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zoom RSS ドラえもん12年1月13日放送感想(クイズは地球をめぐる&屋根裏のピーマン畑)

<<   作成日時 : 2012/01/14 18:10   >>

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問題です。次のものから正しいものを選べ。 
1)みわくのリタイサル、2)良集書、3)おいらのハートの心
 
……え? 全部間違ってるって? 
いやー全部正解でしょ! 剛田さん的に。


クイズは地球をめぐる
 →てんコミ19巻、全集6巻

未来の道具を実際に使用して答えるという条件がついた
独特かつ凶悪なクイズマシンの話。
問題や回答はかなり原作そのままでしたが、
「ジャイアンがのび太とコンビで問題に挑んでいく」という
アレンジ方法にはなるほどなーと感じました。

正直、原作とは違う問題も入れて欲しかったなと
思う部分もありますが、
あえて展開や骨格はそっくりそのままに、
キャラクターを追加することでどう味わいが変化するかという
試みなのでしょうか。
二本立てとしての時間の制約もあるでしょうが、
相当に知られている原作のあるアニメとして、
そのまま平坦にアニメ化するでもなく何ができるかということ、
まだまだ試行錯誤と新しい挑戦が繰り返されていることに、
製作スタッフの意気込みを感じます。


と、いうことで今回のアニメ化の見所になるのは、
のび太とジャイアンの掛け合いと、ボケ回答の二乗でしょうか。
「うわだめだコイツら、どうしょうもない!」
と頭を抱えたくなるいい感じになっていたと思います。
意外と似たもの同士だったんですねー

ただ、冒頭の「ただ跳ぶだけでいい」や
迷言「おもてのもようがうらに」などから受ける
「無茶なりにジャイアンって結構頭良くない?」
という要素は打ち消されてしまった印象もあり……

そんなこんなで、
新鮮だったり、なるほどという部分もある反面、
ちょっともったいなかったなあ
という部分もあるお話だったと思います。


それぞれの場面については簡単に。


・富士山より高くとぶ方法

字幕だと「飛ぶ」「跳ぶ」になっているのが
ニクくもあり、ずるくもあり。
スポットライトに「POKA QUIZ」のロゴなど、
いきなりクイズ番組のような演出にはびっくりしました。


・ポカポカタイム!

温かいほうじゃなくってぶん殴るほうの「ポカポカ」……
これこそがジャイアニズムってもんですね!
ドラやきをパクつきながら
「ちょっと楽しそうだね」と語るドラちゃんもなかなかのものでした。


・「ね? 泳げたでしょ?」(ドラ)

のび太が泳げないことを知っていて、
何の説明も無くタイムベルトを押させるドラって……
ちゃっかり先にゴムボートにも乗ってるし!
ドラえもん様最強!?


・「ダメだよのび太くん。
 このクイズは4問ワンセットなんだから」
(ドラ)

アクションクイズから逃げようとしたのび太に対して、
しゃあしゃあと言い放つドラさん。
だーかーらーそういうことは最初に言えええええっ!!


・「学校の友達一人と一緒に考えていい。
 ただし答えられなかった時には、カミナリの強さが5倍になる」


1たす1は1より大きい…はずだけど、カミナリまで増えないで!
未来の世界の玩具は
相変わらず手加減ってものを知らないようですね。


・ジャイアンに遭遇する確率>出木杉が通りかかる確率

もしくは、出木杉が厄介事をうまく回避する確率かも。
まじんのいない魔法のランプ」の時も出てこなかったしなあ。


・問題文射出装置!

のび太がジャイアンの影に隠れて直撃を避けたり、
ジャイアンがしゃがみこんでのび太に当てるやりとりが
細かくて笑わされました。
しかしこの子たち、お互い迷惑掛けないよう
フツーに左右に開いて避けるって選択肢は無いんですね。


・ガキ大将の鉄拳VSおしおきビーム

ついに我慢の限界を超えたジャイアンのパンチにも耐えて、
容赦なくカミナリを繰り出すアクションクイズさん。
税金鳥よりかなり丈夫につくられていそうですね。
さては途中でキレてぶん殴るやつが多いんだな……納得。


・気合で1500キロ〜!

