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zoom RSS ドラえもん2015年7月31日放送感想(のび太が泣けば雨がふる&ジャングル探検にはおり紙を)

<<   作成日時 : 2015/08/01 15:25   >>

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のび太を襲う野生動物! 
ピンチを救ったのは、世界に一匹だけの黄金に輝くカブトムシだった……
え? そういう映画観たことあるって?

 
のび太が泣けば雨がふる 
 →アニメオリジナル

<あらすじ>
しずかとスケッチに行く約束をしたのび太。
しかし一日中雨の予報が出ていたために、
装着した人の感情に合わせた天気になる道具
「お天気バンド」をドラに出してもらう。
のび太の上機嫌で晴れたのもつかの間、
次から次にのび太の感情を揺らす事態が起きて天候は激変、
とばっちりを受けたドラは怒りを溜めていく。
一方、雨と雷にやられたジャイアンとスネ夫も
仕返しの機会をうかがっていた。
それまでなんとかこらえていたのび太だったが、
ジャイスネに殴られて、ついに泣き出してしまう。
再び豪雨に襲われるかと身構えるドラたちだが、
天候は晴れたままで変わらず。
よく見ればお天気バンドは壊れており、
晴天はのび太の感情に関係ないものだった。
それを知ったのび太は、
無理に明るく笑って損した!と嘆くのであった……


喜怒哀楽が激しいのび太ならではで、
次々に変わる天候の描写が楽しいお話でした。

ただ、「しずかちゃんとスケッチだから雨降らせないぞ!」
と意気込むのび太に妨害が入りまくる路線と、
「ぼくを怒らせたり泣かせたりすると天罰がくだるぞ」
とのび太が調子に乗る&ドラえもんとばっちりの路線と、
どちらかに絞った方が、話がすっきりしていたかもしれません。

ジャイアンたちに仕返しされることは、
おそらく「妨害」の一つとして描かれていたのだと思いますが、
今回はのび太は別にイタズラして回っていた訳ではないので、
ボロボロになったのび太が3人に笑われる終わり方は、
ちぐはぐというか、なんだか可哀想に思えてしまいました。

コロコロ変わるのび太の感情と天気の描写とか、
ミイちゃんに逃げられるドラの悲哀はとても面白かったので、
このあたりはもっとギャグに徹して、天丼(繰り返し)で観たかったです。
「具象化鏡」や「四次元ポケットにスペアがあったのだ」
の話も思い出しました。


以下今回の見どころ〜

・超限定・超豪華な超最新式で超高性能のロボット
剣と盾を持っているのにミサイル撃つのかよ!
お尻ペンペンの煽り機能もあるなんて、
嫌がらせには超ベリーグッドな感じですね。
これもスネ吉兄さんの作品なんでしょうか。
ロボットとしての美しさよりは若干ネタに走っている感じがします。
金属製ということで雷が落ちるのはうまい使い方でした。


・頭隠して尻隠さず
うむ。見事なドラ尻。プニっとしてそう。
ドラえもんもロボットですから雷は危険ですね。
とりあえず頭部だけでも直撃を避ければ、
内部的にコンピューター保護の機構とかは
あるのかもしれませんが。
でも、尻も守ろうよ。うん。


・『本日の月見台の天気は晴れのち雨のち晴れ、
 ところにより雷、または霧でしょう

毎度のことながらご近所大迷惑。
でも野比のび助氏あたりは
「おかしな天気だなあ」で済ませちゃうんでしょうね。

いつもののび太の町も、天候によって全く違って見えるのが良いです。
「霧に沈む出木杉家」は
2時間ドラマでも始まりそうなくらい雰囲気があります。
車に水はねされたジャイアンの顔の泥が、
さらに雨で流されていくという描写も細かい。


彼女に着せたいフリフリ合羽
メスネコ用の合羽をポケットに常備しているドラえもん……
これはデート中に雨が降った場合に備えてですよね!?
あーんな服やこんな服は揃えてはいないよね!?
ちゃんと着てくれたミイちゃんの優しさに乾杯。


