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zoom RSS ドラえもん12年2月10日放送感想(ジャイアンシチュー&開店!動物くんれん屋)

<<   作成日時 : 2012/02/15 23:06   >>

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ジャイアンシチュー……
それは生きとし生けるものを
恐怖のどん底に落とし入れる最終兵器! 
たくわんに塩辛にジャムに大福、
それから隠し味にセミのぬけがらをちょいときかせ、
フタを開ければ立ちのぼる紫煙と芳香。
ひと口すすればたちまち天に召される心地……!
さあ、存分に食するがいい!?


ジャイアンシチュー 
 →てんコミ13巻、全集7巻

ジャイアン被害と言えば
理不尽な暴力と殺人的な歌、
そして忘れちゃいけない地獄の手料理!
ということで、
みんな大好きなジャイアンシチューのお話。

現アニメシリーズでは
08年6月に「恋するジャイアン」後編
部分的にアニメ化してしまっていたので、
改めて単独のエピソードとして描かれたのは
嬉しい限りでした。

藤子・F・不二雄ミュージアムのカフェメニューになるくらい、
有名かつ人気エピソードではありますが、
ネタがわかっていてもなお
「やっぱり怖ぇぇぇぇっ!」
「うわーそう来たか!」
と盛り上がれる面白さがあったと思います。
期待通り、いや期待以上の一大ホラー!?

いやはや、「ドラえもん」というのは
実に夜七時のお茶の間にお届けするにふさわしい、
ステキな怪奇猟奇狂気アニメですね!

ということでお約束のツッコミを。


・「とつぜんだが、おれは新しい趣味を持つことにした」

そう言い放ったジャイアンに対し、
いつもの連中の反応はこちら。
「シンクロ?」(のび太)
「裸踊りでしょ?」(スネ夫)
「サル回し…とか?」(しずか)

こいつらは揃いも揃って……特に三人目のおさげ!
可愛い顔してサラッと言ってるなあオイ。
猿使いじゃなくって
サルの方をイメージしているのがワイプでも丸わかりですね。
いや、私もそう思いましたケド?


・「食べれば地獄、食べなくても地獄が待っているだけだ」

一天にわかにかき曇り……!
プテラノドン乱食パーティ@白亜紀など、
この手の不吉な想像には長けている骨川さんの本領発揮。
さすがうまいこと言うなあとは思うのですが、
結局は絶品シチューと剛田さんの制裁と
両方の地獄を味わうことになったわけですねえ。
ちゃんと(?)食べたのに。


・命にかかわるスパゲッティ

玉子さんが自慢の腕を振るったミートソース。
そりゃあ気も悪くするよね。
なぜかドラまで一緒に怒られているのが和みます。
それにしてもフライパン投げるのはさすがに危険だぞ! 
よい子も悪い子も真似しないように!?


・"スーパーグルメスパイス"!

「味のもとのもと」が商標的に?NGということで、
新たに設けられた名称。わりとそのまんまかも。
前回は「いっぱい(なんでも)食べる子元気な粉」でしたが、
まあ、22世紀にはこの手の道具(調味料?)が
たくさん出回っているのでしょう。
ドラも「チラシの品・本日限り特売」とかで買ってくるんだよ、
たぶん。

しかしこのミートソースの旨そうなことと言ったら……!
湯気と輝きの描写もさることながら、
のび太の食べっぷりが食欲をそそります。
「ドラえもん」の食べ物は美味しそうなことで定評ありますが、
このミートソースはドラ界でも屈指ですよね!
うう、夜中にもかかわらずミートソース食べたい、大好物だし。


・例の「フグ毒理論」は歌オンリーなのか

ジャイアンの料理を味見させられた
可哀想なジャイ子ちゃんは逃げ出し、
ムクは息も絶え絶えに。
彼は後編でも散々な目にあっているので、
ひたすら気の毒というほかありません。
ていうかジャイアン自分で食えよ!!
そうしたら一人の犠牲者も出すことも無く(除く本人)、
このアニメを3分でハッピーエンドにできるのに!?


