
彼は命じられたことを忠実に守りこなすロボットというより、
もうちょっと人間的に「世話をやく」ように
作られているのかもしれません。
できる遊びを「考え込む」動作、「まかせとけ」のポーズ、
「待ったはもうできないよ」というジェスチャーなどに
彼の「人格」っぽいものが感じられる良い演出でした。


・ロープにのって
ウマの疾走感はさすがにアニメならではのもので、
ぴらぴらとなびく飛行機の末端も「ひも」らしくて
良いなあと思ったのですが、
マンガの平面的な表現からうまく変換できなかった部分も
あるように思えました。
ロープにまたがる感触はどうなのでしょうか……
そのあたり、難しい作品だとは感じます。


・いいよ、おいでよ!(のび太)
原作では出木杉が遊びに加わるのですが、
先週天然ボケ化の大活躍をしたせいか、
出番がカットされたようです。
特殊なキャラクターであることは間違いないですが、
夏休みの感想を語る場に自然と加わってたり、
のび太の結婚前夜に一緒に飲んでいたりするのと同様に
普通の友だちっぽさが感じられる名シーンだっただけに残念。

シーソー(二人で遊ぶもの)
→なわとび(二人じゃ遊べないもの)
→ジェットコースター、ジャイアンたち登場
の、流れはなるほどなという印象。


・もっとスピード出ないの!?(ドラ)
タイムマシンって「急げ」って言ったら急ぐんだ……?
さておき、のび太が心配で早めに帰ってきたドラに対し、
ロープと将棋中ののび太は
「大事なところだから、うるさい」のひとこと。
ショックを受けたドラえもん氏は
真っ白になってぐるぐる回ったあげく、
すみっこにしゃがみこんで「の」の字を書いております。

ドラさんってしゃがめるんですね……
普段の短足 まんまる体型だとコロンと転がってしまいそうですが。
しっぽも垂れていて落ち込み具合がうかがえます。
そしてそのままワイプが閉じておしまい、という
まさに「本家・のび太のお世話(子守り)ロボット」涙目
な展開になりました。


原作以上に、そのあとどうなったかが
気になるオチだったと思います。


 ◇

次回は5月7日、
アニメオリジナル「むかしのママはのび太!?」を放送予定。
原作にある設定やエピソードを生かしつつ、
ママの子ども時代の出来事を取りあげるようですが、
どんな感じになるのでしょうか。

主要キャラの過去をオリジナルで描くのは難しそうですが、
あまり違和感の無い展開を期待。


21日にはしずか誕生日SPということで
やはりオリジナルの中編が予定されているようです。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
この呪いの笑い人形ってアニメオリジナルですか?
似たような話で座布団をくすぐると笑ってしまう話がありますが、それの改良版じゃないんですか?(ぺたんこローラーのような)
SAI
2010/05/01 20:25
こんにちは。
くすぐると笑う道具というと、てんとう虫コミックス24巻の「まんが家ジャイ子」に出てきた「マジックおなか」を思い出すのですが、この道具でしょうか?
未読作品もあるので、他にも似たような道具があるかもしれませんが、確かに効果は近いかもしれませんね。
ただ、あちらはヘソをつけた人だけを笑わす道具だったので、今回の方が悪用すると迷惑かもしれません。
三郎さんのお母さんは「まんが家ジャイ子」で火事にあったおばさんに雰囲気が似ているなーと感じました。
春巻き
2010/05/01 20:44

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