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zoom RSS ドラえもん15年7月24日放送感想(ムードもりあげ楽団&楽々バーベキューセット&南海の大冒険)

<<   作成日時 : 2015/07/25 23:50   >>

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「ボクはキミと出会うために生まれてきたんだ!」
ムードは最高潮。
いざ開幕! 野比さん、愛の劇場?


今回は1時間スペシャルで、
来年の映画「新・日本誕生」の予告映像もテレビ初公開されました。


「ムードもりあげ楽団」
 →てんコミ14巻、全集7巻
 ※2005年7月15日に放送されたものの再アニメ化


今春の映画「宇宙英雄記」でも活躍していた
「ムードもりあげ楽団」のお話。
私が最初に書いたドラえもん感想が
10年前の「ムードもりあげ楽団登場!」の回だったので、
なんだか感慨深いものがあります。
また10年後も感想を書けるとは思ってもみませんでしたが……

あの頃はとにかく新しい絵柄と声で動き回るドラたちが新鮮で、
原作のノリを再現したやりとりに感動し、
毎週わくわくしながら放送を観ていました。
それからいろんなことがありましたが、
たくさんの楽しい「ドラえもん」の話を観ることができて、
幸せな10年でもありました。

 ◇

今回のアニメ化では、
楽団の演奏が既存の有名クラシック曲になっていたのが驚きでした。
10年間の放送を経て、沢田完さんの楽曲もかなりの数になってきたので、
果たしてどの曲が使われるかな?と思っていたのですが、
なるほど、そう来たかー

誰しも一度は聞いたことのある曲ばかりなので、
既存のイメージに引っ張られる部分もありましたが、
未来の道具である楽団が
「のび太のために演奏している曲である」
という特別な感じが出ていたと思います。

前回は「通常のBGMと楽団の演奏との違いがわかりにくい」
という感想を述べていたので、
そのあたりに特徴づけをしたのかもしれません。
あるいは、22世紀でもJA○RACさんが…もがもが。


そのほか印象的だったのは、
のび太が歩きながら楽団に目線をやっていたこと!

「ムードもりあげ楽団」は連れて歩くにはサイズが小さいので、
アニメとして目立たせながらのび太と同じ画面に収めるために、
舞台のように遠近で配置するなどの工夫が必要なようでした。

今回はそれだけでなく、
のび太が楽団にしずかを「紹介」する様子があったことに、
「おっ」と引き込まれました。

前述のような「作画の都合」によるのでしょうが、
楽団をロボットに準じるものとして扱い、
その存在を意識して語りかけるのはのび太らしくもあり、
良い演出だったと思います。


それから忘れちゃいけないのが、のび太を発奮させるしずかの存在。
「上からお説教」のような形ではなく、
のび太に合わせて隣に座り込み
「立ち向かわなきゃ!」と真っ直ぐに言葉を投げかけてきます。
そして、瞳を美しく輝かせながら、微笑む……!
これで立ち上がらないでどうする! 
男、野比のび太! 今こそジャイアンに挑むとき!?

この場面ののび太としずかの瞳の描き込みが、
ものすごく気合い入っていて凄かったです。
しずかの上まぶたのラインや、
のび太の瞳の濃度分けは、ここぞというときの本気作画でしょうか。

さらにスカートが汚れることも構わず、
のび太の横に座ったしずかにもぐっと来ました。

これも「楽団と高さを合わせるため」だったのでしょうが、
今回はそうした画面上の制約を逆手にとって、
とても効果的に描いていたなあと感じます。

しずかが語りかけている間は楽団の演奏は止まっていたので、
のび太の心を動かしたのは
あくまでしずかの言葉なのだとも取れるでしょうか。

バットを持って挑みかかる極端さや、
ギャグの要素は薄くなってしまいましたが、
音楽に動かされるのではなく、
「日常にもともとあったドラマを盛り上げる音楽」なんだなあと
感じられるお話でした。


 ◇

楽々バーベキューセットはラクじゃない
 →アニメオリジナル

お笑いコンビ「サバンナ」の高橋茂雄さんが
アイディアを出したという道具をアニメ化。
高橋さんは昨年の「ドラえもん知識王No.1決定戦!」で
優勝されていましたね。
今回の楽々バーベキューセットの声も担当されていました。


物語としては
『苦労して食べるバーベキューは美味しいよね』、
ということで、
最高!最悪なおもてなし」と同じような方向ではありましたが、
短い時間でテンポ良く、ドタバタでまとめきっていて、
観ていて飽きずとても楽しい話でした。


〜今回の見どころ〜

・「山の空気はおいしいなあ」→ ジャイアンのゲンコツ
諸々の前フリとか説明をすっ飛ばして、いきなり山に居たり、
速攻でのび太がぶん殴られるというテンポの良さ!
それでいて状況がわからないということはなく、
ショートコントのようにスッと入っていけるのが見事です。
至極まっとうな感想を述べただけなのに、
いきなり殴られるのび太さんはお気の毒ですが。


・「やい、のび太! 苦労が足りないんだよ!(スネ夫)
な、なんという理不尽な言いがかり……!
そんな理由で文句をつけられるバーベキューがあっただろうか!?
「そうだけど、なんだいこれぇ!?」
と巻き舌気味に詰め寄る関さんの演技も楽しい。


・崖の上のキノコ、崖の下のポンポコ
あんなところに都合よくでっかいキノコが生えてるなんて、
スーパーマリオか!?
もともとあったものじゃなくて、
「楽々バーベキュー」が干渉してるっぽいですね。


・イノシシライドとミミズのダンス
で、出たぁ〜! 
「主人公たちに向かって襲ってくるお肉」こと、イノシシ様!
お約束どおりのび太がイノシシに追っかけられている手前で、
しずちゃんが釣りに使うミミズに怯えていたりと、
本人たちはいたって真面目に頑張っているのに、
どう見てもドタバタコントでしかない
」という光景。
こういうの大好きだー


・焼いたお魚っておいしいのよ
最終的に魚を1匹釣っているようなので、
しずかはミミズをどうにか克服したのでしょうか。
キノコもゲットできているし、
ジャイアン・のび太組だけが
役立たず 野生に完全敗北したようですね。


・もう一回あそべるドン!?
炎につつまれた「楽々バーベキュー」が
T鼓の達人」にしか見えなかったひと手ぇあげてー

「襲ってくるお肉」シリーズの最終形態ことマンモス様が登場。
お肉を手に入れるどころか、逆にお肉にされちゃうんだね!
さりげなく「新・日本誕生」の予告にネタをつないでるのが上手いです。


ということで約4分という短い尺を生かした、
ドタバタショートコント風のお話でした。
以前の「マッチ売りのドラミ」なども面白かったので、
たまにはこういう前後の説明抜きのギャグ話もあると嬉しいです。

 ◇

南海の大冒険 〜キャプテン・シルバーの財宝〜
 →てんコミ45巻、全集11巻の「南海の大冒険」を元に大幅なアレンジ
  (序盤以外はほぼオリジナル展開)


このひは、よる9じから、たきょくで、
「ぱいれーつ・おぶ・かりびあん」をほうそうしていました、まる

……アニメ「ドラえもん」では恒例行事ですね。SWとか。

てなわけで、他にも「ピンクタイフーン」とか
謎の単語が思い出されるような気もしますが、それはさておき。
夏だ!海だ!海賊だ!
ということで夏休み定番の冒険ものでもあります。

感想を書くにあたって、
サブタイトルの「キャプテン・シルバー」って誰だっけ?
と首をひねってしまいましたが、
あの海賊のおじさんの名前でしたね。

今回のアニメ化では完全に
のび太たちパーティの一員になっていましたが、
悪だくみは中途半端、コメディ担当としてもいまいち、
のび太との交流も進まずで、
なんだかいろいろともったいないキャラクターでした。
決して嫌な感じのキャラではなかったのですが……

今回の海賊船は機能満載の未来の船で、道行きは楽勝でしたし、
ドラえもんの道具も使用に制限が無かったので、
そういう意味ではシルバーは必要なキャラクターだったと思います。

ただ、のび太の海賊に対する憧れ
引き受けるに足る人物ではなかったので、
なんだかのび太が気の毒に思えてしまいました。

あるいは理想と現実を捉えなおす段階があっても
良かったかもしれませんが、
今回はドラマ性は重視されていなかったようで、
そのあたりの感情はなんとなく曖昧になってしまいました。
スネ夫の言うとおり
「ドジで足を引っ張るおっさん」でしかなかったので、
もうちょっと方向性をまとめられていればなあ……

さすがに「わしは水が苦手であ〜る」という
中の人つながりのパロディはありませんでしたねえ。

財宝が胡椒だったというのは
頓智のきいたオチで良かったと思います。


〜今回の見どころ〜

・これぞセーフティネット!
おもちゃのような外観でもそこは未来の船。
絶対に甲板から落ちないように、
嵐で吹き飛ばされたのび太たちを
マストのネットがぽよよんとキャッチ!
純粋に楽しそうでいいなあ。
5人の良い笑顔とシルバーの消耗度合いの対比も良いです。


・「通りぬけフープ!」(ドラ)
これまたお約束の大岩ゴロゴロのワナ!
フープを投げつけるドラがめちゃくちゃカッコよく、
この話一番のアクション名シーンでした。
海賊らしく巻いたバンダナのなびき方や、
靴を履いているドラの「踏み込み」も見どころ。
シルバーをさりげなく蹴り飛ばして
フープに入れるドラも注目です。


胡椒をテイスティングするネコ型ロボット
鼻をヒクヒクさせて香りを確かめ、
その巨大な舌でベロンとひと舐め!
謎の黒い粒の正体を見事に胡椒と突き止めたわけですが、
ロボットとして高性能なんだか原始的なんだか、
もはやよくわからないところがいいです。
※良い子は床に落ちているモノを舐めちゃ駄目だぞ!


・「コショウなんか持って帰ってもこしょうがないよ!」
コショウにむせながらも気の利いたツッコミを入れるあたり、
さすがの骨川さんですね。
はい、おあとがよろしいようで。


ということで、
海賊&冒険回については嫌なジンクスが破れないのか、
今作も正直微妙だったかなあという印象です。
「のび太たち一行に間の抜けた大人が加わる」、
というシチュエーション自体は面白いので、
別のお話でまた観てみたいと思えました。

 ◇

2016年公開映画
「新・のび太の日本誕生」予告映像!


いやー、すごいですね!
予告映像と本編は異なる場合も多いですが、
原作がある作品なので、おおよその方向性は同じかと思われます。
少なくとも序盤の「史上最大の家出!」の楽しさはバッチリ!

本棚の描き込み! 階段の光!
深くて吸い込まれそうな時空間!
空が映りこむ湖! 畑のレストランのダイコン!
カレーライスがエビフライとハンバーグのせにグレードアップ!
木のおさじ! 生まれたてのペガ・グリ・ドラコを祝福する木洩れ日!
もう見ることはかなわない野生のトキの群れ……
美少年ククル! 長めの髪!
成長したペガ・グリ・ドラコに乗っていざ空へ!

この予告編の時点で
きっとみんなが好きだろうなというポイント
これでもか!と押さえてきているので、
本編でも魅力的に仕上がってくるんじゃないでしょうか。

ククルが首にかけているのは犬笛ではないかとのことで、
のび太との交流につながってくるのかなと期待。
同じ八鍬監督作品ということで、
ペコを勇気付けたときの会話と対照的になるといいなと思います。

今作も、原作の後半で描写が少なかった部分を、
いろいろと補ってパワーアップされるといいなあ。
続報が楽しみです。


 ◇

次回は7月31日放送。
「のび太が泣けば雨がふる」と
「ジャングル探検にはおり紙を」

両方アニメオリジナル…だと思います。

「雨がふる」の方はのび太の感情と天気が連動するようで、
「暗き天にノビは怒り狂う」ようなことになるのでしょうか?
力を手に入れたのび太は暴走するのかどうかが気になります。

「おり紙」はジャングルでサバイバルする話ということで、
雨に弱い等の紙の欠点にどう対処するのかに注目。

いろいろな道具を折り紙で作るようなので、
どんな風に活用されるのか、
折り紙好きとしてはわくわくしながら待ちたいと思います。

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