今をトキめかない

アクセスカウンタ

zoom RSS ラジオ日本「カフェ・ラ・テ」13年12月26日水野宗徳さん出演回(後編)ドラえもん関連話まとめ

<<   作成日時 : 2013/12/31 23:03   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 13 / トラックバック 0 / コメント 0

水野宗徳さんは2007年より
アニメ版ドラえもんの「シリーズ構成」(チーフ脚本家)
を務められておりますが、元お笑い芸人であったり、
バラエティ番組の構成やドラマの脚本、
ドキュメンタリーや小説の執筆など幅広く手がけられ、
むしろドラ以外にはアニメとの接点が無いらしいなど
個人的には謎多き人物でもありました。

12月19日、26日の二回にわたって
ラジオ日本「カフェ・ラ・テ」に水野さんがご出演されたうち、
後編の26日の放送を聴くことができましたので、
アニメドラに関わる部分を中心にまとめてみました。

放送作家としての仕事や
小説の執筆にまつわる話も興味深かったので、
生い立ちなど前編の放送を聞き逃してしまったのが
とても残念です。

以下、水野さんの発言そのままの書き起こしではなく、
私的に内容を要約したものですので
若干のニュアンスの差異があるかもしれません。
そのあたりご了承頂ければ幸いです。


 ◇

(アニメ「ドラえもん」参加の経緯について)

・F先生のドキュメンタリー番組の製作に際して
構成としてテレビ朝日から呼ばれ、
そのままアニメのドラえもんもやらないかと話が来た。

・それまでアニメの脚本を書いたことが無いにもかかわらず、
チーフライターをやることになって最初は緊張したが、
(楠葉)総監督も(善)監督も、
「面白ければ良い」というスタンスで居て、
また他のライターも当時全員水野さんより年上で、
それこそチーフ経験のあるようなベテランの方々ばかりだったが、
発言に対しても「そうだね」と優しく受け入れてくれた。


(アニメの脚本が未経験で執筆は大丈夫だったのかという問いに対して)

・元々ドラえもんが子どもの頃から大好きで、
F先生を凄く尊敬していたので、
初めてでも入りやすく、やりがいのある仕事だった。
ドラえもんに関しては
「どの話が何巻に入っている」と言えるくらい記憶していたので
それを生かして全体の構成をボードに書き出して尺を合わせたり、
オリジナル話でも同様の雛形で組み上げることができた。

・藤本先生の作品の土台には落語や名作映画の要素があり、
落語研究会に所属していた水野さんにとっては、
話の構成が馴染みやすいものであった。

 ◇


全体としてあまり
ドラ製作に関する具体的な話は出なかったのですが、
最初に水野さんが参加された
「テレビ朝日のF先生のドキュメンタリー番組」というのは、
時期的に2006年2月の
ドラえもん誕生物語 〜藤子・F・不二雄からの手紙〜
ではないかなあと推測します。
当時の録画が埋もれてしまったので未確認ですが……
(少年サンデー編集長の「サラリーマンゴンスケ」という提案についての
先生の返信が印象的だったあの番組です)

※追記:当時の録画確認しました。
連名でしたが「藤子・F・不二雄からの手紙」の構成として
水野宗徳さんが間違いなくクレジットされています。


とにかくパーソナリティの方々も
水野さんがアニメ未経験であったことを驚かれていましたが、
既に十分な作品知識をお持ちだったことや
落語や映画の要素が水野さんにとっての共通項でもあったことから
入っていけたと語られていました。

なんだか信じられないような凄い話ではありますが、
決して自慢や嫌味のような感じではありませんでした。

監督をはじめとするスタッフについても、
長く長く続いている作品ではありますが、
柔軟に新しいものを取り込んでいく体勢であったことが
うかがえます。

水野さんが加わった2007年と言えば、
「夢をかなえてドラえもん」が主題歌として採用され、
衣装やデザインのリニューアルもあった年でしたね。
アニメの内容や方向性も06年頃から迷走気味でしたが、
明けて08年春あたりから実にいい方向にまとまってきたので、
現場が大きな転換をはかっていた時期でもあったのでしょう。

そこでシリーズ構成として水野さんが果たした役割も
少なくなかったに違いありません。

そんな感じで、
バラエティの構成やドラマの脚本を手がけている(今も)など、
若干畑違いの分野からの参加であったことが
どういう経緯だったのかとずっと謎だったのですが、
実に相応しい方の抜擢であったのだなあと
改めて納得がいきました。


 ◇

その後の水野さんのアニメドラでのご活躍はご存知のとおり。

ドラえもんの長い一日
走れドラえもん! 銀河グランプリ
雨男はつらいよ
のび太の結婚前夜」(2011年)
重力ペンキ
奇跡のデュエット! ジャイ&スネ
「のび太vs武蔵 巌流島ちょっと前の戦い」
等々、スペシャル回や中編を手がけられることが多く
個人的にも好きな話が多いです。
のび太がかなり優しくカッコよく描かれているのが特徴かもしれません。
「アリガトデス」など映画名作をベースにした話も印象的ですね。

あとは「縛り」がある話が非常に上手いなと感じます。
もちろん演出や作画の力も大きいのでしょうが、
聖夜のドロボーサンタクロース」の時は、
・まず時期的にクリスマスの話で
・ドラミ誕生日月なのでドラミの出番も必須
・二年連続でクリスマス話の担当だが去年とは全く違う話にすること
・できれば「新鉄人兵団」に繋がるネタを入れる
・「ココロコロン」「サンタメール」のリメイクにもなるように

これらを全てクリアして、
しかも面白い話に仕上がっていたことでひっくり返り、
すっかり水野さんのファンになりました。

何より『ドラえもん誕生日話』を
おひとりでもう7回も書いていらっしゃるのが凄いですよね。
(「生まれ変わる日」「青い涙」「長い一日」「VSイヌ型」「銀河グランプリ」「アリガトデス」「巨大たぬき」)
毎回全く違うネタが出てくるのが信じられない!! 


ということで、今回のラジオ出演でいくつかの謎も解け、
ファンとして今後もアニメドラとともに応援していく次第。

トークの最後に、今後の仕事の目標として、
(書籍でもDVDでも)
「棚の一番上に"お気に入り"として置いてもらえるような作品を作りたい」
と語られていたのが印象的でした。

個人的にはアニメドラに限っても
そんなお気に入りの話が既にたくさんありますが……

いつか水野宗徳脚本&高橋渉監督の
ドラ映画も観てみたいなあと妄想します。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 13
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
面白い 面白い
驚いた

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
ラジオ日本「カフェ・ラ・テ」13年12月26日水野宗徳さん出演回(後編)ドラえもん関連話まとめ 今をトキめかない/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる