今をトキめかない

アクセスカウンタ

zoom RSS 「Fヴォイス」聴きました!

<<   作成日時 : 2010/12/31 21:13   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 0

藤子・F・不二雄大全集第2期の全巻購入申込者特典
「Fヴォイス」(F VOICE)が届きました。


表記は「F VOICE」か「Fヴォイス」か
はたまた「エフヴォイス」か「エフボイス」か迷ったのですが、
とりあえずブックレット奥付が「Fヴォイス」なので、
これでいきたいと思います。

さてさて全集1期の全巻購入特典が
「Fノート」と、作画面、ビジュアルに焦点をあてたのに対し、
「Fヴォイス」と音声に焦点をあてて、
同じくF先生の作品と仕事に迫ろうという素晴らしい企画です。

当初の予定では11月末から発送ということでしたが、
延期ということで、先月末にお知らせが届いておりました。
ちょうどクリスマスに重なる時期だったようで、
これも良しでしょうか。
私は12月26日に届きました。

F全集は書店受け取りにしていますが、
特典は自宅に届くように設定しました。
(少なくとも私の地域は)
メール便なので基本的に郵便受けに突っこまれます。
そろそろ届くだろうなーとは予想していたので、
物音と同時に玄関に走りました。

特製収納ケースの中身は
7トラック75分44秒収録のCD一枚と、
32ページのブックレット(解説書)。

ブックレットは収納ケースと一体化しております。
立派な装丁なんですが、
開くたびにミシペキ言うのがちょっと怖い……

ブックレットには
「藤子不二雄賞」各回スピーチの要約(ハイライト)が
文章化されているほか、
式で配布された小冊子用の「総評」が収録されています。
第二十一回に関しては直筆の原稿用紙ごと掲載。

簡潔で歯切れ良く、頭にすっと入ってくる文章、
それでいて魂が揺さぶられるようなマンガへの取り組みと想い! 
ひたすら凄いとしか言いようがありません……
 
私もブログで紛いなりにも文章を書いているだけに、
どれほど読みやすく伝わりやすい文章か、
本当によく分かります。
読んでいて遠近感がおかしくなってくる思いすらしました。

CDの内容は
「藤子不二雄賞」の授賞式での
F先生のスピーチ録音を7回分収録。
音声の状態は思ったよりも良好に調整されていて、
書き起こしもできそうな感じ。
会場の笑い声や物音、食器の音なども入っていますが、
それが逆に自分も藤子賞授賞式会場に居るような、
本当にそこにF先生がいらっしゃるような、
臨場感があります。

 ◇

というか、F先生のお声、
まさに「Fヴォイス」が75分44秒ですよ!
もちろんテレビの出演映像なんかで、
そのお声は耳にしているのですが、
これだけの時間聴き続けていられるなんて……!

さらにもちろん、お目にかかったことも無いのですが、
再生してみて、なぜか「懐かしい!」とか感じてしまいました。
この独特のしゃべりと低音がなんとも言えません。

F先生が亡くなられたのは
私が中学生の頃でしたが、
こうやってスピーチを聴いていると、
本当に居た方なんだなあと、
後先逆の奇妙な感動を覚えてしまいます。

もうちょっと上の世代の方は、
実在の漫画家としての実感があるのでしょうが、
F先生が亡くなられてから本格的に目覚めた感じなので。
いや、私もそんなに若くはないのですが、
「好きなマンガ」としてドラとか魔美とかドビンソンとか、
普通に「当たり前」に読んでいた感じでした。

なにか「入れ込み方」が変わったのは、
F先生が居なくなってからだったので、
こうしてCDで延々とF先生が語っているというのは、
興奮とか感動とかいろんなものがない混ぜになった
感慨を覚えます。

それでいてずっと背筋を伸ばすような緊張感が漂うでもなく、
その声と心地よくリズムある流れに、
畏れ多くも眠気を感じてしまったりして……
繰り返せるCDだとわかっているからなのですが。

なんかもう、いろいろとすみません。

 ◇

で、肝心のスピーチの内容ですが、
それぞれいろんな場所で引用されている発言が多く
初出はここ(あるいは「総評」原稿)だったのか、
と確認することができました。

マンガや創作活動に携わる方のみならず、
広く一般的に興味深くも考えさせられるお話ばかり。

個人的に特に印象深いのは、
第十回のスピーチ。
「人間は成長していくにつれて、
自分の視点が少しずつ高くなってきていることに気づかない」
という話です。

自分は年齢のわりに幼稚で
成長していない、成長していないとは思っていたのですが、
確かにその認識はおおむね間違っていないけれども、
10歳17歳の頃と比べて同じように世界を捉えているかというと、
たぶん違うよなあと感じることが増えたもので。

悪くなっているとは限らないです。
元から在ったものに積み上げていって、
失ったものもあるかもしれないけれど、
うまくそこに重ねていけたものもあるんじゃないかなとは
自負しているのですが、
知識や経験の乏しいなりの、
素直な子ども目線というのも、忘れないでいられたらなと。

とかくドラえもん感想にしても、
原作と比べてどーだとか、アレンジがどーとか
偉そうに上から眺めてしまうこともあるのですが、
何が面白くて好きだったのかという、
直感的なものも思い出しつつ書けたらよいなと思います。

意外と幼い頃の方が思考が極端だったり、
原作至上主義だったりした部分もあったりするのですが、
丸くなったようでお茶を濁しているだけ……
なんてことも逆にあるような気が。

ちょっとずつ振り返って見つめていきたいと考えます。

 ◇

とりあえず、2010年末の今の時点では、
「目線が高くなってきている」ということばが特に響いたわけですが、
例えば来年末、5年後、10年後では
また違ったことばが胸に響くようになっているかもしれません。
もちろん人によっても異なるでしょう。


聴くほどに発見と理解がありそうな、
「Fヴォイス」の数々でした。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 4
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い
ガッツ(がんばれ!)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
「Fヴォイス」聴きました! 今をトキめかない/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる