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zoom RSS ドラえもん14年10月17日放送感想(22世紀のすてきなキャンプ&ポータブル国会)

<<   作成日時 : 2014/10/18 23:00   >>

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約一ヶ月ぶりの放送。
「アニメ『ドラえもん』の放送を休止しない法案」を通したら……
それはそれで、スケジュールや作画に無理が出てしまうのでしょうか。ううむ。


<テレビも映画も35! 夢をかなえてドラえもんキャラクターソングバージョン>
厳密に言うとテレ朝版スタートが79年で映画1作目が80年なのですが、
あまり細かいことはさておき。
今回からしばらくオープニングが35周年記念仕様になるようです。
歴代映画キャラ集合絵からはじまり、
のび竜(80年)→パラ西→銀河超特急→ワンニャン→奇跡の島と
過去作が映し出されていきました。
かなり間が空いているので、30周年のときのように、
徐々に映像を変えていくのでしょうか。

曲は「夢をかなえてドラえもん」をmaoさんではなく、
のび太たち5人のリレーで歌っていく新バージョンでした。
単独CDも出るみたいです。
ハッピー☆ラッキー・バースデー!もそうですが、5人で歌うのっていいですね。
来年のファミリーショーも安泰です。

 ◇

22世紀のすてきなキャンプ
→原題「万能テントですてきなキャンプ」F全集10巻

未来に帰っていたとはいえ、
ドラえもんを置いてキャンプに行ってしまう野比一家というのが、
はじめて読んだとき驚いたお話でした。

今回は約一ヶ月放送休止だったタイミングに合わせて、
アニメ化したのかなあという気もします。
(現実での不在と作中の不在を重ねる演出?)


さて、改めて原作のこの話を読み直してみたのですが、
そちらでは全体的にドラえもん視点の話になっている印象でした。

オチもドラが未来に逃亡するというものだったので、
キャンプに置いて行かれたことにちょっとむくれて、
「その点、ぼくの道具は未来の快適キャンプだからね!」と、
対抗心を燃やしている感じがしました。

それはそれでドラの人間性(?)が出ていて面白いのですが、
今回のアニメ化では、
「"すてきなキャンプ"ってどういうことだろうか?」
ということに主題を変えて、
いろいろ考えられるようにしてあるのがなるほどなと思います。

もちろん、ホテルのように快適に過ごせる万能テントも素晴らしいのですが、
自分の足で登って高い眺望を得ること、
シンプルな料理をみんなで試行錯誤しながら作ること、
そんな苦労や面倒くさいところこそがキャンプの醍醐味なんだ、とのび太が自ずと理解する話になっています。

どうしても「ドラえもんの未来の道具でひゃっほー!」と
遊んだり、変化を起こすことが話の主眼になりがちなので、
説教臭くならずに逆の発想で上手いアレンジでした。


ただ、序盤が原作どおりドラ主導でキャンプに出かけたのに、
いつの間にかのび太がスネ夫たちに対抗心を燃やしていたので、
事の発端と、話の中心人物の切り替わりが少しおかしな感じがしました。
(のび太が「もっと快適で楽なキャンプがしたいよー!」と言い出した訳ではないので)

あとは、みんなでバームクーヘンを食べる場面が
とても良い雰囲気だっただけに、
そのあとゴミで部屋が埋まるというオチとのつながりが悪くなっていたのも惜しい点でした。
いっそオチなくてもいいかな?とも思いましたが、
最初のび太は騒音とゴミに辟易していたので、
22世紀流であろうが、スタイルを問わず、
他の人に迷惑をかけるキャンプは駄目ということなのでしょう。

原作に居なかったスネ夫たちが登場し、
タイトルに「22世紀」と入れたことによって両者の対比がされ、
改めてキャンプの魅力は何なのかということや、
道具や時代が変わっても大切なことは同じなんだろうなと
いろいろ考えることのできるお話でした。


今作の見所

・これ映画か?と息を呑むほどの絵の細かさと美しさ!
 テーブルに映りこむ紅葉、夕日に照らされ近づく心と距離

・ジャイアンとスネ夫の爽やかナイスガイぶり

・ラーメン、カレー、燻製にバウムクーヘンという録画組への飯テロ行為


 ◇


ポータブル国会
→てんコミ15巻、全集4巻

紙に書いた「法案」を入れることで、どんな無茶も実現させる「ポータブル国会」。
この国の命運がのび犬の手に握られてしまった!という恐ろしい話。

原作の時期が正月だったので、
今回のアニメではお年玉や年賀状のネタは微妙に変更してありました。
近所に住んでいる子にわざわざ葉書を出すことや、
交通費が無いならあと3ヶ月待ってお年玉一回で済まば良いのでは?など、
若干不自然になってしまった部分もあります。
消費税増税という時事ネタを使っているので、
放送する時期を調整していたのでしょうか。

