今をトキめかない

アクセスカウンタ

zoom RSS ドラえもん10年7月30日放送感想(オバケ旅館へようこそ!)

<<   作成日時 : 2010/08/01 04:32   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

歴史があるがかなりオンボロ…もとい古式ゆかしい温泉宿、
「おぼろ旅館」へやってきたのび太とドラえもん。 
リゾートホテルにすっかり客を奪われてしまったこともあり、
宿の主人が廃業を考えていることを知った二人は、
カムカムキャットと「つめあわせオバケ」の手を借りて
旅館を繁盛させようとするが……



オバケ旅館へようこそ! →アニメオリジナル
 ※道具や元ネタなどは原作にも存在


極端なことを言ってしまえば、
「オンボロ旅館をたて直せ」+「つめあわせオバケ」
+「カムカムキャットフード」+「ゴリダルマ氏来る」(21エモン)
だった今回のお話。

オリジナルのはずなのにどこかで見たような
つぎはぎ感が否めない一方で、
オマージュとしての側面や、
それゆえの「Fっぽさ」があるのも確かでしょうか。

夏休みらしい「おでかけ」&「怪談」モノとして
楽しんだ方が勝ちかもしれません。
画面の美しさや人物の描写は突出して良かったように思えます。


その他の点は箇条書きにて。


・タコネ温泉のおぼろ旅館へ行こう!
「つづれ屋」が「つぶれ屋」と言い間違えること前提のように、
「オンボロ旅館」と呼ぶために設定されたような名称の旅館。
だがそれがいい。
のび助の知り合いの知り合いの知り合いが宿の主人ということですが、
それは他人ではなかろうか……
ともあれ、直接の知人ではない旅館へ
小学生の子どもだけで行かせるあたり、
ドラえもんへの信頼がうかがえる、かもしれません。


・のび太たちの服装
今回は温泉観光地が舞台にも関わらず、
いつも以上に「標準的な」衣装だったことが印象的。
のび太は黄色服、ジャイアンがオレンジ、スネ夫が水色、
そしてしずかがピンクと定番中の定番デザイン。
ここまで全員揃うと意図的な演出と思われるのですが、
その狙いは私のヨーグルト脳では読み解けず……
ただ、個人的には旅行カバンやリュックは
ドラのポケットに入れずにちゃんと手に持って欲しかったように思います。
冒頭の列車のシーンだけが唯一の旅行っぽさか。


・光と影、夏の空気、建物の存在感
今回は特に「ドラえもん」でありながら
実写のドラマを見ているような感覚を覚えた場面が多くありました。
坂道で立ち止まるのび太にかかる木の影、
車道に落ちる木漏れ日、セミの鳴き声、
おぼろ旅館の古びた木造建築の質感、振り子時計の音etc……
オバケに宿を手伝わせる、「超好意的解釈」で繁盛するという、
いかにも現実離れした物語にも関わらず、
なんとなく受け入れてしまえるのも
こういった背景描写が丁寧でリアルだったからかもしれません。

なかでものび太が襟を引っ張って暑がる様子、
黄昏の光を背負い「最後の客」へのもてなしを語る主人、
旅館前のガードレールに寄りかかり相談するのび太たちなど
本当に何気ない部分が話をしっかりと支えていました。


・「落ち着きなよ、時計だよ時計!」(ドラ)
言葉とは裏腹にのび太にしがみついているドラが可愛い。
テカテカ頭にタオルをちょこんとのっけて温泉に入るドラも可愛い。
のび太は温泉宿らしくスリッパを履いているのに、
ドラが履いていないのは、やはりあの足に入らないから…でも可愛い。


・「のび太さんのエッチ!」(しずか)
温泉といえば故意なり事故なりで女湯を覗くイベントが不可欠!
しずかが温泉に潜るのは残念…仕方ないですが、
「見られて騒ぐわりに湯船から立ち上がるナゾのお約束
よりは自然でしょうか。
そして早々と服を着たしずかに対して、
タオル一枚のままののび太、という構図は恒例の視聴者サービス?
風呂上りの髪が乱れ、風になびく様は、
変な意味を抜きにしても生身の人間らしくて良かったように思います。


・「わあーレトロ!」(女性客)
「カムカムキャット」には客を呼ぶ効果しかなかったはずですが、
妙に好意的に解釈する泊り客たち。
ちょうちんの灯りを「懐かしい」と評する展開に
21エモンのゴリダルマ氏の話が重なる……
OLたちが「ジャイアンズをぶっとばせ」の女の子たちに似ているのは
意図的なお遊びか。
旅行ライターの顔も何かのF作品で見たような気がしますが……?


