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zoom RSS ドラえもん11年10月28日放送感想その2(のび太の忍者修行)

<<   作成日時 : 2011/10/30 18:59   >>

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あの野比のび太が突如自らの怠惰な生活を反省し、
過酷で耐え忍ぶ忍者修行へと身を投じた結果、
ついには投げる手裏剣ストライクにしたり、
水に映る月を真っ二つに斬れるようになったというお話…… 
ではありません。


※10月28日放送の一本目
まじんのいない魔法のランプ」感想からの続きです。


のび太の忍者修行
 →原題「ニンニン修行セット」
 てんコミ28巻、全集12巻


のび太が忍者修行をしようとするも失敗する……
というか、
コレ使いこなせる人は居ないんじゃないの?という
謎の忍者修行道具一式の話。
たぶん別の意味があるのだと思いますが、
未来の科学技術とか、ほとんど関係ない道具ばかりですよね。
ドラえもんも何がしたかったのかさっぱり不明ですが、
子守りロボットとして
少しはのび太をシャキっとさせたかったのでしょうか。

原作でハットリくんのマンガを渡すくだりが変えられたのは
まあしょうがないかなとも思うのですが、
タイトルと道具名までも変更とは。
「ニンニン」って使えないの??

「手段の目的化」が著しいというか、
のびちゃんの妄想超特急ぶりと現実のギャップ、
自爆が見所の話だったと思いますので、
以下、その辺りを追っていきたいと思います。


 ◇

『忍者と忍術』

だら〜っと昼寝をはじめるのび太に対し、
ドラが取り出したのは「忍者と忍術」という本。
と、言っても文字ばっかりの本は
とても読めないだろうということを見越してか、
見栄えのする活躍を集めた写真集のようですね。
現実的にはドラの言う耐え忍ぶ修行もありますし、
裏の世界の仕事のシビアさとか重さもあるはずなのですが、
そのあたりはバッサリカットしまして、
とにかくイメージでのび太を釣ろうとする作戦か。
ダイエットとかトレーニングの勧誘みたいですね。

案の定すぐに感化されたのび太さんは、
忍び装束に身を包み、屋根の上を走り、華麗に手裏剣投げを決め、
しずかが飛び上がりながら「ステキステキ!」と
感激してくれるという妄想を繰り広げます。
うん、実にわかりやすい。
というか今回は妄想が本編(?)


「忍者になれるんなら、どんな修行でもするよ!」(のび太)

修行に耐える覚悟があるか!と問いただした上で、
ドラが仰々しく風呂敷包みを解くと
中には忍者修行の道具が一式。
のびちゃんは目をキラキラ輝かせていますが、
わかりますよ。
やっぱりいつの時代も忍者は憧れの存在ですよね。
忍者とは限らないにしても、
「修行」という言葉には無意味に惹かれるものです。
公園の柵を掴んだまま落ちないように一周する「修行」とか、
そんな感じの想ひ出がほろほろ。
未だにゲームのレベル上げとかも
「修行」って言いたくなるときがありますし。

永遠の10歳ののび太だからじゃなくって、
今の子どもたちも同じであると信じたいのですが……



夢と現実のカベ「水上歩行の術」編

さて、早速「水上歩行の術」の箱を手に取り、
妄想…いえ空想をめぐらすのび太さん。
イメエジされるのはいつもの川を颯爽と……
水上ボードで滑り渡る姿!?

えー、水上「歩行」してないじゃないですか。
良くも悪くも現代っ子なのび太でしたね。
ということで箱を開けてがっかりする野比さん。
中に入っていたのは水グモでした。
我々大きいオトモダチには定番の忍術道具なんですけどねえ。

かくして、伊賀や甲賀の山奥でもなんでもなく、
いつもの野比家の風呂場で「修行」をはじめたのび太さん。
期待を裏切ることなく水にザブンしても、
ドラも居ますし自分のおうちですからすぐ着替えもできます。
このお手軽感がねえ……