・「レストラン、ジャイアン亭へようこそ!」

フリフリエプロンに料理人帽子を身に着け、
「うっふん」と笑顔で出迎える剛田シェフ。
すこぶる上機嫌にもかかわらず、
これほどまでにこの世の終わりを告げるような
恐ろしい笑顔があっただろうか!?
いちいち顔に影が差し込まれているのが、
「うへえ」とうなりたくなるほどの不気味さを醸し出しています。


・「期待させんな! この唐変木!」

「お招きに預かり、まことにご愁傷様です」
「とっととおいとまするよ」等々、
今回のスネちゃまのセリフはなかなか小粋ですねえ。
このスネ夫のやけっぱちテンション結構好きです。


・「ひき肉」は果たして本当に豚ひきだったのか?

「ほわっ! やあ! ちゃあ!」と威勢のよい掛け声とともに、
ガラスの向こうに浮かぶシルエットは
どう見てもお料理中のそれではない……
凶刃が振るわれ、赤いしぶきが舞い飛ぶ!
こ、これはなんというスプラッター!?
ハンカチでおさえてもこらえきれない不気味なにおい!
嗚呼、扉の向こうでは一体どんな惨劇が!?

いや、ホンっとこれは、
どこの猟奇殺人事件だ!?というノリでしたねー
まあ、必殺の威力には違いはありま…(ゴポッガフッキュッ!)


・「うまいか? おいしいか? どっちだ?」

さあ、皆さんご一緒に。
『…すごい!』

ジャイアンシチューと言ったらやっぱりコレですよね!
感想を尋ねているようで、
マズイと言う選択肢は無し!
有無を言わせぬ二択になってない二択!
この難問、キミならどう答えるか?

ということでジャイアニズムも凄まじいですが、
スネ夫の切り抜け方も見事ですよね。
「何が」、「どう」、とは言わず、
ただ「…すごい!」とだけ表すという! お見事!
こういうときの彼の機転は心底尊敬します。


・「ボク、骨川くんと話があるから」(ジャイアン)

うまそうに最終兵器シチューをすするのび太を見て、
先ほど食した自分の舌と目を疑い、
とりあえずもう一度食べて噴き出すというスネちゃま。律儀すぎ。
このひと、なんの躊躇も無く
10月の川で泳いだりとか(オールシーズンバッジ)、
混乱すると「とりあえずやってみる」傾向にありますよね?
頭が良いんだか悪いんだか……
変わらずにこやかな笑顔で
スネ髪をひっつかんで立ち去る剛田さんには
背筋がゾ〜っとするものがありました。合掌。


・ひみつ工作ロボット・DORAEMON

原作ではドラの道具によって、
自分ひとりだけは助かる算段だったのび太ですが、
机の上にスーパーグルメスパイスを置き忘れるというドジにより
めでたく生きるか死ぬかの極限状況に追い込まれる羽目に。
ピンチを更なるピンチに悪化させることにおいては
のびちゃんの才能はピカイチですね!
原作や前作を知っていてもハラハラさせるアレンジで
いいスパイスになっていました。(←座布団没収)

ともあれ、そんな展開のおかげで
道具を渡して終わり、にならず、
天井から顔を出して持参したスパイスを振りかけるドラえもんさん。
忍者ばりの工作活動に挑まれていましたね。
いやあ、マンガ読んで爆笑してるだけじゃなかったんだ……
すごい! 見直したぞ!?
しかし言うに事欠いて「散歩中」とは…
もうちょっと上手くごまかせよドラ。


・しずかや委員長に食べられるならむしろ本望(?)

もみ合いになった挙句、
予定通りスパイスをたっぷり浴びてしまったジャイアン。
「たっぷりでっぷりしたお肉がたまらなく美味しそう」だとか……
そう言われれば、確かに…いやいかん。じゅる。
しずかの言う「いい焦げ色」というのは
色黒(日焼け?)ってことなんでしょうかね。
というか皆さんの目がヤバイヤバイ!
はる夫も安雄もムクも、近頃人気沸騰の委員長も、
さらには「お昼寝」していたはずのスネ夫まで蘇って
焦点の合ってない十字目で迫る!
果たしてとびっきりイキの良い、
ぴっちぴちの究極食材「ゴーダ・タケシ」は誰の口に!?


