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zoom RSS ドラえもん12年11月16日放送感想(しつけキャンディー&ハメルンチャルメラ)

<<   作成日時 : 2012/11/18 18:53   >>

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ネズミの大活躍と骨川親子の受難が見所の二本立て!


しつけキャンディー 
→てんコミ22巻、全集7巻


ひいおばあちゃんの戒めを、
スネ夫が迷信とバカにしている姿を目にしたドラは
例えて注意したことが本当になる、
「しつけキャンディー」を出した。
「うそをつくと閻魔様に舌を抜かれる」のことばどおり、
骨川親子は地獄に落とされてしまい……


「親の悪口を言うと口が曲がる」
→「出る杭は打たれる」への変更は仕方ないかなとも思いますが、
「ものが泣く」「牛になる」等に比べると
比喩の方向性が違うかなという気も。
ただ、工事用車両にぶっ叩かれるスネちゃまというのは、
絵的にインパクトがあって楽しかったです。
大変!スネちゃまがメリ込んじゃった!

出会いからひいおばあちゃんの荷物を持つドラを描くことで、
科学的根拠よりも、なぜおばあちゃんはそういう言葉をかけるのか、
心の部分に意味を見出し、味方するドラえもんを
自然に感じられました。
あの重い荷物も自分の身の回り品だけじゃないよね。

と、話の大本のところはしっかりさせておいて、
道具を使って起こるバカ騒動を描くっていうのが実にいいです。
なりゆきを見守るためとは言え、
しっかり骨川家でゴチになってるのびドラに笑いました。
「何で居るザマス?」(スネママ)
いや全くだよ!
「ほらスネ夫も遠慮しないで、どんどん食べなよ」(ドラ)
いや、ここスネ夫の家だから!!

忠告に従わず、
地獄に落ちたスネ夫親子を助けに行くのびドラ。
ほっとけよ!って気もしますけど、
それじゃ時間が余る…モガモガ。
スネ夫たちに続いて地獄に落ちたのび太たちを、
お茶をすすりながら見守るひいばあちゃんがシュール。
このへんが年の功ってやつですか?

茶柱による事態打開を信じて
律儀にお茶を飲みまくるドラ……ネコ舌じゃないんだ。
あ、タヌキですものね、おっとロボットロボット。(地獄落ち回避)
というか、そもそも無限に湧いてくるお湯とお茶葉が凄いんですけど。
いささか尺稼ぎっぽくもありましたが。

スネ夫たちはおばあちゃんに謝り、
ドラえもんがタヌキであるという嘘も撤回され……嘘なんだ?
地獄から生還したしたのびドラ。
「心配ないよ、そろそろキャンディーの効き目が切れるさ」
ってことはまた嘘をついて地獄送りになる可能性があったってことですね。

そして場面変わってのび太が観ているアニメ……
「何よ!偉そうに! あなたただイケメンなだけじゃない!」(女)
「顔だけじゃないさ」(男)
ってなんだこれ。
あ、原作でのび太が観てたのと同じ絵柄だ!?
なんだこれ、なんですかこの無駄な作りこみはー!

そして、「○○したら、××になるよ」
というのが自分で作っても良いなら悪用も可能ですよねえ。
使うのがのび太でよかったものです。


ということで、
スネ夫とスネママが遊ばれる話は
やっぱり楽しかったです。


 ◇


ハメルンチャルメラ
 →てんコミ41巻、全集15巻


音色を聞いたものを山へ送ってしまう
「ハメルンチャルメラ」の話。


山限定……っぽかったんですよ、原作では。
今回の話では任意の場所へ送る道具へ変更されていました。
話を長く、広げるためと、
どう考えても不法投棄推奨道具だったことの
兼ね合いというところでしょうか。

ただ、残せる展開は残していたので、
こういう解釈も可能なのかと興味深かったです。


さて冒頭からネズミにパニックを起こし、
のび太を踏んづけ、各種爆弾・兵器を取り出すドラ様。
いつか本当に地球ごと滅ぼされるんじゃないかって気がします。
ある日は唐突に伏線もなく(略

チャルメラの効果によってネズミは山へ、
ついでに冷蔵庫の裏のゴキさんも山へ。
……しばらく山で昼寝とかしたくないですね。
野比家の冷蔵庫は宇宙へ飛び出すこともなくなったでしょう。

こいつは面白いおもちゃだとばかりに、
0点の答案を山送りにすることを思いついたのび太さんですが、
行進していくことを丸っきり忘れていますよこのかた。
ジャストタイミングで通りかかった安雄と委員長(俗称)に
思いっきり見られてしまう羽目になりました。
「やっぱり0点ばっかなのね」と地味にエグい一言がナイス。
このふたりが一緒に居るのは、前にも見たような気がするなあ。

本棚の奥から0点を取り出すのがリアルで良かったです。

さて、月見台じゅうの皆さんに0点を見られたかと思うと、
結構シャレにならないものがあると思いますが、
それくらいで懲りるわけのないのび太さんは、
しずかに借りた本をチャルメラで返すことに。

ラインナップが「ケロケロポエム(ナタリー杉本著)」以外は
「光るポテト」(上中下)、
「空とぶメイクイーン」、
「大百科シリーズ 芋のいろいろ」と
イモ関係ばっかりなんですが、
しずかは私設イモ図書館でも開いているんでしょうか。

続いてはジャイアンに奪われたおもちゃを取り返すミッション。
「持ち主の家へ帰れ」で良いなら便利だなあ。
効果に逆らえないから妨害もできないってことですかね。

そして頼まれていたお使いを面倒くさがったスネちゃまは
八百屋の品を全て家に送るという暴挙に。
さすがお金持ちは違うざます。
スネママは一本目から悲鳴ばっかり上げてる気がしますね。
そこがいい。

久々登場のミーちゃんの誘いに答えてドラが退場しましたら、
さあ待ってました、のびちゃん暴走タイム!
……となるのがいつものパターンなんですが、
今回はお金も取らず、あくまで本人は善意のつもりで話が進むことに。

玉子さんがおイモかじってましたが、
ひょっとしてあの本は玉子さんがご覧になったのかしら。

かくてはじまる、
月見台を粗大ゴミが闊歩するスコシフシギ…カナリフシギな光景。
ゴミを片付けますと広く呼びかけるのび太でしたが、
特に宣伝せずとも、このまちに住む皆さん方は
変事があったら野比さんち発祥」の
鉄則を熟知していることでしょう。
モブに未来の出木杉(渡辺版結婚前夜の)っぽい青年がいたーー!

そんなのび太にゆらりと忍び寄るカゲ。
デザインなんかは全く原作通りの少年なんですが、
メカクレだったことを逆手にとって(?)、
あるいは人間以外の存在ではないかとも思える不気味な描写に。
早送りのようでいて、ちょっとずつ近づいてくる様子が
カウントダウンのようで怖えー
ポツンと残された笛がまた……

のび太は単純に山を降りられないというより、
ゴミに埋もれて身動き取れない状態に変更。
勝手に山に捨ててはいけないということを
身をもって知るというのは、なるほどなという感じ。
光景は緑の巨人伝を思い出しますね。

のび太が考えなしにやってしまった、という程度で、
あまり説教調にはならなかったのは良かったと思います。

そしてズシンズシンという響きとともに、
月見台の夜をゴミとともに歩いて帰る少年とタヌキ。
メルヘン……ではないな、間違いなく。
元あった場所、というより
送り出した場所に戻るということですかね。
上手く使えば往復移動道具にもなるかな。


もともとは「強制的に山へ送ってしまう、戻れない」、
というところに元の民話にも通じる理不尽さと言うか、
怖さみたいなものがあった気もしますが、
こういう解釈とアレンジの仕方もありでしょうか。

子どもの頃、「山送り」というのが妙に怖く感じた道具だったので、
賛否あるでしょうが、機能拡張で不法投棄をぼかしつつも、
あの子どもによって道具の怖さが強調されていたのは、
面白かったかと思います。

 
 ◇

次回は11月23日、
「パパとのび太と酒の泳ぐ川」と
「しかえしミサイルが飛んできた」。

部長だか課長だかのあのひとキターーー!
ただ「パパのために」というのではなく、
仕事風景などを経て、
より想いを深めるようなので楽しみです。

「しかえしミサイル」は
原作のあの話……かな?
仕返しの構図が考えるほどに皮肉で重いのですが、
アニメであのオチはどう表現するのか……?
不自然な切り方にはならず、
話のテーマはそのまましっかり描いてほしいなと期待。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
「のび太リアニズム」ののびみつです。興味深い記事,ありがとうございます。
1つ質問させていただきます。もしもひいおばあちゃんがキャンディーをしゃぶったあとにドラえもんに「タヌキ様」とお礼を言ったら,ひいおばあちゃんも地獄に落ちてしまっていたのでしょうか? それとも,勘違いは免除されて,故意によるウソのみに限られるのでしょうか?
春巻きさんの見解をうかがいします。←

(あれ,なんか記者会見か学会発表の質問っぽい尋ね方になってしまいました☆)
のびみつ
2012/11/23 18:53
のびみつさんこんばんは! 
ご無沙汰しております。こちらこそいつも楽しく記事を拝見しております。
わたくしの見解といたしましては、故意ではなければ地獄に落ちないのではないかと考えます。
幼児のしつけを目的としているために、ある程度発言が選別されているのではないかなあと推測…いえ、妄想しました。
その目的からすると、キャンディーをなめた人物(使用者)は除外される可能性もありますね。
ドラえもんの道具は「何のためにつくったんだよこの道具!」というものも多いですが、こうして製作意図が明確なものが出てくると、本当にいつかこんな道具たちが開発されるんじゃないかという気がして、わくわくしてきます。
道具についていろいろ妄想(推測)してみると楽しいですね!
春巻き
2012/11/23 23:26

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