いや、確かに極めれば風呂場だろうが多奈川だろうが、
水の上を歩けるようになるのでしょうけど、
「とりあえず自分の家でやってみよう!」という感じが、
これはこれで結構楽しいんじゃないか?と思えます。
「あめんぼう」とか、
普通に水の上を歩くための道具が存在する未来において、
なんでこんな古式ゆかしいアイテムが売られているのか
と思ったのですが、
つまり、「できるかどうかを問わず忍者修行をすることが目的」の、
言わばそういう遊びのための道具なんじゃないかなあ
という気がしてきました。
その辺の「夢」を了承の上でないとただのサギ道具ですよね(笑)
いや、未来デパートは普通にやらかしそうな感じもしますが、
そうではないと信じよう。この際。

あ、ご本人はお気づきじゃないでしょうが、
のび太さんは元から水上歩行の術が使えるんですよ。
「水たまりのピラルク」の話を参照のこと〜



夢と現実のカベ「天狗飛翔の術」編

今度は屋根より高く跳べるようになる術の修行。
野比さんの妄想劇場ではジャイスネの追撃を余裕で振り切り、
屋根から屋根へと舞い移りながら、
しずかさんの声援を受けるという光景が……

えーっと野比さんはいいとして、
しずかさんも修行したんですかコレ。
いやいや、忍者修行を積んだ人間に併走しながら
「キャーのび太さんかっこいい!」とハートを飛ばすなんて、
並みの小学生に出来る芸当じゃありませんよ。
のび太の方を向きながら、しかし何かに激突することもなく、
息も切らさずに走り黄色い歓声を上げ続ける!
何者ですかあなた。

まあ、妄想なんてのはそんなものだとは思いますが、
いつの間にか、しずかまですごいことになってるのが
妙におかしいです。

肝心の修行の中身はロボットツリーの種をまいて、
その成長に合わせて飛び越えていくことで
跳躍力をつけるというもの。
一時間という設定をしてしまうのび太ものび太ですが、
あの木の成長もやたら早かったですね。
音楽が早送りになっているのも細かいです。

その後、野比家の庭に突如として出現した木について、
ママ「あらやだ、こんなところに急に木が生えちゃったわ」
パパ「ううむ、これも異常気象の影響かなあ」
などと呑気な問答が交わされることを期待。


夢と現実のカベ「疾風百里行の術」編

最後は風のように速く走る術の修行。
妄想劇場はギリシア神話のような衣装と
羽の生えた靴で駆け抜けるのび太が描かれますが、
忍者はどこいったんだ、忍者は。
なんかここまで来ると完全に、
「しずかちゃんにキャーキャー言われたい!」
という目的になっているようですね。
そう、「キャー」です「キャー」。
ちゃんとこの後でそれを現実のものにするのですよ。
見事な伏線ですね。

そして箱を開けると中から出てきたのは
しっぽの長〜いふんどし。
いわく、これを引きずらないように走ることを
目指すのだそうですが……
しかし、なにが悲しゅうて、未来の世界のネコ型ロボットに
何の変哲もないふんどしを出してもらわなきゃならんのでしょう!

嗚呼、夢と現実のギャップここに極まれり!

出来るわけないのに「頑張れ〜」と
いい笑顔で送り出すドラが一本目に引き続き
そこはかとなく黒いです。
こんなところ誰かに見られたら……と危惧しますが、
タイミング良く出くわす才能はピカイチののび太さん。
ジャイアンにしっぽを踏まれて転倒したところに
丁度しずかさんがやってきてふんどし姿をしっかり目撃!
みたび、何も得ることの無かった修行でしたが、
視聴者サービスの役は果たしたのかもしれません。(?)



10分限定の忍者

結局、ここまで引っ張っておきながら、
忍術の「に」の字も習得していないというすさまじい話……
ついに未来道具らしく
「くわえて印を結ぶだけで化けたり消えたり出来る!」
というお手軽な巻物が登場しました。
のび太じゃなくても「早く出せよ!」と思いますが、
もう今回はのび太の妄想とギャップを楽しむ話なので
諦めるしかないでしょう。
道具名「お手軽巻物」ってのもそのまんまですね。

かくして忍者らしくドロンと「変身」を果たしたのび太は
ウヒョヒョヒョと奇声を発しながらしずかさんの元へ行き、
どう?と誇らしげに自らの姿を見せつけます。
そう。 ……巨大ガマガエルの姿を!
しずかさんの反応は当然のごとく「イヤー!」で
いつもは怪異に寛容なはずのご町内の皆さんにまで
追っかけられるのびガエルさん。当然です。
「しずかちゃんに忍術でカッコいいところを見せて、
キャーと感激されたい!」
だったはずなのに、途中の重要なところが
スポーンと抜け落ちてますね。
さすがはのび太です。でもそれがいい。


