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zoom RSS ドラえもん10年6月25日放送感想(ジャイアンが1000人!?&スネ夫の無敵砲台(再))

<<   作成日時 : 2010/06/26 21:48   >>

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宇宙人の科学力を強奪して実現した、
豪華1000人のジャイアンバースデーコンサート!
あの凄まじい歌声×1000の威力によって日本沈没・世界滅亡は必死!! 
人類の歴史はこの日終わりを迎えてしまうのか!? 
それを阻止するべく、今、ふたりの戦士が立ち上がった!!



「ドラえもん世にもフシギななぞなぞスペシャル」
と題された6月恒例の1時間スペシャル放送回。

とにもかくにもジャイアンが1000人ですよ1000人。
そのビジュアル的インパクトに尽きます。


ジャイアンが1000人!? 
 →アニメオリジナル(登場道具やキャラには原作あり)


<あらすじ>
今日6月15日はジャイアンの誕生日!
バースデーコンサートの開催を宣言したジャイアンを止めるべく
手を講じようとするのび太たちだったが、
その最中、宇宙人を呼びつける「未知とのそうぐう機」を
うっかり作動させてしまう。
かくて、現れたUFOにさらわれていくジャイアン。
一方のびドラは声が遅れて聞こえるようになる「おそだアメ」を
ジャイアンになめさせることに成功するが、
その直後に「別のジャイアン」による襲撃を受ける羽目になった。
事態を確かめるために「彼ら」の行方を追っていくと、
一台のUFOの中でジャイアンが
大量複製されている光景を目の当たりにする!
こともあろうか、ジャイアンはUFOをのっとり、
宇宙人の科学技術をもってして、1000人の自分たちによる
豪華バースデーコンサートを目論んでいたのだ!!


「なぞなぞスペシャル」という題でしたが、
テーマとの関連性は薄かったのは残念。
なぞときモノというよりは、
ジャイアンが1000人に増えるという
その発想自体が既に謎というか意味不明な感じではありました。

「ジャイアンが1000人」も「スネ夫の無敵砲台」も
「まず異様な事態が生じて、その後に原因が判明し、
 のびドラが阻止をはかる」
という構成が共通しているので、うまく対にはなっている気がします。

スペシャル回としてのコンセプトはいまいち謎でしたが、
週末の夜7時のお茶の間に、
「ジャイアンが1000人」のカオスワールドやら、
「スネ夫さま独裁の砲撃の嵐」やらをお届けしようとする
その心意気や、素晴らしいものがあります。

偶然チャンネルを合わせた人が、
「うわ何これ!なんかすごいぞこれドラえもん!?」
と目をとめてくれていたら良いなあ。

 ◇

肝心のお話のほうは微妙にキャラが違っていたり、
手段と目的が逆になった不自然さが否めなかったりもしますが、
あの剛田武氏が、大量に増殖して画面を多い尽くしている……!
わさわさと動いている、一斉にしゃべっている!
「1000人のジャイアンによる豪華コンサート」という悪夢の映像、
その衝撃だけで十分と言える作品でした。


「ドラえもん」という作品らしく、
終始ボケばっかりでツッコミが不在だったので、
以下、具体的に振り返りつつ、ツッコミを入れていきたいと思います。

 ◇

・6月15日はジャイアンスペシャルバースデーコンサート!
冒頭、放課後の学校の外観で画が動いていませんが、
気にしてはいけません、来るべき増殖に備えているのです。
さて、剛田武さんがクラスメイトに
高らかにコンサート開催を宣言していますが、
「コンサート」なんですね、なぜ「リサイタル」ではないのでしょうか。
辞書を引くと「リサイタル」は「独唱会」とあります。
なるほど、素晴らしい伏線です。


・ジャイアンのほしいものリスト
今回のコンサートは「マツ席100円」ではなくて無料とのことですが、
バースデープレゼントも遠慮なくご用意くださいと、
「ほしいものリスト」を掲げて立ち去っていく我らが大スター。

