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zoom RSS ドラえもん10年7月16日放送感想(体の皮をはぐ話&ジャイ子とドラミに恋人!?)

<<   作成日時 : 2010/07/17 14:26   >>

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のび太、スネ夫にジャイアンが脱いで、脱いで、脱ぎまくる! 
そしてすかさずすっ飛んでくるおまわりさん!
さらにドラミはスネ吉兄さんとドライブ!? 
まさかの悲恋の行方と「虹のビオレッタ」アニメ化の真相は!?
金曜夜7時のお茶の間に、
いろんな意味でチャレンジャーな映像をお届けするアニメ、
それが現「ドラえもん」!!



体の皮をはぐ話 
  →原題「からだの皮をはぐ話」てんコミ14巻ほか

ジャイアンの絵のモデルをすることになってしまったのび太、
「ダッピ灯」で自らの皮を脱ぎ、
身代わりにして逃げ出すことに成功するが……


「からだの皮をはぐ話」を放送することを知ってから、
あの展開はどう表現するのだろうと思っておりましたが……

何かと問題にされがちなこのご時世!
ましてや金曜夜七時地上波民放キー局で!
まだまだ「夢がいっぱいで健全なお子さまアニメ」
というイメージの残るさなかをものともせず、
いやあ、なかなか見事にやってくれましたよ「わさドラ」も。

『男だからいいってもんじゃないだろっ!』
『見えなきゃいいってもんじゃないだろうっ!』
というツッコミを見越した上で、
表現の規制を逆手にとってギャグに仕立てる余裕まで披露。

とかく、面倒を避けて無難な方向へ行きがちのように思われますが、
そこに真っ向から挑むスタッフと、
GOサインを出しちゃうテレ朝の姿勢には感動させられました。

以下、そのすごさについて場面ごとに。


・どうしたんだよ、そのデコボコ頭は!(ドラ)
スネ夫の顔マネはドラえもんの特技だったはずだが……
さておき、いきなりズタボロののび太が現れ、
説明になってない説明を解読していくことで
状況が明らかになっていくという手法が素晴らしいです。
今回のアニメ化ではマンガを読んで大ウケしているドラを描くことで
のび太の惨状とのギャップを大きくしていました。
しかし、「デコボコ頭」って的確だけどすごい表現だなあ。


・そんなもん、行くな、行くな!(ドラ)
ジャイアンの絵のモデルになってしまった事情を聞き、
傷の手当てをし、
力強く「行くな!」と言ってくれる親友。
実に素晴らしい存在です。
お医者さんカバンを出している画が途中に挟まることで、
そんなドラの存在を感じさせつつ、
「いつの間にかケガが治っているマンガ的表現」を
無理なくクリアー。うむ、隅々までスキがないですな。


・今だ!早く脱いで!(ドラ)
「早く!」「全部!」「もっと!」で服ばかりか
皮まで脱いでいるというシュールさがたまりません。
というか人間の脱皮という発想そのものがねえ……
F先生の偉大さを思い知るばかりです。
ドラの掲げるダッピ灯の位置の絶妙さにも爆笑。
絶対カメラ位置を「外の人」から指示されているでしょ。


・考えない人の「考える人」ポーズ
皮をペコペコポンプで膨らませる際の浮き上がり方がリアル。
のび太は他の二人と違って横着をせず、
ちゃんと皮に洋服を着せています。
フエルミラーを使用したのでしょうか。
同じ服を二着も三着も持っているんだったらちょっと嫌だなあ…
あ、でも小原のび太とかW監督ののび太は
いつも黄色い服…うわなにするやめ(略


・のび太さん、さっきはありがとう(しずか)
代わりにモデルとなったのび太の
体を張った優しさが報われる瞬間。
しずかは結構ドライな女の子でもありますが、
ちゃんとお礼の言える人であってほしいなと思います。
原作では省略(?)されていたのでちょっと嬉しい。


・おれがこの手で皮をはいでやる(ジャイアン)
ジャイアン史上でも屈指の最恐発言。
かつ作品上の掛けことばにもなっている名言です。

ところで「ジャイアンがぶん殴って、皮が破けて正体がバレる」
というだけの展開において、
なんで「皮のび太」の服が一枚ずつ脱げていくのさ……
もう、わざとやってるよね、これ。


・公園Tシャツ罪
公園で服と皮を脱ぐということについて、
「こんなところで!?」「おむこさんに行けない」と
うろたえるスネ夫。
それに対して「大丈夫、隠してあげるから」と答えるのび太。
いや、それあんまりフォローになっていない。

案の定、センサーでも付いているんじゃないかという速度で
唐突にすっ飛んでくるおまわりさん。
「きみたち!そこでなにやってるんだ!」
公園Yシャツ…ならぬ「公園Tシャツ罪」ですね、わかります。→倍速
だって、原作ではのび太の家だったのにわざわざ公園でだよ?