「きれいきれいしましょうね」(しずか、ただし妄想の)

ガマに化けても何の意味もないとやっと気づいたのび太さんが
次に考えたのは犬に化けること。
あわよくばしずかちゃんに拾われて、
一緒にお風呂でキャッキャウフフ……
のび太さんの妄想はフルスロットルで飛ばしすぎです(笑)
だがしかし「GJ!」と全世界のしずかファンが思ったことでしょう。
カメラもうちょい左! もしくはズームアウトしろ!
膝しか映ってないぞ!?

現実的に考えると10分でそこまでたどり着くのは
不可能なんですけどね。
こっそり変身を延長し続けたとしても
風呂場ではさすがに限界か。
と、すると、浴槽あたりで変身が解けて……

……すみません、私の妄想も自重します。



透明になってやることと言えば、仕返しかそれ方面だよね

犬に化ける計画も潰えたが、
のび太が懲りずに挑んだのは姿を消すこと。
しずかちゃ〜んと両手を上げ、まっしぐらに源家を目指しますが、
なんかもう、完全に目的が変わってないですか、コレ?

途中でジャイアンを発見したので、
お約束どおりポカポカ殴りにかかりますが、
10分経ってしまい逆に追われることに……
この時ののび太はちょっとイヤーな感じがしました。
その後、姿が見えないばかりに、
これでもかと絶妙なタイミングで自転車に跳ねられたり
ボールが飛んできたりするのですが、
わりかし自業自得な印象です。

原作はここでノビて終わりなのですが、
今回のアニメでは追加があり……
よりによってしずかの入浴に特攻!!
姿が消えているのをいいことに、
勝手に家に上がりこんで風呂場に侵入!
ちょっ、のび太さんなにやってんですかー!?

原作には「しずかちゃんを驚かそう」
というセリフがあるのですが、
それが無かったので完全に意味不明。
というかあれでしょう。
脚本の清水さんか、もっと他の方かわかりませんが、
「透明人間になったらしずかちゃんの風呂を覗きに行くよな!」
的なノリで進めたとしか思えませんねえ。
いや、私の勝手な想像ですが、
少なくともこの展開に上層部がGOサインを出したことは事実。
実に素晴らしい!

そうしてしずかに念願の「キャー」を言われたのび太さんは、
振り出しにもどる感じで部屋にぐったりと寝転び、
耐え忍ぶ術の重みを感じたのでした。
めでたしめでたし。

しずかの風呂グッズが四次元から取り出されているのかっていうくらい
無限に投げられ、山と積まれていくのにも笑わされました。


 ◇

と、いうことで
のび太さんの妄想と自爆をひたすら繰り返しつつ、
しずかさんのお色気シーンを堪能するというお話でした。
もう、これだけ時間をかけて、
まったく精神や身体の修行になっていないのが
安心ののび太クオリティですね。


 ◇

夏休み限定アニメ祭り当選者発表

群馬県の幼稚園をドラえもんが訪問した様子を放送。
「夢をかなえてドラえもん」にのせて、
子どもたちとドラが遊ぶ姿が映し出されます。
お面を作ったり、首飾りをプレゼントしたり、
みんなで合唱する光景に心があたたまりました。

「F組 あいうえお!」は流れませんでしたが、
大人のファンをニヤリと喜ばせつつも、
本来の読者視聴者である子どもたちも忘れずに、
幅広い年代に支持される作品であり続けて欲しいなと願います。


……しずかの入浴シーンがどうこうと
トバした感想を書いた人間が言うことではないかもしれませんが。


 ◇

次回は11月4日。
「そうなる貝セット」と
「最高!最悪なおもてなし」。


前者はシャレ系道具の中でも
結構お気に入りの話なので楽しみです。
原作にない「貝」がいろいろ出てくることを期待。

「おもてなし」はおそらくアニメオリジナルですが、
屋根に穴が開いていたり、謎のソムリエロボが出たりと
なかなかカオスなお話になりそうでこちらも楽しみ。

のび太が久々にシンプルな赤い服を着るようなので、
作画にも注目したいです。



※次回感想は遅れるか簡略版になると思われます。
いろいろ申し訳ありません。

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