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zoom RSS ドラえもん11年12月16日放送感想その1(どこでも大ほう)

<<   作成日時 : 2011/12/17 23:56   >>

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「あんなとこ行けたらいいな!
(国内だったら)みんな行かせてくれる〜?」 
「ウフフフ…どこでも…『大ほう!』」 
「え? ちょっと待っ…なんか違…」 
ドカーン!


2011年最後の新作放送のアニメドラえもん!
「どこでも大ほう」でゲラゲラと爆笑して、
「重力ペンキ」でほわ〜っとココロまであったまる!
原作の良さも何倍にも引き立てていて、
素晴らしい二本立てでした。


どこでも大ほう
 →てんコミ6巻、全集4巻

モニタで行き先を設定し、
大砲の中に入れば目的地まで吹っ飛ばしてくれるという
いろんな意味で凄まじく無茶な道具の話。


いやいや、やってくれました。
最後を締めくくるにふさわしい大バカ話!(褒め言葉)
ムチャクチャ、総ボケ、ぶっ飛ばし!
「ドラえもん」のギャグってのはまさにコレですよね!!

マンガがもともと面白い話というのももちろんあるのですけど、
大砲で飛ばすというおかしさ、テンポの良さ、
そんな「原作のココが好きだー!」という箇所を
「そうだろ、分かってるぜ!」と言わんばかりに
パワーアップさせてくれている気がします。

作っている側、視聴する側が一緒になって盛り上がれる、
そんな2011年のドラえもんを象徴するような
とっても楽しいお話でした。

ということでガンガン突っ込んでいきましょう!
こちらの感想は勢い重視で実況風に。

 
 ◇

「野郎ども、撃て!」
と、のびドラが夢中になってテレビを観ている場面からスタート。
どこかの映画を思い出させる海賊冒険活劇みたいですね。
うむ、いつぞやの海賊SPの頃の迷走荒波を乗り越えて、
今のアニメドラがあるのだなあ……(好きな方すみません)。

大砲というのは兵器ではあるのですが、
こういう場面ではやっぱり浪漫と興奮のアイテムだと思います。
おかげでのびドラの思考がそっちに行っちゃってるというのが
ここでは重要でしょうか。

その後ろで絵に描いたような慌て方をしているパパのび助さん。
仕事で新大阪に出張しなければならないご様子です。
何とか10時の新幹線に間に合う……
と、思ったらなんと9時のチケットだった!?
原作でおなじみのあの「ヤバい時のイッた目」をして
「もうおしまいだ!」と頭を抱えるのび助氏。
それを見た居候の青丸タヌキさんは、
「よし!なんとかしましょう!」
とお約束のポケゴソを開始。

未来の世界から来たロボットが
「こういうときにふさわしい道具」として取り出したるは……?
そう、あれですよね、あれ。「どこでも…」


ジャジャーン! 「どこでも大ほう」!!

……さあ、皆さんご一緒に。
『ちょっと待て! "どこでもドア"とかもっと他にあるだろ!!』

故障中とか点検中とか、真面目な理由も考えられるのですが、
先ほどのテレビ番組の流れから行くに、
「よーし! 大砲だ大砲!」ということしか
ドラの頭に無かったとみえますね。
さっすがのび太と同レベル……
いえ、子守りロボットとして同じ目線で行動するよう
設計されているのでしょう。
うむ、ドラちゃんはお子様でお馬鹿だからこそ良いのだ!


「準備はいいですか? ……発射!」
かくて、本来乗るはずだった新幹線に向けて
大砲でぶっ飛ばされたパパのび助さん。

一瞬で目的地へ移動するどこでもドア、
のんびり空の旅を楽しむタケコプターとも違いまして、
道程が爽快に、スリルたっぷりに味わえる道具ですね。

いや、本来そういう道具なんだと思いますが……
度を越えた冗談というか、
嫌がらせ道具っぽさも捨てきれないあたりが、
22世紀の恐ろしいところです。
というか、いっそ新大阪まで飛ばしてやれよドラ。

高度1万2000フィートを弾丸飛行し、
狙い違わず新幹線の屋根の上に着弾(?)したパパ。
振り落とされないように必死にしがみついていますが、
冷静に考えると、なんでこのひと無事なんでしょう? 超人?

そしてそんなパパの様子をモニタしながら、
「わ〜乗れてよかったね〜!」
泣いて喜んでるよ
とめっちゃいい顔で笑っているのびドラおふたりさん。
いやいや、ちょっと待てちょっと待て!
お前らの目は節穴か! 誰だって泣くぞこれ!
ていうか泣くくらいで済んでるパパもタダ者じゃないけど!


そこから何事も無かったかのようにサクッと画面は切り替わりまして、
自分が大砲に入ってみようとするのび太。
オイ! ちょっとパパは!? 完全放置かよ!
というかなんですかこの場面の切り方は!
ちくしょう! 実に「よくわかってる」じゃないかー!

