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zoom RSS ドラネタつぶやき10 〜そのネジを巻くのは誰か?〜

<<   作成日時 : 2011/12/08 23:45   >>

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今回はハッスルねじについてぼんやり思ったことを。


ほんのわずかに新鉄人BD&DVD発売記念っぽくもあります。
(これとは別に記念記事を書きたい…な?と考えています)


さて、「ハッスルねじ」(媒体によっては「ハッスルねじ巻き」)
の効果ですが、
人の背中にあてて巻いてやると、
猛スピードで動けるようになる……
単純な速さだけでなく、宿題など作業効率も含めてアップさせる、
というもので良いでしょうか。

若干勘違いもあるかもしれませんが、
とりあえずそんな感じの認識でおりました。


そこで、ある時ふと気づいたのですが、
かの「ノーリツチャッチャカじょう」と「ハッスルねじ」は
効能的にはかなり重なるのではないでしょうか?


もちろん、
「これからサッカーするんだ」
という時にはハッスルねじ、
「これから百丈島のプラモつくるんだ」
という時にはノーリツチャッチャカじょう、と、
運動系か集中作業系かによって分けられるかと思いますが、
例えば「これから大掃除するぞ!」という時は
どちらを使うか迷うところかもしれません。
いずれでも手早く処理できるような気がします。


しかし、自他共に認めるのろまの私が
これまで欲してやまなかったのは
「ノーリツチャッチャカじょう」の方。

以前に述べたように
「ノーリツチャッチャカ」という道具の響きがたまらなく好き、
ということもあります。
しかし何故こうも年中「ノーリツチャッチャカじょうください」とか
アホなことをつぶやいてしまうのか?

それは私が作業遅くてドラえもん馬鹿だから……
ではなくて、
いや、それもあるんですが、
何故「ハッスルねじをくれ」ではなくて
「ノーリツチャッチャカじょうをくれ」なのか。

前述の運動寄りか作業寄りかうんぬんも勿論あるのですが、
考えてみれば、
ハッスルねじは巻いてくれる人が必要
なんですね。

そう、のび太にとってのドラえもんなり、ドラミちゃんなり、
その背中にねじを取り付けて巻いてくれる存在……
そうやって送り出してくれるひとが必要なんですね。

ひとりで作業に行き詰ったときに
「ああ、こういうときにあれがあれば!」
と妄想するのであれば、
だんぜん錠剤で手軽に服用できる
「ノーリツチャッチャカじょう」になることでしょう。
なるほど、当然の選択だったかもしれません。
特にそうした使用形態の違いは考えることなく、
無意識にこちらを選んでおりました。


そこで逆に考えてみると、
「ハッスルねじ」というのは
ある意味奇妙で不便な道具だなということに気づきます。

「ノーリツチャッチャカじょう」のように、
運動能力・速度アップに特化した薬剤だって
製造可能なことでしょう。

にもかかわらず、ねじの形態にしたのはなぜか。

まずはそのデザイン性やユーモア、
「ねじを巻く」という語になぞらえたとことが
大きいとは思います。

しかし製作者には思うところがあってこの「ねじ」にした、
使い勝手や機能性のみを追及するのではなく、
誰か近くの人、見守ってくれる人、
支えてくれる存在、
そんな誰かが巻いてくれることを想定して、想像して、信じて
この道具を世に送り出したのではないか?


そんなことを思ってみると、
この「ハッスルねじ」という道具の見方が少し変わってきました。


 ◇

近頃アニメ版感想の方でも
「この道具を開発した人は一体何がしたかったんだ?」
ということを妄想してみることが多いのですが、
架空の世界、架空の道具なりに、
その世界の設定に入り込んで、
その秩序の中ではどういう位置づけなのかを考えてみると
なかなか面白いですね。

22世紀はしょーもないアホっぽい道具や、
使い方次第では世界を滅ぼしかねない道具、
その業界をぶっつぶしかねない万能すぎる道具など、
ロクでもない道具が多数出回っているようですが、
その一方で、使うひとの心に委ねられるような道具も
たくさんあることに気づかされます。

以前述べた例ですと、
「鉄人兵団」の「メカ救急箱」とか。
ロボットや機械を「修理」するのであれば、
もっと手っ取り早い方法が絶対あるはずなんですけどね。
あえて時間のかかる方法を……
人間同様の「手当て」をすることを前提にした道具でした。

その「手っ取り早い方法」が
取れない事態を想定しているのかもしれませんが、
そこには治って欲しいと願う心、
そして「そう願う存在が居る」と信じる送り手の姿が
垣間見える気がしてなりません。


 ◇

「ハッスルねじ」もそうした道具のひとつなんじゃないかなあと
思えたのです。

今年のドラ誕生日アニメSP
走れドラえもん! 銀河グランプリ」において、
ドラが最後の猛追をできたのはなぜか?
それはのび太がねじを巻いてくれたから……
傍らにのび太が居たから、のび太と一緒に戦っていたから。

足を怪我したのび太は何もできなかったのか?
いや、自らねじを巻くことでドラえもんの力になれるから、
ドラと一緒に戦っていると、
お互いそう思っていると信じることができたはず。

無闇やたらのドーピングではなく、
そうやってそばに居る誰かを想定した道具なんだろうな、
だからこの場面でハッスルねじを使わせたのだな、と
感じられました。


魔法のように発達した科学文明に、
なんでも実現できる道具……

その中においても誰かを思いやる心、
温かく見守るまなざし、
力になりたいという願い、
そうしたひとの想いは変わらずに、
道具のコンセプトにもなり得るのならば、
20世紀より22世紀に至るまで
物事の根幹であり続けるとしたならば、
なんて素敵なことなんだろうなと思います。

現在ののび太より続く未来を描いたこの作品に
これまで触れ続けてきた限りでは、
こうしたことは決して不可能でもないだろうと思えます。
それを目指していかなければとも感じます。

時代が遷ろうとも、どんなに便利になろうとも、
道具は使う人の想いによるということ、
自分のことだけでなく他の人の幸せも願う気持ち、
それを持ち続けていければ、いつか、
無茶苦茶やトンデモもあるけれど、素敵な道具もたくさんある
そうした未来にたどり着けるのかなあ…と
妄想の翼をはばたかせてみました。


なんだか「キレイにまとめようとしている感」がぬぐえませんが……


それでも、自分も誰かのねじを預かり、
巻けるようにもなりたいなあと願う、
そんな今日この頃です。

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