全体的な流れは概ね原作どおりで、いくつか「法案」が追加されていました。
「コッカイってやつをぶん殴ってやりたい」というのび太の迷言も健在。


・来週だけ、消費税をナシにする法案
なるほどーコレはいいなあ。
国としてはいろいろ困るのでしょうけど、
買う側としてはかなりありがたいです。
でもレジが混乱するだろうなーとか、
月ぎめの請求書を作る側は死ぬほど大変だろうなーとか、
つい余計なことを考えてしまうのは、オトナになってしまったんでしょうか。


・こどものおこづかいは1万円以上にする法案
しっかりドラえもんも対象に含まれていますが、
のび太は「こども」の定義については触れていないので、
「いわゆる子どもに小遣いをあげる場合」というくくりなんじゃないかなーと思います。
例えばその家で「高校卒業したら小遣いはあげない」というルールなら、結局もらえないというように「従来出ていた額について増やす」ということではないかと脳内補完しました。

そういう意味では実際の法案と違って、
のび太がどういう書き方をするかに左右される部分もあるでしょうし、
あるいはこの道具が独自に決めているであろう適用範囲次第だと思うと、
恐ろしく思えてきます。


・こどもに仕事をさせてはいけない法案
児童労働の禁止は国際的にも定められたものですが、
もちろんこの場合はそういうものじゃなくて、
ぶっちゃけ「うちのお手伝い」というやつでしょうね。
ただ紙に書かれただけの言葉では「しごと」の範囲が限れないので、
やっぱりポータブル国会が使用者の意思や周囲の状況から
勝手に判断しているんだろうなあと思われます。

ホウキを持ったママの目の光が消えるのがちょっと怖い。
道具の効果としては催眠系なんでしょうか。そう思い込む形の。


・今日だけ物のねだんを十分の一にする法案
「今日だけ」というところに野比総理なりの考慮がうかがえるのかもしれませんが、「物のねだん」には、街で販売されているもの全てが含まれてしまっているようです。
公式な文書を作るのって、難しくて怖いことなんだなと改めて思い知らされます。
自分だったらとりあえず家電屋と本屋に走りますかねー 
販売店には悪いですが。
はっ、もしやお給料も十分の一!?

買いだめされていることを考えると、
法案が通ると同時に人々に何らかの方法で公布というか、認知されているみたいです。


・犬の字と太の字をとりかえる法案
とうとうのび犬総理が私利私欲に走り始めた!!
みんな大好きお待ちかね、野比さんの暴走タイムです。

「イヌヤマくん」「ノビタさん」と呼ばれていたことを考えると、
読みは変わらないんですね。
となると太巻きが犬巻きで、犬槇が太槇。
「猛犬注意」が「猛太注意」……なんだかシュール。
この場面の字幕は「のび太」のままだったのは、ちょっとだけ残念でした。


・宿題を出してはいけない法案
 &家に帰ったら勉強してはいけない法案

しずかと出木杉が一緒に勉強するのを邪魔するためだけの法案。
じゃあ、一緒に料理したり遊んだりするのは……?
出木杉の行動を直接制限する法案にしないのは、
優しいからというよりは、
自分がラクをするのに流用するためなんでしょう。


・おフロは一日一回、夜に入る法案
これは野比総理自らが廃案に。
「しずかの楽しみを奪ってはかわいそうだ」ということですが、
視聴者の楽しみを奪うことにもなるので、実に英断でした。
恩着せがましく廃案を報告に行ったのび太総理は、
野次ではなく水を浴びせられることに。

水をかけるしずか側の画が無かったことに、
ナントカ規制とかそういうものも考えてしまいます。


・人をなぐったら なぐった相手になぐられる法案
スネ夫をジャイアンから助けるどころか、
殴られた方がまた殴るという無限ループ状態に。
のび太が想定していたのは殴られ殴るの1セットで終わりになることだったのでしょうが、
実際には「やり返す」ことは何の解決にもならず、
そこには深い怨恨を残すものだという皮肉を表す結果に。
これはポータブル国会が教育用だとした場合は意図的なのかもしれませんが、
例によって単に融通が利かないだけの道具のような気もします。


