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zoom RSS ドラえもん11年10月7日放送感想その2(のび太王にはさからえない)

<<   作成日時 : 2011/10/09 23:12   >>

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さあ、そこを行く皆さん道を開けなさい、そして控えよ! 
のび太王の命令は絶対なのです! 
ははーっ、仰せのままに!? 


※10月7日放送の一本目
あなたの良い所もらいます」感想からの続きです。


のび太王にはさからえない →アニメオリジナル

椅子に座った者の命令に
完了するまで逆らえなくなる道具「王様の椅子」の話。


のび太さんに与えちゃいけないものにはいくつかありまして、
そのうちの二つが権力と放置された未来道具。
それがセットでご用意されちゃったのだから、
何か起こらないはずはありませんね!

お話としてはお約束ののび太暴走回ではありますが、
のび太が自滅したあとにさらにジャイアンが自滅するという
二重構造にもなっていました。
新鮮ですが、時間経過が唐突で
ちょっとわかりにくい部分もあったのは残念。

月見台の皆さんは巻き込まれて迷惑しつつも、
一本目に続いてよく付き合ってくれるなあと、
ある種微笑ましさも感じますね。

ということで以下、細かい場面について。


・白鳥城のしずか姫とのび太王子(妄想)

いきなりのび太の妄想ワールドからスタート。
しずか姫は本当に可愛いらしいですが、
のび太王子はなんだか違和感が……
風になびく金髪さらさらヘアー……
違う! それは出木杉くんかロップルくんの役目だ!?
のび太に長い髪はあまり似合わないんじゃないかなあ
という気もします。個人的にですけど。

妄想にふけっているうちに
王子役を出木杉にとられてしまったのび太ですが、
森のリスBとかカエル、そして今回のシカも
わりと適役なんじゃないでしょうか。
動物の格好は結構似合うし、一応同じ舞台には立てるし。
現実の世界で大切な人のために王子様になれる瞬間があれば、
それで良いんですよ。
裏方に回ってもセットひっくり返しそうだしね(笑)


・威嚇じゃんけん!?

ぶん殴られる!?と思わせておいて、
思わずのび太が広げてしまった手にチョキで勝利!
ジャイアンもなかなかの策士ですね。
王様役は合法(?)にジャイアンのものとなりました。

ジャイアンとスネ夫はランドセルをのび太に持たせ、
台本片手に早速セリフの練習をはじめます。
ずいぶん娘を溺愛している王様だなあと思ったら、
なるほどオチの伏線とは……

のび太はしずかと関わる場面が多いからという理由で
王様役を志望したはずですが、
このへんの仕打ちから、
いつの間にかしずか目的よりも
「権力を握って威張りたい」という気持ちへ
シフトしていったのかもしれません。
しずかの心を射止めるにはまだまだ修行が必要だ!

台本にそれぞれ「剛田たけし」「のびのび太」と
名前が書かれているのも細かくてリアルですね。
そうそう、全員が同じものを持ち歩くことになるから、
名前はしっかり書いておかないとね……懐かしいなあ。



・「座るな」って言われたら座るよね?

アイスまで食べ損ねたのび太がぐんなりと部屋に戻ると、
そこには玉座のような立派な椅子が。
部屋に置かれている物体としては、
これ以上無いというほど怪しさ大爆発ですが、 
ちょうど心身ともに疲れていますし、これは座るしかないでしょう!
罠とかそういう危険性を全く考えないのが、野比のび太クオリティ。

危険な道具を放置して出かけるドラもドラですが、
例によって未来デパートの誤配達の品とのこと……
ま た 未 来 デ パ ー ト か !
もうこの店はいい加減しょっぴかれるべきだと思うんですがねえ。
よくネタにされていますが、
やっぱり「のびドラは道具のテストに利用されている」説を
信じたくもなってしまうものですよ。
というか、なんでこんなヤバい道具が流通しているんだー!?


・「へぇ〜 絶対に命令に逆らえないんだ?」(のび太)

キタキタキタキター! 黒のび太発動!!
アイスを食べていただけのはずなですが、
このセリフと舌なめずりが悪だくみのそれとも重なって、
非常に怖さを感じさせる描写になっています。
「アイスもう一本欲しいなあ」とドラを使いっ走りに出して、
家庭訪問に来た先生も追い払い、
からかいにやって来たジャイスネもかしずかせる!
絵に描いたような暴君ですね。

さらには「もっとアイスが食べたい」ということで、
王様の椅子が輿に変形し、まちへと繰り出すのび太王。
のび太の周りだけで済んでいた迷惑が、
ご町内総出の騒ぎとなる展開がおかしくって仕方ありません。