「いちにっさんしっ」とイミフな体操でごまかそうとするのびドラと
隙間からちょこちょこ見えるスネちゃまの素肌、
そして裏に回る事もせずに騙されてくれるおまわりさんとか、
もう、ここの一連の流れがおかしすぎました。腹筋返せ。


さらにどーでもいい事ですが、
この警官は「のび太の知らないのび太(立体コピー)」の時
同じ方でした。声優が違うのが惜しいですが。
クラスメイトの方々同様、固定になりつつあるのかもしれませんが、
ともに身代わりを作る話ということで
意図的に重ねてあるのかもしれません。
あっちは殴っても平気だけどこちらは破れるなとか、
コピー紙は服も複製されるけど、こっちは基本真っ裸だなとか、
つまりこの話はむしろ脱がせるのが目的…とか、
いろいろ比べると楽しいかも。


・そんなもん絵の具で描いとけ!(ジャイアン)
身代わりの皮に服を用意するのを面倒がったジャイスネ。
塗っているのはドラえもんだということが判明しました。上手すぎます。
しかし体のラインはそのまま出るような気もしますが、
うまいこと映らないようにしているようでした。
そして雨が降って原作どおりのオチが……
しずかよりしっかり見ていると評判のメガネっ娘に、
公然わいせつ罪のセンサーが作動したらしいおまわりさんも駆けつけ、
風に舞うジャイスネの裸体(皮)……
いや、だから、
男だからとか、映らなきゃいいってものでも (略

そもそもドラえもんが水溶性の絵の具を使っている時点で、
この結果が予想ついたのではないでせうか。


 ◇


ジャイ子とドラミに恋人!? 
  →アニメオリジナル、道具は原作に存在


この頃ドラミとジャイ子の様子がおかしい。
毎日どこかに出かけていく二人の後をつけたドラとジャイアンは、
スネ夫の家で、ドラミはスネ吉兄さんと、
ジャイ子はスネ夫と談笑している姿を目撃する。
兄として妹たちを案ずる二人は
のび太を使いっぱしりに出して様子を探らせるが……


二本目のほうも
「ジャイ子とドラミに恋愛要素を絡めようとする
オリジナル話なんて!プンスカ!」
と、視聴者(主に大友)が構えてしまいそうなタイトルを投げておいて、
ジャイアンとドラえもんという二人の兄が
妹を案じる様子と結束を、想像以上にいい雰囲気で描き出しつつ、
想像以上どころか一回転して垂直降下するような、
しょうもないオチに叩き込むというコンボがたまりません。

「虹のビオレッタ」ネタとか、
もう完全にスタッフの手玉にとられてるとわかりつつも、
面白いじゃないかこんちくしょー。

ただ単に、「マニアックなネタを使ってみました、嬉しいでしょ?」
という展開になっていないあたりが、
さりげなく高度な技術なのだと思います。


細かい部分については、以下簡単に。


・なんでさっきから机の引き出しを気にしているの?(のび太)
一本目とは対照的に、マンガで笑うのび太と、
なにやら深刻な表情のドラえもん。

未来の世界から毎日やってくる、ネコ(型)少女ロボット、
しかも、家庭科専門、一万馬力のかわいい妹!
それで兄をスルーしてどこかへ行くのだから落ち着いていられません。


・たとえば…好きとか!(しずか)
我らがヒロインは今回出番が少ない代わりに、
事態をややこしくさせる爆弾を落としていきます。

「ドラミに限って、好きだとかそんなこと……!」と
ドラはこぼしていますが、別に良いんじゃないの?
自分のことは棚に上げて、お兄ちゃんはフクザツです。
ドラ・ザ・キッドは…いやなんでもない。


・よし、ここは兄同士、手を組もうじゃないか!(ジャイアン)
手を握るかわりに、ドラのダンゴ手に合わせて
ぽみゅ、とグーで誓い合うジャイドラ。
ここでジャイアンが差し出した手を握りなおすのが
細かくて良い感じです。


・そんなに気になるなら自分たちで行けばいいのに(のび太)
完全に使い走られる主人公。
ジャイアンとドラの両方に使われるのび太というのも
なかなか新鮮です。


・きみの瞳はなんて美しいんだ、
 その中に吸い込まれてしまいそうだ
(スネ夫)
スネ夫のイケメンボイスが素晴らしすぎる。
というかこっちがむしろ関智一さんの本領でしょうか。


・とつげきーっ!(ドラ)
部屋の中から聞こえてきた妹たちの悲しげな声に、
怒り狂ったゴリラと青ダヌキが乱入。
ドアを蹴破るわ、パンチ一閃でスネ夫を3メートルはぶっ飛ばすわ、
おもちゃの兵隊に「突撃」させるわ、ころばし屋がぶっ転ばすわ
一大惨事に。