・「どこかであなたと似た人と会った気が。
 テレビに出てました?」
(女性客2)
のっぺらぼうに見覚えはないでしょうが、
似た声の人ならたくさんテレビで聴いている気がします。
遊佐浩二さん的に。


・「最後にふさわしい、にぎやかな夜になりました」(宿の主人)
オバケが暴走した理由がイマイチ謎だったものの、
この場面の雰囲気が素晴らしいので良し!
客は逃げ出し、灯りも、鬼火も消えてしまった旅館の中で、
泣きながら謝るのび太たち。
沈痛な面持ちでうなだれるドラ、手で顔を覆うしずか、
そしてこぼれる涙を腕で拭うのび太と、穏やかに語る主人という
人物の一挙手一投足の描写がただただ心に響く。
窓から差し込む光を青系統で統一した画面も美しい。


・「有名な旅行のホームページで紹介されているんですよ」(男性客)
「ドラえもん飼いませんか?」(カムカムキャットフード)
の時以上に、唐突な展開。
あの旅行ライターさんが帰ったのは朝、だよね……
モバイルPC持参で夜のうちに更新したのでしょうか。
のび太の「いつの間に!?」のセリフが
何気に視聴者を代弁しているようです。

ともあれ、やって来た客は
「いかにも『出ますよ』って感じ!」と語っているので、
オバケの話は半分程度に受け取っている様子。
「21エモン」の話のように
オバケが出ないのはインチキだ、と責められる展開にはならなさそうで、
ひと安心。ちょうちんサービスは求められるかもしれませんが。


のび太たちの助力無しで、増えた客に対応できるのか、など
物語としてのツッコミどころも多々ありますが、
全体的な雰囲気がそれらをカバーし、
素直に楽しむことのできる話にまとまっていたように感じられました。


 ◇


<ここにもかけたよドラえもん>

奇しくも、実質的なエンディング曲となってしまった
「えかきうた」。

今回は髪を刈ってドラえもんを描くという、
とんでもない展開に。

確かにスゴイし見事でもあるのですが、
この企画はどこまで突っ走ってしまうのだろうか……

夏の海水浴場で、子どもに砂に描いてもらう、とか
そろそろそういう平凡でほのぼのした「えかきうた」を
希望しておきたいところです。


 ◇

<ドラえもん・クレヨンしんちゃんアニメ祭り>

今週からはじまった企画。
夏休み時期は家を空けることが多くなる影響で、
視聴率の低下が課題となるとは耳にしたことがありますが、
その対策としては、正直どうなんだろうという気が
しないでもありません。

ドラえもんでは「せんぷうき」、
クレヨンしんちゃんでは「スイカ」が
作中のどの場所に置いてあったかを
豪華プレゼントクイズとして出題すると同時に、
「夏休みアイテム」として5週分、計10個を確認して応募すると、
学校や幼稚園にドラやしんちゃんが遊びに来るという企画を展開。

(詳細はテレ朝公式サイトを参照)

それ自体は悪いものではないと思うのですが……
番組の放送時間がこの告知で削られているのは残念に思えます。
特にドラは「夏限定」のはずの
「踊れ・どれ・ドラ ドラえもん音頭」がカットになり、
スタッフロールが下部の高速スクロールになってしまったのが無念。


 ◇


次回は8月6日、
「のび太の誕生日冒険記」。
未来の実体験型のゲームに入って繰り広げられる
冒険話になる様子。

同じ「不思議世界の冒険」でも、
心を閉ざしたのび太を助けに行った昨年と違い、
今年は5人揃ってみんなで一緒に、
にぎやかに過ごす誕生日となるのでしょうか。

果たしてのび太はしずかにいいところを見せられるのか。

にぎやかな冒険だけでなく、
のび太に焦点があたるような、
のび太というキャラクターを掘り下げるような場面もあると
良いなと思います。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
ドラえもん10年7月30日放送感想(オバケ旅館へようこそ!) 今をトキめかない/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる