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zoom RSS ドラえもん11年6月24日放送感想(おばあちゃんのおもいで)

<<   作成日時 : 2011/06/25 15:24   >>

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やさしかったおばあちゃんにもう一度会いたい! 
でもいきなり大きくなったのび太を見たら
どんなに驚くか……? 
→ ちょっと目を丸くして「不思議だねえ」で済ます。
おばあちゃんかわいいよおばあちゃん。



随分と久しぶりになってしまいましたが、
アニメ「ドラえもん」感想を再開したいと思います。

もうちょっと書き方を変えたいなと
試行錯誤しつつまだまだ精進ということで。

また間が空く日もあるかもしれませんが、
あたたかい目で眺めてやって頂ければ幸いです!


ということで本編について。


おばあちゃんのおもいで
 →てんコミ4巻、全集1巻
※現テレビシリーズでは
2006年6月30日放送「おばあちゃんの思い出」のリメイク



今回は「感動の名作!」という大げさな捉え方ではなく、
もうちょっと地に足の付いた感じで、
「おばあちゃんのおもいで」を確かめ、
おばあちゃんにとっての「のび太とのおもいで」
を、感じるお話だったかなあという印象です。


のび太のセリフ「生きてる! 歩いてる……!」
が実感できるというか、
まさに「生身のおばあちゃん」が感じられるお話でしたね。

目を丸くして首を傾げたり、
口が「3」の字になったり、
のび太の泣き声音波にちょっと困っていたり、
くまちゃんを探し回る様子など、
表情豊かで人間味があって、とてもかわいらしかったです。

のび太(や視聴者)の過去のイメージの笑顔で
固まったままではなく、
ああ、本当に生きて、歩いて、
のび太の傍に居た人なんだなあ、と
改めて感じられました。

タイムマシン、というかドラの道具、
この「ドラえもん」という物語がそうですよね。

思い出は、同じところを繰り返して、
時の流れはその人に合わせてゆるやかで、
見る角度も場面も都合よく……

でもタイムマシンで戻って見る過去というのは、
現在とおんなじで、
その空気や都合の悪いところもそっくりそのまんま。

それでも、現在では二度と見ることのできない光景を、
もう二度と会えない人に逢うことができる、
「ドラえもん」はそんな「すこし」ふしぎな物語なんだなあと、
ちょっとポエム脳になって考えてみました。


まあ要するに、
未来ののび太にお茶とクッキー出そうとするとか、
「ほんと不思議だねぇ」と微笑むおばあちゃんかわいい!
ということで。
ただ「おばあちゃんの柔軟性すげー」じゃなくって、
「クッキー好きでしょ?」と言うところがまた……!
さっき煎餅嫌がった子と同一人物だって、
自然に受け入れてますよね。不思議だってわかりながら。

「今と同じにかわいらしくて思いやりがあって」
というセリフがまたおばあちゃんの確信を
根拠付けていました。
おそらくこれに「わがままで」も加わると思いますが。

のび太がかわいいのは全国一千万人ののび太ファンなら
言うまでも無く(?)、
閉口するような3歳のび太のわがままも、
「もう一度おばあちゃんに会いたいよ!
 やだやだ!!」
と騒ぐ現在ののび太につながるものがありますね。
わがままを言う相手が
おばあちゃんからドラに替わっていますが。

そして「思いやり」については、
今回つけ足されたエピローグが……!
ちびっ子のび太がおばあちゃんに渡したお花、
あれはアルバムに一緒にとじてあった押し花ですよね!

アルバムタイトルが「のび太の思い出」なのが
また心憎いなという感じがします。
「僕の生まれた日」(08年)のときのアルバムとは
別なものでしたが、
パパのスケッチが一冊目で、「生後一ヶ月」が二冊目、
あるいはその後のアルバムなのでしょうか。
この「おばあちゃんと一緒」の写真の後に
のび太の入学式の写真も収められて、
さらにその何冊か後に、桜の下でドラが撮った
10歳ののび太とパパとママの写真も収められているのでしょう。
やがては、のび太としずかの結婚式まで。

結婚前夜」「ハチャメチャ入学式」から続く放送の流れも、
見事だなあという気がします。

そんなのび太の人生の中で、
おばあちゃんと過ごした時間は決して長くなかったけれど、
その時間の意味の大きさ、
おばあちゃんにとっても
かけがえの無い日々だったんじゃないかなという気がします。

「おばあちゃんきらいだ!」の部分は
胸が痛くなりますし、後悔がつのる一方で、
最後のお花の場面には救われました。
やっぱりのび太は今に続くのび太なんだなあ、と実感。
迷惑をかけたり困らせたり、でもおばあちゃん大好き、
そんな当時ののび太とおばあちゃんの関係が
より広がって感じられる展開でした。

今回は現代のび太の後悔と再会の視点だけではなく、
戻らない時だけど、その幸せな時間があったことは
決して無くならないという感じで、
当時ののび太たち「向こう側」が主体のような印象も受けました。