・ぼく、アゴドラえもん
もしくは「てんとう虫コミックス9巻と11巻の背表紙のアレ」。
アゴをムィッと突き出して怒りを表しているようです
ミイちゃんは天候に関わりなく、
挨拶だけして帰るつもりだったような気もするなあ。


てなわけで、
太陽笑う日もあれば涙雨降る日もあるという、
のび太の気分次第な道具でした。
お天気は自然に任せるのが一番ですね。

並みの精神力では使いこなせない道具ですが、
俳優に身に付けさせて演技をするなど、
感情と天候をリンクさせる芝居の撮影なんかには
活用できるかもしれません。

 ◇

ジャングル探検にはおり紙を
 →アニメオリジナル

<あらすじ>
スネ夫に立派なカブトムシを自慢されたのび太。
ドラはのび太が折った紙のカブトムシだって十分すごいと、
折ったものが本物のようになる「ほんもの折紙」を出すが、
生きた「本物」のカブトムシが欲しいと言うのび太。
仕方なくジャングルへ向かう二人だったが、
ドラがネズミを怖がって逃げ帰ってしまい、
のび太一人でカブトムシを探すことに。
途中、サルに道具を奪われ、道に迷い、
手元に残ったのは「ほんもの折紙」のみになってしまう。
それでも工夫して道具を作り出すのび太だったが、
そこに虎が襲い掛かる。
木のてっぺんに追い詰められたのび太、
手に残る折り紙はたった1枚。
まさに虎が食いつこうとしたその時、
間一髪、折り紙のカブトムシがのび太を乗せて飛び上がる!
迎えに来たドラとも合流し、
黄金に輝くカブトムシの背で、
のび太は「折り紙ってすごいんだね」と語るのだった。


黄金のカブトムシ……
う、頭が…宇宙パワーとかいう謎の単語が……


冗談はさておき、多かれ少なかれ、
映画「奇跡の島」の影響があるお話だったと思います。
最終的には「ねじまき都市」へとつながっていく要素でもあるので、
現アニメスタッフには、「黄金のカブトムシ」は
特別なものとして位置づけられているのかもしれません。

正直なところ、「ねじ巻き」公開時には
私はあまり「黄金のカブトムシ」の形態を意識していませんでした。
しかし映画「奇跡の島」、
そしてこの「ほんもの折紙」の話と重ねてきたことで、
集大成としての「ねじ巻き」に
つながっていくであろう物語を感じられて、
今からドキドキしています。

そういう意味ではF先生の原作の再アニメ化再映画化は、
同じ作品であって同じ作品ではないのですね。
改めて考えてみれば、
作る側も観る側も、行き着く先を知っているという、
かなり特殊な作品なのかもしれません。
けれども分かっているが故に、
そこに至るまでの道を考えながら作っていけます。
だから、同じことを繰り返している単純ループではなく、
まさに「螺旋の階段」状に時間は進んでいるとも言えるでしょうか。

ほかに「雲の王国」や「創世日記」などもそうですが、
今のアニメシリーズでは、
「ドラえもん」という作品の総まとめ的な長編に向かって、
"どんなものを積み上げていくか"という、
まさにその過程を楽しむことができるのだな感じました。

もちろん商業作品としてそこまで続けていけるのか、とか
本当にそこまで考えてオリジナル話を作っているのか、
という問題はあります。

けれども、そうやって続く先を想像しながら、
アニメ版のドラえもんを観れたら楽しいなと考えました。
私はF先生の原作が一番大切で大好きですが、
だからこそ、その原作(ねじ巻き)で終わらずに、
そこからさらに広がって続いていくことが、
とても嬉しいと思います。


なんだかよく分からないことを述べてしまいましたが……
「金色のカブトムシ」という要素から、
今度は「金色の折り紙」
というアイディアが出てきたことについて、
純粋になるほど!そうきたか!と感動したということで。
「奇跡の島」と比べてどうということではなく、
同じ「タネ」から
まだまだ違う物語ができるのがすごいなあと感じました。


以下は印象に残った場面について。


・ドラがのび太に持たせた道具の中に、
無人島へ10年間家出したときの道具が……!