そう高らかに宣言して、剛田さんの目が燃えていましたが、
いやいや、気合でどーにかなるもんじゃないってば!
無駄なド根性に「頑張れジャイアン!」と
声援を送るのび太も同レベルでいい味出してます。
だめだこいつら……でもちょっと面白いぞ。


・30時間連続で太陽にあてる日光カメラ

日光写真と言ってもピンと来ない子どもも
増えているのでしょうかね……
自分も遊んだことは無いかもしれませんけど、
ドラと三丁目の夕日で覚えたような。


・「日焼けサロンに持って行こう!」(ジャイアン)

本日一番笑った箇所。
その発想は無かった!!!
ていうか「さっすがジャイアン」って何がさすがなんだよ!
いやなんとなく分かるけど!

「あんまりバカげた答えだとその場でカミナリが落ちる」
と、またしても追加された謎仕様もイイですね。
血管無いのに律儀に怒りマークまで浮かべて、
アクションクイズさんナイスツッコミ! 


・「地球の果てまで逃げてやる!」

元はのび太の役割だったせいか、
逃げるジャイアンというのはレアな絵柄かも。
しかしドア開けっ放しならそりゃ追ってくるだろうさ!(禁句)


・祝福の「夢をきかせて」

名曲&大好き曲なんですが、
このタイミングだとちょっとギャグっぽいですね。
締めがジャイアンなので
後半のび太の存在感が薄れてしまった感じはあるかもしれません。


ということで、
ボケとボケ、マイナスとマイナスを掛けても
プラスにならないという驚異のジャイのびコンビの活躍でしたー

「のび太とスネ夫」だったら、
あるいはドクロ島のときのようにチーム戦だったら
どんな感じになるかも観てみたかった気がします。


 ◇

屋根裏のピーマン畑
 →アニメオリジナル

のび太のピーマン嫌いを見たドラが、
自分で作ったピーマンなら格別だよ、と
「日曜農業セットピーマンバージョン」を取り出し、
ふたりで屋根裏にピーマン畑をつくる話。

「しゅみの日曜農業セット」を使うエピソードである
「タタミのたんぼ」を原案にしたお話でしょうか。
単純に「タタミのたんぼ」のリメイクじゃないのも、
またひとひねりしてあって、なるほどなあという印象。

完全オリジナル話も好きですが、
原作にある道具や展開を使って、
今度はどんな話がつくれるか、というのも面白いですね。

なにより「屋根裏のピーマン畑」というタイトルが……!
「勉強べやのつりぼり」等々、
子どもの身近な場所がスコシフシギに変身!
という展開にワクワクさせられます。

屋根裏で、たった一日でピーマンが育つ、
というのは確かに安易かもしれません。
しかしその短い時間であっても、
のび太の心はきっと何かを感じ取ったはず……
それで大きく成長することも無く、
翌日には忘れて、いつも通りダメなのび太かもしれません。
それでも、こんなちょっと不思議で素敵な体験を
たくさん積み重ねて、
この少年は大人になっていくのでしょう。

度々述べていることの繰り返しではありますが、
のび太はいいなあとうらやましくなります。

結局ピーマン嫌いを克服したかどうかは不明というオチも、
ある種のび太らしくてアリだなあと感じました。


本編については箇条書きで。

・「うーん、おいピーマン!(おいしー+ピーマン)(ドラ)

あむあむとピーマンの肉詰めを頬張るドラのいい顔。
ドラやき大好きなネコ型ロボですけれど、
玉子さんの料理も美味しそうに食べますよね。良いなあ。

私も子どもの頃は「肉詰めの肉だけ食べたい」とか思っていたので、
のび太の気持ちは非常によく分かります。
でも今はピーマンも一緒に食べられるので、
子どもの頃からちょっとずつでも食べてきて良かったのかなという気も。
大人になったのび太は食べられるようになるんでしょうか。


・「うちの中で泥遊びなんかしちゃいけません!」(ママ)

のび太の部屋は温泉になったり釣堀になったり、
今まで散々スペクタクルを繰り広げてきたのに何を今更!?
しょんぼりと畑マットを片付けるドラが可愛いですね。
それにしても玉子さんの登場が絶妙なタイミングすぎて笑いました。
実はみんなバレていたのかしら。
たぶん3月あたりには絶滅動物がわんさかやって来ると思いますがー?