そのままパパのことは思い出しもせず、
楽しそうに大砲で空を飛んでいくのび太。
猛スピードで風を切る感覚はなかなか良さそうですね。
……って着地は?

スネ夫が謎のフォアグラの話をしている空き地へ飛んできたのび太は、
そのまま木に突っ込んで落下。
いやいや、良かったですよ土管に激突しなくて。
のび太が「ドッカーン」とか言っているのは
その可能性も示していたんじゃないかなあとも思います。
本人は気づいていないみたいだけど。

ここまで大砲で飛んできたとしずかたちに自慢するのび太。
「ほら、あれだよ」と手を差し出すと
そこには重い大砲を引きずってきたドラさんが必死の形相。
はい、お仕事ごくろーさまです!

というかポケットの存在は……
現ドラえもん音頭で「ただのおなかじゃありません」
って言ってますけど、
しょっちゅう「ただのおなか」になり下がってますよねえ。
せめて腹鼓でも打ちましょうよ。
ポンポコポンのポン。(←クリスマスネタ)


さて、どこへでも吹っ飛ばす大砲による次なるミッションは
しず父のお弁当を会社に届けること!
物体電送アダプター」はえろ方面専用なんですね、わかります。
え?「忘れ物おくりとどけ機」? そんなのあったかな?

実際問題、弁当の中身が無事で済むのかなあとか
余計な想像もしてしまうのですが、
パパが生きてたことを考えると、目的地までの安全は
ガード機構的なもので保障されているのでしょう。たぶん。

そして「弾込めオッケー!」と、高らかに宣言したのび太。
弾って…人様の弁当だろ、と突っ込む間もなくノリノリです。

いざ、しずかちゃんのパパの会社へ弁当砲弾発射!
しずかのスカートが衝撃ではためきますが、
テレ朝動画のドラえもん傑作選の告知で
しっかりガードされてしまいました。
わざとか? わざとなのか?
この瞬間、日本中のファンの心がひとつになったことでしょう。
字幕うぜぇぇぇぇっ!
まあ、もとから見えないようになってると思いますけどね。


「実に素晴らしい偶然」で会社の窓が開いていたおかげで、
どこも破壊することなく、無事にお弁当はしず父のもとへ到着。
机の上に家族写真が置いてあったりとか、
ギャグ話の中にも奥行きがあって良いですね。
今年の「結婚前夜」でもしず父が写真を眺める場面があったなあ……

帰宅後、しずかが「驚いた? 実はのび太さんがね…」
と、いきさつを話したりしていたら良いなとも妄想します。


さて、続いて大砲に入ったのは骨川さんちのスネ夫くん。
比較的理性的な彼でも「着地は?」とか「帰りは?」とか
あまり考えずに入り込んでいるのが子どもらしくて和みますね。

「どこか楽しいところに届けてもらおうかな」
というスネちゃまの漠然としたリクエストに対して、
しずかが提案したのが「動物園」。

「どこか楽しいところ」で「動物園」というチョイスは……
F作品的には鬼門のようなイメエジがあるんですが。
なんかこう、「飛ばされる人が」というより、
「眺めている人が楽しい」的なニュアンスを感じますね。
しずかさんは展開を予想の上で挙げたんじゃなかろうか。

そこへ無理やり剛田さんが割り込んだおかげで
砲門がぐるり回転した挙句、塀に向かって誤射する羽目に。
仲良くズタボロになるジャイスネですが、
お話には全く関係ない場面なのが笑えます。
つまりズタボロにさせるのが目的ということか。

仕切り直して、ジャイアンだけが大砲に装填。
動物園に向かってイヤッホウ!と飛んで行く姿は
(なぜか)煤けていてもカッコいい!
まさに「スーパージャイアン」!!

……と、テレビに向かって叫んでいたら、
直後ジャイアンさんご本人がそのようにおっしゃられて噴きました。
自画自賛かもしれませんけど、
製作スタッフと我々視聴者の心がひとつになっている感じもして、
ちょっと嬉しくもあったり。
今年は特にこんな感覚を持った方が
他にもいらっしゃるんじゃないかなあという気もします。


さあ、大砲でやってきました、動物園!
F界で「動物園」って言ったら
チンパンジーとゾウとアレだよね。アレ!

そうそう、出ました出ました、ライオンさんガオー!

いやもう、期待を裏切りませんねえ。
なんでこう、数多ある動物をスルーして、
よりによってライオンのオリに突っ込むかと。F思議ね。

おししと追っかけっこして華麗にタイヤくぐりも披露した剛田さんは、
嬉しそうに涙を流しながら、母ちゃんとジャイ子、
そして父ちゃんのことを呼んでおります。
あ、父ちゃんも忘れられなかったよ! 最後だけど。
今年ついに登場しましたからねー
なるほど一年を振り返るための場面でもあったのか!(違


なんだか大変なことになっているジャイアンを
モニタ越しに見つめるのび太たち一同。
「伊豆の温泉にでも飛ばしてよ」と
ナチュラルに話題を切り替えようとするスネ夫さんには
助けに行こうという選択は無いんですね、さすがです。

ところで「熱川バナナ・ワニ園」って知ってる?