「もっとアイス食べたい」は
かき氷食べ放題」と同じ方向で
のび太の危険が危ない感じがするんですが、
誰も止められないし、止めたくもない…か。
夜七時の放送である以上、
最悪の事態は回避されるでしょうしね(何が)。


・「そこのおまわりさん、先導するがよい」(のび太)

のび太の尊大な口調サイコー!
「ハッハッハ」と言う高笑いや「頭が高い!」と発する声など、
大原さんの「調子に乗りのび太」の演技は本当に素晴らしいですね。

月見台の皆さんをぞろぞろ引き連れて練り歩いていると
お馴染みの警察官がすっ飛んできましたが、
未来の道具の効力の前になす術もなく屈してしまいます。
もうすっかりギャグ要員として準レギュラー化したなあこの人。

白バイの先導を受けて商店街を進むのび太王ご一行。
「王様〜」「いいぞー!」と声をかけながら、
のび太の「の」の字の旗を振るご町内の皆さま。
バッチリ全員に配布済みのようですが、
この旗……誰が作ったのでしょう?
仕事早っ! 怖っ!!

なんというか、これはもう
「命令が終わるまでは服従」とかいうレベルではありませんね。
『無差別広範囲洗脳道具』以外の何物でも無いだろうかと。

しずかの家に着いた途端、我に返った人たちは
「どうしてこんなことを?」と訝しみつつ帰っていくのですが、
それだけで済ます人々が本当に適応力高いですね。
野比さんところの息子さんや青丸ダヌキさんの顔を見て、
「ああ、またか」と思ったのかもしれませんが、
ぶん殴りにかかるジャイアンの方が正常な反応かもしれません。


・おれはジャイアン(王)さまだ!

王様役も奪い取り、
しずかとの劇の稽古の機会を得たのもつかの間、
先ほどのアイス食べすぎによって、
視聴者の期待…いや、心配通りに腹を下したのび太さん。
我慢できずに椅子を離れると、
そこに威風堂々と着席してしまったのは「あの」剛田さん!
のび太に匹敵するくらい権力を与えちゃダメな人が、
この恐るべき椅子の能力を手に入れてしまいましたから大変!

さあ、ここからジャイアンの逆襲がはじまり、
散々調子に乗ってきたのび太がギャフンと言わされる
因果応報オチなのだな……と思ったら、
そのまま学芸会当日へと話が切り替わり
あららと拍子抜け。

いや、少なくとも数週間はジャイアンが
実生活・役柄ともに王様であり続けたのでしょうし、
迷惑千万極まりない日々だったのでしょうが、
そのへんをもうちょっと見てみたかったなあと。
やっぱりのび太がやりたい放題してきたからこそ、
その「反動」をくらうのが見たかったし、
面白い気がするのですが……むむむ。

まあ、きっとのび太は特にこき使われたことでしょうし、
しずかを操ろうとはしなかったことで、
オチ担当を免れたのかもしれませんが。
そのあたり、決定的に悪乗りしすぎずに、優しさをみせて
自爆を免れた一本目と似たような構造ですね。意図的かな?


・なぜか(?)劇がメチャクチャに

相変わらず「王様の椅子」に座ったままのジャイアン王が
好き勝手に劇を進行していくのを観て
「早くやめさせないと」とつぶやくドラ。
学芸会当日まで引っ張らずに、
それまでになんとかできなかったのか……
もし本当にどうにもできずにこの日まで来てしまったなら、
今更ながら恐るべき道具ですね。
だからなんでこんなのが売ってるんだよ22世紀……!

シカ役ののび太に吸盤矢をぺしぺしと射かけまくり、
王子のもとへ行くはずのしずか姫を引き止め、
出木杉王子は隣国へ帰してしまうという
シナリオ改変と無茶苦茶を重ねるジャイアン。

のび太のメガネに吸盤が上手い具合にくっつくこと!
思わず笑ってしまいましたが、
視力の悪い人にとって命に等しいメガネに対して、
このような行為は許しがたき悪虐非道!
きっと天から罰が下るに違いない、そうに違いない!

そうした視聴者の念が届いていたのかいないのか、
ストーリーの暴走とは裏腹に、
気に入っていたのか台本どおりのセリフを読み上げるジャイアン王。

「姫よ、お前の美しさに、
父である私までもが恋をしてしまいそうだ!
おお!天よ、こんな私に雷を落としたまえ!

かくて、言葉通りに天から雷が下り、
「王様の椅子」ともども黒焦げになった剛田さん。
めでたしめでたし。
学芸会のその後の進行を考えなければきっとめでたし!