そのリストの中身は
「マンガ100冊、ケーキ100個、ゲーム機、いくら、
 タコ焼き、グローブ」。
明らかに「 いくら 」が異彩を放っているのですが、
「わさドラ」のジャイアンはいくら好きなのでしょうか。
あつあつのご飯にのせるとおいしいよね。


・「はあー、すっきりサッパリ!」
いかにしてジャイアンコンサートをやめさせるかを
クラスの面々が相談している最中に帰ってきたのび太。
お手洗いでしょうか。その間の悪さも主人公特性かもしれません。
風の子バンド」とあわせて見ることで、
意外にもちゃんとハンカチティッシュを常備していることも
判明します。


・「これは『未知とのそうぐう機』!触っちゃダメ!」(ドラ)
触っちゃダメなものを堂々と置いておく、鉄板ですね。
のび太がうっかりスイッチオン、これもお約束ですね。
……と、いうかいい加減学習しましょうよおふたりさん。
そもそも「未知とのそうぐう機」自体が、
わさドラ5年3ヶ月の歴史の中で既に三回目なのですが。
未知じゃないし!遭遇しすぎだし!

マジメなところ、「UFO呼んでカオス話」というのが
安易なパターン化したらちょっと嫌だなとは感じます。


・円番さん、みたび
UFOならやっぱりこの方。
今回も過去2回と同じく茶風林さんが演じられています。
UFOの気配がわかるのに目撃できないとは……
むしろ特殊能力が反転してるんじゃないのか。


・おそだアメの悲劇
わさドラで未アニメ化の原作を部分的に使ってしまうのは
もったいない気もしますが、
使用した「ジャイアン」が複製の可能性のほうが高いので
まだセーフでしょうか。
ドラたちが「しゃべっている」のに音声がないというのは
「音がついて動く」のが基本のアニメで見ると
想像以上に面白いものがありました。ぜひ単独で観たいものです。
のぞみ実現機」とかの例もあるし、
そもそも「未知とのそうぐう機」だって三回目…もがもが

ママについてはあまり鉄拳制裁のイメージがなかったので、
ボロボロになったのび太に少し違和感がありました。


・6月15日にUFOが〜
「もしかしてジャイアンに双子の兄弟でもいたのかな」
というのび太のテキトー仮説が飛び出す中、
既に5人に増殖したジャイアンの行方を追います。
彼らが乗り込んだUFOに潜入すると……
そこには内部を埋め尽くさんとするジャイアンの団体が!
タイトルからしてわかってはいましたが、
実際目の当たりにすると凄まじい画です。
澄んだ目のやたら「いい顔」のジャイアンが
きちんと整列している様に
紛れもなくワレワレは宇宙人的ななにかを感じさせます。

ああ、かわいそうなジャイアン、
宇宙人にさらわれた挙句怪しげな実験に……
と涙をぬぐう間もなく、
あそこで新しいジャイアンがうまれている」と
ドラが指し示した先には、恐るべきジャイアン製造機が!
タイ焼きの型押しよろしく「イヤッホウ!」と
続々生み出されていきます。
そんな世にも恐ろしい装置を操作するのは…やはりジャイアン。
って、自分でやってるのかい!


・「悪口にいっちばん反応したやつが本物だ!」(のび太)
ドラは「それはグッドアイディア!」と褒めますが……
かくて、1000人のジャイアンから「ギッタギタにしてやる」と
追われる羽目に。
これまでのジャイアン(複製)の言動からも
この展開は十分予想がつきそうなものですが、
そこはのびドラクオリティ。
拳を振り上げて怒りの形相で行進するジャイアン(ズ)の
コワさといったらありません。


・「ひどい話だ」(のび太)
ハレハレ星人から
「今日の昼頃、身勝手な地球人に突然呼びつけられたらしい」
と事情を聞いた時ののび太の反応。
いや…そりゃ宇宙人を呼べる地球人も居るかもしれないけど、
練馬区のオカルト現象はまず自分たちを疑うべきかと。