・屋根裏のピーマン畑

きたきた! 屋根裏大改造!! 
打ちあげ式豆太陽で明かりをともして……
このひみつ基地のようなワクワク感! 最高です!
勉強部屋でもち米を育てた時は
「作物を育てるための太陽」でしたが、
今回は「普段使わない秘密の場所」を変身させるものとして、
豆太陽がより印象的に感じられました。

そして「屋根裏」ってことは「奴」が来るよね。
というかそのためにここに設定したんでしょ?


・「日曜農業セットには
 こういう時のための対策が用意されているんだ!」
(ドラ)

「季節コントローラーの調子が悪い」ことも想定済みかい!
なんだその親切っぽい不親切仕様は!

……というツッコミをしたいところですが、これは野暮でしょうか。
冷静に考えると「適当に苦労する」ためのプログラムというか、
教育用のような気もします。
雨乞いのびドラが衣装もバッチリでオイシイところ。
コスプレしたドラってほんとにイキイキしていますね。


・「キミがピーマンを嫌っているからそう見えるんだ」(ドラ)

ファンタグラスは動植物を擬人化する道具……
しかしその言葉は使用者が心の底で思っていることを反映しており、
動植物の意志を創造する道具ではなく、むしろ想像であるという
道具の設定をうまく生かした場面。
たまにその辺があいまいに扱われるもので、
この展開には「おおおお!」と感激しました。
(おかげで「キー坊が恋をした」では、
のびドラがその手の展開を期待していたかのように…)


単純にピーマンを育てるのが目的ではなく、
それを通じてのび太の心が変わっていくのが狙いであることを、
改めて印象づけていた場面という気がします。
「ピーマンは栄養満点」
「スカスカなのは自分」
それをのび太が潜在的にでも感じていたという意味は深いかも。
生意気な口をきいていたピーマンだったからこそ、
カメムシにやられて弱った姿が
のび太と視聴者の心に響いたのかもしれません。


・「育つよ。多少いびつになるかもしれないけどね」

ピーマンを放ってしずかのところへ行ってしまったことを反省したのび太。
その姿を見たドラはそれ以上責めずににっこり笑って語りかける……
普段アレでアレすぎる子守りロボットですが、
やっぱりドラえもんがのび太のそばに居て良かったなあと思えた場面。
しずかのクッキーにしても、
出来上がったものを食べるだけなんですよね。
そこに至るまでにどんなことがあったのか、
食べるということはどういうことなのか、
子どもたちにも分かりやすくさりげなく描く良作だと感じます。


・ふしぎふしぎ きになる〜

のび太が本気でピーマン作りに取りかかってからは、
セリフを入れず、引いた画面で半シルエット状に描写。
普通の家の屋根裏で起こっている「ふしぎ」を
小窓(通風孔?)から漏れる明かりで表現する手法、
そして「ドラえもん・七不思議」の曲の重ね方にぐっと来ました。
タタミのたんぼの時と違い、
「一日で収穫できる」を夜明けに設定したのも見事なところです。
朝日が息を呑むほど美しく、生命の息吹を感じさせますね。


・「こんなかわいいピーマンたちを食べるなんてできないよ〜」

良い話からまさかのギャグっぽいオチへ。
のび太がピーマンを食べられたのかどうかは描かれず、
視聴者にその後を委ねる形になったのは
意見が分かれるかもしれませんが、
個人的にはこれもアリかなあと。
のび太にピーマンを食べさせるための作戦だったのに、
結局食べないってダメじゃん!的な脱力感も
この作品らしい、のび太らしい気がしました。