宝星探査ロケットもありますが、
もぐら手袋と星型のライト、謎の掃除機が確認できました。

ヤシの実を落とす展開もありましたし、
意識されているのかなーと思います。
のび太さんの落ち着きとサバイバル度胸は
あの体験で培われたものだったのですね。

小学生を一人でジャングルに放置した
ポンポコ子守りロボットはあとで出頭するように。


・折り紙で生き残れ!
ほんもの折り紙で手裏剣をつくり、肉を作り、
ナイフをつくり、傘をつくるのびちゃん

のび太ってこんなに器用なのか?という問題は解釈にもよりますが、
紙工作が大あばれ」の話や、
「ハツメイカー」の話を思い出す限り、
手先自体は器用な方ではないかと思われます。

好きなものに関しては集中すればできるんじゃないかなあ。
今回は折り方の本もちゃんと読んでいるようですし、
カブトムシも事前に練習しているということで、
さほど不自然は感じませんでした。


・「ほんもの折紙」の仕様
香りは出せるが食べてもおいしくない、
水に弱いが、それ以外の強度はそれなりにある、
紙のサイズはタテヨコ自由に引き伸ばせる
というというところでしょうか。

食べられないのは残念ですが、
「紙の工作 きりぬく本」と比べると携帯しやすく、
出来上がりのサイズも調整可能でいろいろ応用が利きます。
単純に似た道具を出しただけでなく、
それによってまた違う話が観れるのは楽しいですね。

「(雨で身体が)べちゃべちゃだ」というセリフが
特にフォローされなかったので、
もしかしたら折り紙で服を作る展開もあったのが
カットされていたのでしょうか。


かぶと、ハリセン、ちょうちん装備ののび太
折り紙だけど、でもただの折り紙じゃない!という浪漫。
こういうのイイ! 憧れる!
宇宙英雄記のあやとりについても同様だったのですが、
ただ作って遊ぶだけじゃなくて、
それが実際に使える!ということに、たまらなくときめきます。
日が落ちたことによるのび太の心細さの演出としても、
うまいなと感じました。


・ぼくのカブトムシは世界でただ1匹!
夜空に飛び立った折り紙のカブトムシ、
月の光をバックにした幻想的な光景に魅入られます。
夏の夜の夢のようで、いいなあこういうの。

ワニーの話の時と同様、
確実に劣化していく紙の生命を作り出すことについては、
難しい部分もありますが……

きっと楽しい時間を過ごし、
のび太の心に残っていくのだろうなと思います。
そしていつか次の世代のノビスケに語る日も来るかもしれません。
「奇跡の島」のテーマもそういうことだったのかな、と。


ということで既存の話に似た要素を使いながらも、
また違う方向に話を広げたり、
あるいはそのテーマ性を深めたりと、
今後の「ドラえもん」につなげていけるお話でした。
映像的な美しさも素晴らしかったです。

 ◇

次回はのび太の誕生日をスルーして8月21日。
「うわさ花しが咲いちゃった!」と
「ゾクゾク!おばけ線香」。

「うわさ花し」はオリジナルかな?
「おばけ線香」はアニメ公式サイトでは、
全集4巻の「オバケ線香」の話と
プラス2巻(全集5巻)の「ゾクゾク線香」が併記されているので
混ぜた話になるのでしょうか。
Qちゃんが出るかどうかに注目です。

のび誕に放送が無かったのは悲しいなあ。
2014年版の「のび太のおよめさん」は屈指の名作だったので、
ぜひぜひソフト化を希望!

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