・のび犬が買物したら、かならずおまけをする法案
・女の子(はのび犬に?)ニコニコやさしくする法案
・給食は(かならず)のび犬の好物を(入れる)法案
・電車やバス(に乗ったら)かならずのび犬(に席を譲る?)法案
・ゲームをするなら、かならずのび犬に勝たせる法案
・のび犬をバカにしたものはゲンコツ百発の法案
・のび犬のたん生日を国民の祝日とする法案

全店売り切れで9割引きで買えなかったことに怒った野比総理の法案の数々。
ついに対象を自分だけに限定しましたね。
「のび太」じゃなくてちゃんと「のび犬」と書いていることに感動しました。

ドラ誕に比べて扱いの薄いのび誕については、
強硬な手段に出るのもやむなしでしょうか。
目指せ! ドラえもんカレンダー入り!?


・カイサーン!
爆発音が「カイサン」というのは何度みてもぶっ飛んでいますね。
F先生はどうしたらこんなギャグを思い付くのだろう。
っていうかむしろ「カイサン」って爆発させたいがために、この話を描いたんじゃないか?っていうぐらい。
もちろん子どもの頃はよく分かっていませんでしたが。

この道具を22世紀で開発した人間が居たとしたら、
すばらしくユーモアのセンスがある方だと思います。
実質、このカイサン機能がリミッターにもなっていますしね。
きっと壊すところまで折り込み済みなんだろうなあ。

原作はマンガならではの「描き文字」で表現されたオチではありましたが、
今回は中に小さな議員が入っていたかのごとく、
「キョーコーサイケツ、ハンターイ!」という声がしてから
「カイサン」を宣言(?)していました。
文字で視覚化されるインパクトはありませんでしたが、
その分爆発がかなり派手になっていたので面白かったです。
「奇跡の島」のアレが好きなので、
どうせなら3方向くらいからカイサーン!とやってほしかったかも。


ということで原作よりオリジナルの法案を増やしていた今回。
範囲を定義しない怖さとか、当初の意図に無い適用については、
もうちょっと踏み込んでいても面白かったかもしれません。
報復の連鎖とか、場当たり的な案のまずさというのも
ちょっとだけ考えさせられました。

ところで、「ポータブル国会」と言う名称は
「小さくて、場所いらず、アナタのご家庭にも1台!」というニュアンスだったのでしょうか。
持ち運びできるという特徴を広げてアレンジしたら
それも面白かったんじゃないかなあという気がします。
スネ夫たちが使ってしまうという展開とか。

ついでに映画のピンチを救うのにも使えないかと妄想してみたのですが、
鉄人兵団とか魔界星とか、
そもそも国内法の制約を受けない連中ばかりなので、思いっきり無理でした。
なにより、のび太たちの行動が心を動かすことの方が重要でしょう。
「新魔界大冒険DS」の「人生やり直し機」のような無双はできませんね!

 
 ◇

<「ヒーロー誕生コンテスト」告知>

2015年公開の宇宙英雄記に向けて、
視聴者の考えた「ヒーロー」を募集する企画。
ただ、ポータブル国会の話の途中(CM明け)に差し込むのはやめてください……

今回は例として「ジャイアント・ジャイアン」を映像化。
ヘソを押すと巨大化するが、弱点は家に入れなくなることだそうな。
時間制限無いんですかね。
元のイラストはむぎわら先生っぽかったです。

テレビの告知だけでは分かりにくいのですが、
基本はのび太・ドラ・しずか・ジャイアン・スネ夫の5人を使って、
「変身」してヒーローになるアイディアの募集のようです。
「右江内氏」とか「ポーやん」とか勝手にヒーローを作って良いわけじゃないんですね。

そうすると応募者数的に狙い目になりそうなのはスネ夫かしら。
「ボーンスキン・スネオ」だったら弱点は脛ですね。間違いない。

入選作は映画のエンディングスタッフロールに登場するとのこと。
個人的には新魔境のときのように、ハガキをそのまま映すだけというのはやめてほしいのですが……
(応募者のコメントを残したいのかもしれませんが)
のび太たちを使うことが条件なので、表情の設定は流用してアニメ絵を起こして欲しいなと希望します。

 ◇


次回は10月24日、
「怒りのポップコーン」と「タヌ機」。
ポップコーンはタイトルだけだと
また「やっちまった回か」という印象がしますが、
なぜか神成さんとドラが将棋を指していたりするので、
どういう展開になるか予想が付きません。
人を怒らせるという負の要素をどう料理しているかも注目です。

「タヌ機」は化かされたスネちゃまをあたたか〜い目で見守るお話。
スネ夫の見ている世界と現実との切り替えの表現をどうするかも楽しみです。

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