苦手や失敗だらけでも、自分で自分を見捨てずに、
未来に歩いていくのび太を支えていくのも、
そんな時間、この「おばあちゃんのおもいで」
なんだろうなあ…と、
あの日あの時あのダルマ」も見直しまして改めて感じます。

のび太というキャラを考える上でも重要で、
やはり素敵な話ですね。



その他の点は箇条書きにて。


  ◇

・物置に三輪車があったりイーゼルがあったり。

・同じ坂道をたどる現在と過去の交錯。

・今回背景が緻密!
 電線もいつもより目立つけど、
 目線が下がってあおり気味ってことかな。

・くまちゃんと同じポーズで座り、への字口のドラの重ね方。

・メガネを上げ、背を向けて涙を拭うのび太、
 でも次は堪えきれずにそのまま涙をこぼす……
 泣くのはのび太のお約束だけど、その意味は違う。

・昔の玉子さんかわいい!
 地味に「ダルマ」の時と家具の配置が同じだった。

・キャンディに夢中になってくまちゃんを落とす、
 くまちゃんを抱えるとキャンディを落とす……
 あるあるすぎて他人とは思えない。
 トロいと言うのは簡単だけど、
 本人は結構大変なんだろうなーと。

・「生きてる!歩いてる!」
 本当に…過去はそれが当たり前の日常だったんだよね。

・「花火は夏しか売っていない」
 前回のアニメもそうだったけど6月下旬…半袖……
 もうちょっと放送時期どうにかならなかったかなあ。

・玉子さん「何言ってるの、変な子ね」
 ポーズがまいっちんぐな感じの玉子さんかわいすぎる!

・ドラ「はい」(丸いお手手を差し出す)
 「手をつなぎたいんじゃないの?」
 「照れるなって〜」の流れもかわいすぎる〜!
 そこは手を握っとけのび太!
 おばあちゃんとちびのびとくまちゃんが、
 のび太とドラになって、
 やがてのび太としずかとノビスケになるんだろうなあ……

・「甘やかしすぎるとのび太のためにならないし…」(ママ)
 おばあちゃんちょっと甘いのかなという
 素朴な疑問を表現しているものの、
 「あのダルマ」での
 『おばあちゃんによく言われたの。
 子どもを叱らなきゃいけない時は、キチンと叱れ、
 甘い顔をするのは誰でも出来る、いつでも出来る…』
 というセリフとのつながりも気になる。
 叱るときというほどではないのか、叱り方が違うのか、
 役割分担なのか。
 でも矛盾までは行っていないと思う…(考え中)

・のび太泣き声怪音波に目を丸くしたり
 収まって安堵するおばあちゃんの表情が良いなあ。

・そんなにくまちゃんが欲しいのかカラス!
 ネズミも出るしここは野生の楽園ですね。
 あ、ごみ捨て場の近くだから?

・正直言うと、くまちゃん取り戻しイベントは
 必須なのかなあ?という気がしないでもない。
 破れるために必要ではあるんだけど、
 違う展開もありえるんじゃないのかなあ。

・物や人に執着したり、
 それが失われることを恐れるのび太。
 たぶん現在もその性質はあるんだろうけど、
 映画とかアニメでたくさんの別れを経て、
 それを乗り越え(ようとしている)のは、改めて凄い。

・机の引き出しから垂直に飛び出すのび太。
 いつも思うんだけどジャンプ台でもあるのか。

・小学五年生でプロポーズするのび太の度胸すげえ。
 ところでここで「わかったわ結婚しましょう」
 と言ったらどうなるんでせうか。
 このアニメ終わってしまいますね。めでたしめでたし。

・ワイプがくまちゃんの目になるのが良い演出。
 その瞳にのび太たちを映し続けてきたのだろうね……

・ちびっ子のび太、現在ののび太、
 感情の起伏など、大原さんの演技もリメイクの目玉。


  ◇

と、いうことで、
既にいろんな方が述べていることと思いますが、
しっとりした味わいを生かしつつも、
原作のオチのようなギャグや、さっぱりした部分が
自然に折り込まれていて、
これまでの「おばあちゃんのおもいで」とは
また違った描き方を楽しめたのではないかなと思います。

この話は特にアニメ化の回数が多いですが、
どのバージョン(あるいは原作)が好きかということとは別に、
「なるほど今回はこう来たか!」
という視点で楽しめれば良いですよね。

「ドラえもん」という作品自体、
そういう特性を持つんじゃないかなあと思います。
F先生以外の方が描かれたり、小説になったり、
アニメ化したり、再アニメ化したり、またリメイクしたり。
小さく固まっていくのではなくて、
楽しみが大きく広がっていくようなイメージで!

 
  ◇

次回は7月1日、
七夕の空が落ちてきた」(アニメオリジナル)

モンスターボールの七夕版みたいな第一印象なんですが、
どんな話になるのでしょうか。
出木杉が登場するようなので、
子どもらしくわいわいとにぎやかな騒動を期待。
織姫ドラが相変わらずキモいです(笑)。

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