ということで、その後どーしたとか、
ジャイアンの運命はいかに!?とか、
そういうのをまるっきり華麗にぶん投げた、
狂気・猟奇・人食風味のステキなお話でしたー

そうか、「ジャイアンシチュー」ってのはアレだよ、
ジャイアンの作ったシチューじゃなくって、
ジャイアンがシチューに……


なお、某Fミュージアムのシチューは
「基本的には」美味しかったことを付け加えておきます。
塩辛はやべええええ!


 ◇


開店!動物くんれん屋
 →原題「動物くんれん屋」プラス4巻、全集8巻
 ※主要人物をジャイアンに変更するアレンジあり

「桃太郎印のきびだんご」を使って
のび太が動物を訓練する商売を思いつく話。
後半はジャイアンが調子に乗ってしまったので、
のび太よりはむしろジャイアンに焦点が移った印象です。

視聴するまですっかり忘れていたのですが、
そういえば原作のある話でしたね……
のび太の近所に住む少女「ナマ子」が
飼い犬をこきつかうという展開をジャイアンに変更していましたが、
怖い母ちゃんが居て、犬を飼っているという設定も合致し、
かなり自然な形に収まっていたかと思います。

ただ、個人的にはいくらジャイアンにしてもやりすぎというか、
「横暴」の方向性が違うような感じもあったのですが、
のび太に指摘されて一瞬たじろぐ様子もあったので、
そのへんも一応考えられていたのかな……?
まあ、元々別のキャラだったところに押し込んだので、
多少無理が出てしまうのも致し方ないでしょうか。
だからF先生もジャイアンにしなかったのかもしれないし。

ともあれ、逆にジャイアンとムクと母ちゃんでやるのならば、
そのあたりを生かしたプラスアルファも観たいところ。
オチはドラのセリフも含めてそのままでちょっと残念でしたが、
机に向かったり掃除をするムクが可愛かったので良し?
シチューの味見もさせられたりと、
何だかんだでムクが大活躍…
いえ大災難の日だったかもしれません。


それぞれの場面については簡単に。


・「しずかちゃんかわいい」(インコ)

飼っているインコに賞賛される少女。
誰が教えたのか……言わせたのか!?
単に「しずかちゃん」+「かわいい」で
しゃべれる単語が組み合わさっただけかもしれませんが、
しずか自身が「『しずかちゃんかわいい』って言ってごらん」、
と教えている姿を想像すると……

いや、そういうのもキライジャアリマセンヨ?


・「なんです!真っ昼間から!」(ママ)
「具合でも悪いの?」(ドラ)

あ、ドラがのび太の心配をしてるなんて……珍しく純粋だ。
ママが冷たいんじゃなくって、
我が子の行動パターンを把握しているんでしょうね。


・めざせ!手乗りニワトリ?

ニワトリさんを手に、朝日が昇るのび太のイメエジ映像が
とってもバカっぽ…ステキでお似合いでした。
じゅうたんの毛をむしっていじける後ろ姿も
いかにも「らしい」感じで良いなあ。


・「おいで〜」(ドラ)

桃太郎印のきびだんごの効果は
使用者の顔を桃型にくり抜く形で表現。
ネコ(一応)がスズメを愛でる光景というのも
なかなかスコシフシギですね。


・「筋トレ〜」(のび太)

ちょ、その発想はなかった!
腕(?)立て伏せする鳩かわいいい。


・「何度も繰り返して訓練すれば、
エサなしでも言うことを聞くようになるんだ」


ほうほう、なるほど。
人間にも有効ということは……
あ、すみませんすみません思っただけです、いや思うよね?
……ごほん。
しっかし22世紀の道具は使い方次第で
ヤバイものが多すぎですよねえ。(今更)


・「くんれん屋 本日開店」

「料金は一匹20円、安い! 野比のび太(まで)」

原作が100円でしたから確かに安い。
しかも10円じゃなくって20円というところが分かってますねえ。
というか「野比のび太」の名前だけで
通じると思ってる&実際に客が来たのが何気にスゴイです。
やっぱり月見台では有名人なんだろうなあ。


・ネズミを追うネコ・追われるネコ

ジャイアンシチューに引き続き、
道具を出しっぱなしじゃなくて、
わざわざ巻き込まれに来るドラさんが楽しいですね。
ポケットを落としかけて拾うところとか、
ネズミに蹂躙されて死亡するドラとか、
電信柱には「ポイ捨て禁止」と書かれていたりとか、
ちょっとした描写が凝ってて笑わされました。

ところでドラをきびだんごで調教したら
ネズミを捕れるようになるのかなあ??
(その前に「やろう、ぶっこ(略)」状態になるに100ボル)


・お手伝い犬ムク

きびだんごでやりたい放題のジャイアン。
ムクがちょこんと椅子に座って机に向かう姿や、
食器を割って落ち込む様子は
さすがにかわいそうでしたが…でもちょっと可愛い。
というか何回でも「一匹20円」では破格すぎましたね。
こんな落とし穴があったとは。


・「やめてよ母ちゃん!」

ジャイアンにゴロゴロとなつく母ちゃん……
これは…なんというか……
いろんな意味で凄まじい画だ……

(結果的に)単発キャラじゃなくって、
普段の怖さをよく知っているジャイアンの母ちゃんだったからこそ、
後の展開が思いやられるということはありますね。
ドラも「知らん知らん」で放置だし。
毎度のことながらいいのかそれで。


ということで、のび太が道具で調子に乗るのではなく、
ジャイアンが調子に乗って暴走した話でした。
ムクとドラはひたすらお気の毒な感じ……

清水東さん脚本ですし、この時期に改めて
「桃太郎印のきびだんご」のエピソードを放送したのは、
映画「奇跡の島」との関連もあるのかなあと妄想します。
どうなるかな?

 ◇


映画まで3週間!アイキャッチ

今回は空を飛ぶスカイ、ゴンスケ、ドラ、
そしてタケコプターに戸惑いくるくる回ってしまう
クラージョの姿が。
そう言えばドードーって飛べない鳥でしたね。
そのあたり映画でも扱うのでしょうか。


ぜつめつ動物に会いに行こう!

今回は陸の哺乳類としては最大と言われる、
インドリコテリウムを紹介。

ああ、のび太が居ないので福くんがボケになるんですね……
「大きくなりたい」と言って素直に葉っぱを食べてみるのは
ちょっぴり野比のび太氏ライクかもしれません。


 ◇

次回は2月17日、
「あったか〜い雪合戦」と
「スネ夫が剛田商店でアルバイト」


ホカホカ雪の話は憧れたなあ……
オチが変わってくるのかも気になります。
というか雪の精に会いたい季節なんですが、
あの話のリメイクはしないのでしょうか。

スネ夫の話はタイトルからして面白そう。
これは必見ですね!
予告を見る限りだと剛田商店が
かなりぶっ飛んだ方向に劇的改造されそうで楽しみです。
「おフランス製のヤカン」ってなんだそれ!?

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
初めまして。いつも楽しく感想読ませてもらってます。
管理人さんのドラ考察はいつもズバリというものばかりで作品がさらに奥深くなります。

それで「ジャイアンシチュー」のスパゲッティーを食べるシーンについて。
めっちゃおいしそうで私も画面の中飛び込んで食べたいくらいでした。
にしても、あの時ののび太君の目がかなりヤバめでしたよね(笑)
血走ってたり、目の輪がいくつも重なってたり。
スパゲッティを頬張るのび太君の目が「まどかマギカ」のマミを食べたあのモンスターに見えたのは私だけでしょうか?
ママバトルの「こんなの絶対おかしいよ」や昨年七夕の「魔法少女になりたい」という短冊と言い、ドラスタッフの中にまどマギが好きな人がいるのでしょうか?
ちょっと気になったのでコメントしてみました。
でも現代アニメのネタが長寿アニメのドラえもんにあると、なんだか嬉しいですね。
これからも感想楽しみにしてますね。
ラキ
2012/02/16 12:46
ラキさんこんばんは!
温かいコメントありがとうございます。
私は「まどかマギカ」は未見なのですが、短冊やセリフなどでパロディがされているということは耳にしておりました。
本当に、ラキさんのおっしゃるように、現代の人気アニメのネタが長く続く「ドラえもん」にもとり入れられているというのは嬉しいですよね!
放送が続く限り、「過去のもの」ではなく、今のアニメであり続ける「ドラえもん」をこっそりと応援していければと思いますので、また思い出したときにでもご覧頂ければ幸いです。ありがとうございました!
春巻き(管理)
2012/02/16 23:05

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