被害者兼、唯一の傍観者ののび太が拾い上げたのは、
クリスチーネ剛田原作「虹のビオレッタ」のアニメ台本!
そうです、すべてはドラミの道具「アニメーカー」と、
スネ夫スネ吉師弟のオタ技術力を動員して制作中の
アニメーションのセリフと打ち合わせだったのです。

アニメの中でアニメ制作、アフレコという異様さ、
さらにはキャスティングのミスマッチ具合と
美化スネ夫もどきキャラなど
もうどこから突っ込んだら良いのかわかりません。

自分似のキャラクターを紛れ込ませるのは
いかにもスネ夫がやりそうなことだけれども、
よく原作者(ジャイ子)が許可したなあ。

ジャイ子の漫画を酷評していた時期があったことを考えると、
(わさドラではその辺あいまいかも)
ジャイ子のマンガはスネ夫やスネ吉兄さんをも
率先して協力させるほどのレベルになっているのかもしれません。

原案からキャラデザ、シナリオ、声優、作曲選曲音響etc…
どれかしか出来なくても、まだ未熟でも
アニメが作れるという素晴らしさ……!

もちろん、実際のアニメ制作は簡単なものではありませんが、
「アニメーカー」というのは
どの程度機械に任せて、どこを自分たちでやるか次第で
ずいぶん可能性の広がる道具だったのだなと気づかされます。


 ◇

どちらの話も視聴者を楽しませてやろうという意気込みと、
予想される問題や反応を見越した上で、
それをどう使ってやるかという余裕も感じられるお話でした。

 ◇


<「ドラえもん クレヨンしんちゃん アニメ祭り」告知>

夏休み期間に5週にわたって、
それぞれの番組で告知されるアイテムの登場した場所を
電話で答えると豪華プレゼントが当たる!

さらにそれらのアイテム10個をコンプリートして
ハガキに記入し、応募すると
キミの学校(幼稚園)にドラえもんかしんちゃんが遊びに行くよ!

……と、いうことらしいです。
詳しくはこちらテレビ朝日サイト内告知ページをご参照ください。
 ttp://www.tv-asahi.co.jp/animematsuri/dora/

電話プレゼントはともかく、
「遊びに行くよ」は条件を読む限り、
保育園、幼稚園、小学生〜高校生限定でしょうか。
大学生や専門校生は、学校の規模や性質的に
難しそうですがどうなのでしょう。
そもそも中学生以上が対象になるかも微妙かもしれませんが……
※あくまで個人的憶測ですので、今後の詳細発表をご確認ください。

でも、自分が高校生くらいでも、
学校祭とかに合わせてドラえもんが来たら楽しいだろうなー
と、思います。


 ◇

<ここにもかけたよドラえもん>

描いてないよ、彫ってる彫ってる!
というお約束のツッコミもそろそろ飽きてきたところで、
今回は「消しゴムハンコでドラえもん」。

ポーズは設定資料の写しのようですが、
色の塗りわけとか、
なによりハンコとして押せるのが楽しいですね!

いやもうホントに
「ここにもかけたよドラえもん」展覧会が開けそうな勢いです。


 ◇

次回は一週お休みの後、
7月30日「オバケ旅館へようこそ!」

「オンボロ旅館をたて直せ」や「つめあわせオバケ」が
混ざっているような感じですが、
一応アニメオリジナル…だと思います。

オバケや妖怪たちがホテルを手伝っている光景が
楽しくも可愛いあたりに期待。

オチをどうするのかも気にかかります。

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2010年7月16日 ドラえもん
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京大藤子F不二雄同好会のブログ
2010/07/21 23:57

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
この話はおもしろかったです。確かにドラえもんのダッピ灯の場所は絶妙でしたね(笑)でも、しずかちゃんならわかりますが、のび太やスネ夫などは別にかくさなくてもいいんじゃないでしょうか。まぁそれはおいといて、Bパートの話についてですけど、はっきりいいます。透明マント意味ねぇー!!!結局はギリギリまでドラミ見つかっていませんでしたけど、透明マントかぶる意味はなかったのでは…気にしたら負けでしょうか?
りっくん
2010/09/08 23:47
こちらの記事もご覧頂きましてありがとうございます。
裸の描写に関しては「見せたらいけない」というマイナス方式よりも、むしろ「隠せば良いってもんでもないだろ!」というツッコミを前提としたギャグに持っていっているのかな、という気がしました。

透明マントも確かに気にしたら負けかもしれません… とにかく「潜入調査」的雰囲気を出すのが目的で、一応それっぽくしておいて、最後にあの兄×2大暴れというギャップがいっそう面白く感じられました!

二本立ては30分間すみずみまで楽しめて、とってもオトクだなあと思います。
春巻き
2010/09/09 06:56

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