・ハルカ星人、ヤギギ星人、そしてハレハレ星人
前回、前々回と宇宙人様にいかにお帰りいただくかが問題でしたが、
今回はジャイアンさまにいかにお帰りいただくかという
これまで以上の難題に。
ハレハレ星人の一家は涙を流し「ハ〜レ〜」と怯えています。
のび太たちも災難でしたが、
一番気の毒なのは彼らかもしれません。
しかしなんでまたジャイアンをサンプルに選んでしまったんだか。


・「ひとりでもものすごいのに、それが1000人にもなったら!」
のび太の脳内に展開される、ジャイアンの歌×1000による
日本終了、いや世界滅亡の図。
ビルが崩れ、地が割れ、津波が押し寄せる!
バイバイン」とか「真夏に冬がやってきた」のときもそうでしたが、
なんでこんなにムダに滅亡シーンに力を入れるんでしょう、このアニメ。


・「アスレチックハウス・アウトドアバージョン!」
「ハウス」はどこいった「ハウス」はっ!?
そもそも「おうちの中がアスレチック」という無茶が面白いのであって、
これなんて只のアスレチック?状態。

本末転倒ではありますが、「トラップ」ではないことが災いしてか、
ジャイアンの団体を足止めすることはかなわず。
業を煮やした青ダヌキはのび太の必死の叫びもスルーして、
彼ごとバショー扇で吹っ飛ばす始末。
敵を倒すにはまず味方からってやつですか!?


・「あきらめるな! ジャイアンはぼくがなんとかする!」
異様にカッコいいセリフのドラ。
これでさきほどの暴挙さえなければ……


・「な、なんでUFOが!」(スネ夫)
 全 く だ 。
と、いうよりいつもの土管の空き地の上空に
巨大UFOが迫ってくる光景は異様を通り越してシュールですらあります。
ここまでくると「すこしふしぎ」じゃなくて
「思いっきりふしぎ」ではないかという気もしますが、
今回はそういう世界観云々の文句は野暮でしょうか。

なんとなく、SF短編「いけにえ」のUFOに似ているかなとも感じました。


・「みんな!のってるかい?」「キャーッ!」
歓喜の悲鳴ではなくて、真に恐怖の悲鳴。
文字では表現できないのが実に残念です。


・「紹介しよう、1000人のジャイアンだ!」
シルクハット&司会者ルックに身を包んだジャイアンAが宣言すると
円盤内部からおよそ1000人のジャイアンが登場。
全員コンサート衣装にマイク装備でずらりと整列し、歌う準備は万全。

彼はコピーかつ司会者だから、さしひき999人?


あれ?今回は「ジャイアン」名義なの?と、
素朴な疑問が浮かぶとまもなく謎が解明。
「世界に誇る、ビッグエンターテイナー「剛田武」の登場だ!」
エリ様の時の2.5倍くらい羽根をあしらった衣装の剛田氏が、
その姿に相応しく、舞うように華麗にステージに降り立ちます。
本物とコピーとで呼称が区別してあるのが芸が細かい。


・「スゥー」(息を吸う音×1000)
今回のMVPは同じ6月に20歳の誕生日を迎えられるという
ジャイアン役の木村さんに他ならないのですが、
音響監督の田中さんや他の音回りスタッフにも
拍手を送りたいと思います。
おそらく、単純に重ねたら1000人の存在感が出ないし、
バラけすぎたら聞き取りづらいという、
そのあたりの調整が大変な話だったのではないでしょうか。


・「コラーたけしーっ!!」(ジャイアンの母ちゃん)
母ちゃん×1000人の襲来に文字通りクモの子を散らすように
逃げ出すジャイアン×1000人。
「ドラえもん」界のリーサルウエポンは伊達ではありません。
最近ダイコン持ってきてくれないのが残念ですが……

予想通りの展開ではあり、かつ
なんでヒトマネロボットなのか、本人のコピーでも良いのでは?
という疑問も残りますが、
1000人のジャイアンに1000人の母ちゃんという図、
そのカオスっぷりこそが最大の見せ場でもあります。
わらわらしすぎて目眩を通り越して気持ち悪いくらいですが。
こういうゲームありませんでしたっけ?