スネちゃまが「楽しそう」なフラグを立てたところでしたが、
そこへ、このシーズンに相応しい感じに
怪しい白い袋を担いだ男が現れました。
人相の悪いサンタさんの正体は銀行強盗ということで、
外国行きの船に乗せろと大砲ジャックされてしまった!

こんな状況にもかかわらず
「お言葉ですが、わたくしタヌキではございません」
と自己主張するドラが律儀というか馬鹿可愛らしいというか。
ジャイアンが吹っ飛ばされてそのまんま不在というのも
一応意味があったんですね。
のび太がしずかの方へ手を伸ばしている(っぽい)のは
結構頑張っていたのかな?


慌ててモニタで船を探すドラ。
このときボートに乗っている男女が映るのですが、
これって「あの窓にさようなら」の
ひできとももえさんだよね!?
場所が東京かはわかりませんが、再会できたんだ……
さり気なく、ニクいなあ。

しかし、毎度毎度、唐突に悪人が現れる月見台の治安は
どうなってるのでしょう。
警察官仕事してるの?
とツッコミたくもなるのですが、
直後にクイーンエリザベス号の模型にうっとりする警察官が
映し出される構成には苦笑。
何という説得力!

しかもこの方、いつもの警察官ですよねえ。
去年あたりからですけど、
この警官とパパの会社の部長(課長?)、
それからクラスメイトの三人娘さんあたりは
しっかり準レギュラーとしての地位と
ファン層を固めつつあるなという気がします。
わさドラ初期から居たような気もしますけど、
なんだか妙に目立つようになったと言うか……
個人的には作品世界に厚みが出る感じがして好みです。


さすがに指名手配の人相書きと同一人物と気づいたのか、
本来の職務を果たすべく、銀行強盗を追い掛け回す警察官。
模型を破壊された私怨も混ざってそうですが、
お仕事してくださるなら結構なことです。

かくして一件落着し、
「大砲でタイホ! なんちゃって」(のび太)
「やだもう…」(しずか)
てな具合にほがらかに笑う一同。
めでたし、めでたし。

……って、ライオンに食われかけていたひとと、
新幹線の上で一大アクションしていたひとの存在はーっ!?


スルーですか、放置ですか、そうだよね、そうに決まってる!
それがみんな大好き「ドラえもん」!


ジャイアンとパパは綺麗さっぱり忘れられてしまった訳ですが、
たぶんなんとか生きてはいるでしょう。
そうしないとこのアニメ今年で終わっちゃうし。

 ◇


と、いうことで、
人やモノを大砲でぶっ飛ばすという
その発想からしてそもそもおかしい道具でしたが、
最初から最後までツッコミ不在の総ボケで
見事に飛ばしきったお話でした。

アニメオリジナルの「なんでもソムリエ」の時のように、
わけのわからないネタをわけのわからないまま進めるのも
ある意味凄いですが、
今回のように無茶を無茶と作中の誰も認識せずに
何事も無かったかのように進めていってしまうのも
やっぱり凄く面白いですね。
原作のシュールさ、壊れ方というのは
こちらの方向なのかなあとも感じたり。

そういった凄さを改めて感じることのできるような、
素晴らしいアニメ化だったと思います。

いやー今年もたくさん笑った楽しんだ!



二本目の「重力ペンキ」の感想へ続きます。

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内 容 ニックネーム/日時
どうも、いやあ面白かった大砲は普通にギャグアニメとして楽しかったですね(^^)ジャイアンとのびパパはニュース速報になってんじゃねとかツッコンでました(笑)
「臨時ニュースをお伝えします、今日午後動物園のライオンのオリの中で泣き叫んでいる子供を救助しました。幸い怪我はありませんでした、何故オリの中に入っていたのか少年は「大砲で飛んできた」と言っており(略)また午前新大阪行きの(以下略)」って具合に。
しずパパのPC背景の家族写真は見逃しませんでしたよ、愛がつまってますね幸せそうなご家庭です(^^)
そういう細かい描写が背景にあるからああドラえもんたちはこうやって生活してるんだって背景が見えてくる、そんなわさドラが好きです。
高山洋子
2011/12/18 10:19
高山さんこんにちは〜
まだ前半のみですがコメントありがとうございます!
大砲の話面白かったですね!
「臨時ニュース」…うわあ、まさにそんな感じになりそうです! その映像が目に浮かぶようですね。
しずパパの家族写真も良かったですよね。普段の登場が少ないしずパパですが、こういう描写があるとしずかは温かい家庭に育っているんだなあと感じられて幸せな気分になります。
私もこんなわさドラが大好きです!
春巻き
2011/12/18 11:23

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