実は隣の国の出木杉王子がエスパーで、
精神雷(サイコ・サンダー)で悪の王様をやっつけたんだよ!
きっとそうだ、それでいこう!


……と、まあ意味不明な「魔美」ネタはこのへんにして。
最初のほうで何気なく流れたセリフが、
こんな風につながるというのはなるほどなーという感じだったのですが、
話の中心がのび太から突然ジャイアンになってしまったのは、
ちょっとしっくり来なかったかもしれません。
のび太の暴走と、セリフの伏線と、
どちらもが「やりたいこと」で
その二つが上手く噛み合っていなかったような……??

ともあれ、反則的なまでに強力な効果を持った道具の弱点は、
知らず知らずのうちに自分を含めてしまうことなのだなあと、
改めて実感したお話でした。
ソノウソホント」の回のオチにも通じるものがあったかもしれません。


なんだか偉そうになってしまいましたが、
月見台の皆さんがのび太ごときを超VIP待遇にしているバカバカしさ、
チョコアイスが口の周りに付くような描写の細かさ、
くるりんヒゲをなでるのび太の増長した態度と怖さなどなど、
見所も多く楽しいお話でした。


 ◇

EDテーマ「F組あいうえお!」

うわあ、一回きりじゃなくってエンディング化来た!
しかも21エモンの絵の左に
「モジャ公」「バラとゆびわ」「チンプイ」イラストが続いていたことが判明。
空夫良かったね…うっうっ(涙)
いや、空夫が特別好きというわけじゃなかったのだけれど、
これまでのFキャラ集合イラストでことごとく省かれていたのが気の毒で。
実に良かったなあと温かい気持ちになりました。

原作絵の再現ならエリさまの左には内木さんが居そうなんだけど、
まだ追加されていくのかなあ?
あるいは次のフレームに「T・Pぼん」が登場するので、
同じ顔まとめされた可能性も(笑)

CDに収録されるからには、もうちょっと長い歌詞……
「かきくけこ」もあったら良いなと夢をみるのですが、
どうなるでしょうか。
次回放送も必見ですね。

※「藤子・F・不二雄 アニメ主題歌・挿入歌集」
日本コロムビア特設サイトができていました。

※「テレ朝動画」で公式配信中の動画はこちら

 ◇


次回は一週お休みで10月21日。
「走れ!ウマタケ」と「月の光と虫の声」

原作のウマタケにはジャイアンの父ちゃんが登場しますが、
今回のアニメではどうなるかも期待。
今までだったらスルーだったのでしょうが、
先日の放送でついに登場したので、可能性は十分にあります。

「月の光と虫の声」は秋らしく情緒あるお話。
原作のオチとは変わりそうな気もしますが、
これはアレンジの仕方によっては
ぐぐっと良い雰囲気が出そうな気もして楽しみです。
来年の映画「奇跡の島」につながるネタは……
さすがにまだかな?
タイトル通り、光と音楽(音)の使われ方にも注目です!

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。名前を変えました。王様のイスって雷が反応するぐらいですから、物体にも効果があるようにも思えますね。使い方を間違えればソノウソホントのような効果があるかも…?
生物の場合、命令する人が誰もいなければ(声が聞こえる範囲にいなければ)効果がないみたいですね。(命令次第ではどうしようもないですが)案外耳バンや吸音機などを使えば命令が効かなくなりそうです。
のび太は他の友達にイスを持たせていましたが、正直ジャイアンとスネ夫は「いい気味だ!普段の行いが悪い罰だ!」とも思えます。ですがドラえもんだけは「親友をこき使うのはやめようよ…」と考えてしまいます。のび太もドラえもんの優しさには普段からお世話になっているハズなんですけど…
ジャイアンも今回は暴走していましたね。春巻きさんのおっしゃる通り、劇までの期間がどうなっていたかが気になります。やはりひどい自分勝手な命令を…考えただけでゾ〜ッとします。
りく
2011/10/17 20:02
改めまして、りくさんこんにちは。
王様の椅子は生物に対しては「声が届く」範囲が条件……なるほど! それは気がつきませんでした。あとは命令が完了した一瞬も支配が解けるようですから、そのあたりを組み合わせれば「王様」を倒すこともできるかもしれませんね。
ジャイアンのように席を離れた瞬間も狙い目でしょうか。

ドラもこき使うのび太はちょっと調子に乗りすぎでしたね。その分ジャイアンの逆襲を受けたのだと思いますが、スネ夫などは結局使われ通しなので、散々だったでしょうね。
省略された期間の出来事などを考えても、ギャグの中にも深さと怖さのある話だったかもしれません。

春巻き
2011/10/17 20:51

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