・「元気でねー」
一件落着し、ハレハレ星人の親子を見送る子どもたち。
えー、なんか清々しく爽やかなイイ話エンド っぽいんですけど、
それでいいのか。
とんでもなく頭が痛くなるような悪夢を見ていた気がするのに、
笑顔で立ち去る子どもたちの適応力の高さに感動すら覚えます。
もう、異様さの追及より危機が去った喜びなんでしょうか。


・「ぼくらのジャイアンはただ一人だよ」(のび太)
単純に「ジャイアンは1000人も要らないよ」という感想でもありますが、
「一曲くらい聴いてあげようよ」「誕生日だしね」という
のびしずの優しさには心を打たれます。
一曲でも破壊力は十分ということを忘れているようですが……

そういえば、前半でコピーが回収していた「プレゼント」は
本人の手に渡ったのでしょうか。
マンガはともかく、
いくらやタコ焼きは騒動でつぶれている気がしてなりません。

 ◇

お話としては若干微妙な部分もありましたが、
1000人ジャイアンがひたすら怖くも衝撃的なカオス回でした。


 ◇

スネ夫の無敵砲台(再放送) →てんコミ38巻


2008年11月12日分の再放送。
感想の詳細は当時の記事をご参照ください。

今回改めて見直してみましたが、
やっぱりこの話は「もっと」面白くできたんじゃないかな、
という気もします。

スネ夫さまの増長ぶりや、
砲台への挑戦もむなしく吹っ飛ばされまくるのびドラは
確かに面白いのですが、
もうちょっと「バカバカしいまでに弾けた境地」へも
持っていけたのではないかという印象が残りました。

単に私の期待が高すぎるだけかもしれませんが、
何かが惜しかった気がする?


その他、全体では
安雄とはる夫が目立ててるなあとか、
頭隠して尻が隠せてないジャイアン可愛いとか、
「ジャイアンにも学習能力があったとは」(ドラ)
→「ウォーッ」(突進するジャイアン)のコンボがおかしすぎるとか、
「見てなかったー」「にひひひ」のドラヒドイとか、
お尻ペンペンの作画なんでやたら細かいの?とか
ドラの全身迷彩って塗ったの?そういう服?とか、
「ひらり」した砲撃はどこに飛んでってるんだろうとか、
なんでのびドラこれだけ撃たれて生きてるんだろうとか、
「服がどんなにボロボロになってもパンツだけは残る法則」
はのび太には適用されないんだなとか、

何度見ても楽しめる部分もたくさんありました。


 ◇

<なぞなぞスペシャル>

今回のブリッジアニメはタイトルにもある
「なぞなぞ」がテーマ。

「ネズミが隠れているのは
 『上』『真ん中』『下』の内の
 どの引き出し?」

というなぞなぞに電話で答えると、
正解した人の中から抽選で、
前回前々回と「えかきうた」に挑戦してくださった
田中マルクス闘莉王選手と中村俊輔選手の
「直筆ドラえもんサッカーボール」、
もしくは今回の放送に登場する
「声優さんのサインつき特製ドラえもんテルテル坊主」
が当たるというものでした。

シャーロックホームズ風の衣装のドラえもんは可愛いものの、
ドラだけで、のび太たちとのかけあいも無く、
いささか寂しいパートでしたが、
総作画監督の丸山宏一さんが登板していたのには驚き。

今までストーリー要素が強い場合を除いて
ブリッジアニメのスタッフは
ほとんどクレジットされていなかった(気がする)ので
興味深く観ることができました。


 ◇

次回は7月2日
「ぼく、骨川ドラえもん」(友情コントローラー)と、
「ドライブは掃除機にのって」


「無敵砲台」に引き続き、
スネ夫が活躍しそうな二編になりそうです。

ドラえもんを手に入れようとする黒スネ夫と、
のびドラの友情の演技・演出に期待。

掃除機ドライブがどのように再現されるかも楽しみです。

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2010年6月25日 ドラえもん感想
昨日のドラは、「世にもフシギななぞなぞスペシャル」と題した一時間SPでした。 ...続きを見る
京大藤子F不二雄同好会のブログ
2010/06/27 20:52

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