ただ、問題なのはその描き方や切り方というか……
「ドラえもん・七不思議」が終わって、ドラがズッコケてすぐ
「ぜつめつ動物に会いに行こう!」のコーナーが始まってしまったので、
「え? これで終わり?」という感じがしてしまいました。
それまでの場面が比較的しっとりと、
余韻をもたせて情緒的に進行していただけに、
唐突な切り方だったように思えます。
尺がギリギリなのでしょうが、
もうちょっとどうにかうまく見せて欲しかったなあという気が。


ともあれ、自分の部屋のすぐ上、屋根裏で
ママに内緒で野菜を育てるというワクワク感、
そして生命を育てる、それを食べるということについて、
ちょっとずつのび太の心が変化していく様が
素敵な話だったと思います。


 ◇

<ぜつめつ動物に会いに行こう!>

映画「奇跡の島」に登場する絶滅動物を解説するミニコーナー。
鈴木福くんがアニメ化したことにはびっくりしました。
実写交えていくのかと思ったのですが……
うーん、それならコロンちゃんとかクラージョとかゴンスケとか、
作中のキャラを使って、親しみを出して欲しかったなあ。
キャラを描くことが作品のネタバレになるのかもしれませんけれど。
ピッポがテレビ版でもすっかり馴染んで
トリオ漫才を繰り広げていたのがちょっと懐かしいです。

ともあれ、
たくさんの動物を映画本編でいきなり見ても
なんとなく流してしまいそうなので、
このコーナーで多少でも予習していければと思います。


 ◇

次回は1月20日「ごきげんポカポカシール」と
ママママバトルざます」。
二本ともアニメオリジナルのようですね。

ポカポカシールは今度は殴られるポカポカじゃないようなので、
最後はのび太と視聴者の心があったまるような展開を期待。

ママママバトルは……玉子さんVSスネママという
全国1500万のファンが泣いて喜ぶシチュエーション!!
2012年の早々から後世に残る伝説回が誕生するのか!?
振り回される三人の息子と、
二人のママのガチバトルに期待、超期待!!

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
インドで人気のハットリくんがインド向けでアニメ化らしいですね。脚本演出をシンエイ動画がやり、作画などをインドの制作会社が担当で全26話で。アジア各国、日本でもテレビ朝日系で放送らしいですね。
第一弾らしいですね。正式に決まってないですがパーマンやしんちゃんも、もしかしたら・・・らしいですね。ドラえもんの作画までインドの会社が制作することになる時代が来てしまうのだろうか?シンエイ動画はテレビ朝日の100%子会社だからなぁ。


とら
2012/01/15 22:08
こんばんは。
とらさん情報ありがとうございます。
今回のニュースは驚きでした。今後他の藤子作品、シンエイ動画作品にも広がるのか…注目していきたい動きですね。
ともあれ、従来と違った形であれどハットリくんの新作アニメが作られるというのは凄いことですし、嬉しいので、日本での放送も楽しみにぜひ観てみたいと思います。
春巻き
2012/01/15 22:45
1/14の深夜に放送されていたドラえもん傑作選はご覧になられましたか?
あおい
2012/01/16 00:25
あおいさんこんばんは。
関東地方の「ドラえもん傑作選」視聴しました!
しずかちゃんの描き方やむぎわら先生のインタビューなどとても興味深い内容でしたね。
今週〜来週のうちに簡単にまとめた記事を書ければ良いなあと思っておりますので、よろしければのんびりお待ちください。
春巻き
2012/01/16 01:10
こんにちは、吉野と言います。

読んでいたら久しぶりに
見たくなって、動画サイトにしばらく
居候…

やっぱりいいですね。
アミノ酸で若返り◆吉野ゆう
URL
2012/02/04 13:34
こんにちは。
今のアニメドラえもんはとっても楽しいので、ぜひ本放送もご覧になってください〜
春巻き
2012/02/05 22:13

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