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zoom RSS ドラえもん15年10月9日放送感想(アッパレ!のび殿さま&秋の虫のリサイタル)

<<   作成日時 : 2015/10/10 01:57   >>

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「コンサート」でも「ライブ」でもなく「リサイタル」。
これ、月見台の常識! ※「リタイサル」も可。

厳密には「リサイタル」は少人数でのステージを指すそうですが。
そのへんは雰囲気優先と言うことで。


アッパレ!のび殿さま →アニメオリジナル

<あらすじ>
お殿さまが出てくる時代物のテレビ番組を観たのび太。
「ぼくも殿さま気分を味わいたい」とドラに頼み、
家臣を模したミニサイズのロボット
「家来セット」を出してもらう。
大名行列や毒見など、
お殿さまもラクではないことを次第に理解するのび太。
そんな折、スネ夫に0点の答案をみんなの前で公開され、
傷つき悔しがるのび太。
そんなのび太の仇をとろうと、
夜中スネ夫の部屋に現れた家来ロボットたちだったが、
仇うちの手段とは、
去り際のスネ夫にされたのと同じ「アカンベー」だった。



オチで「????」となったお話。
「のび殿さま」はどこへ行っちゃったんでしょうか。

前半はまだのび太が話の中心にいて、
「殿さまもいろいろ大変なんだ」と悟る要素もあったのですが、
最後には完全に家来のロボットたちがメインになって、
のび太(と視聴者)が置いてけぼり状態に。

融通の利かない道具(ロボット)に
のび太が振り回されて、
「やっぱりそんな都合良くはいかないよね」と
実感するような話なら原作にもたくさんありますが、
今回は話の主軸が完全にばらけてしまっていたように思えます。

冷蔵庫からジュースを取り出す家来たちの苦心も
ミニサイズならではで可愛らしかったのですが、
どうも途中から
「家来たちを描写している方が楽しくなっちゃった?」
という印象を受けてしまいます。

それならそれでも良いので、
はじめから家来ロボットの奮闘劇として一貫してた方が、
話としておさまりが良かったかなあと思えました。

ジャイアン保険やソムリエの話など、
ロボット型の道具(インタフェースに自我があるタイプ)は
悪い意味でのび太たちが食われてしまう話がしばしばあるので、
個人的には苦手な部類かもしれません。


「オダチンパンジー」の話の時にゴロゴロコミックに載っていたのが
同じ赤穂浪士をモチーフにした「AKO47」なので、
今回はさしずめ「AKB(アカンベー)47」かと思ったのですが、
人数が足りていませんでした。ちょっと残念。


 ◇

秋の虫のリサイタル
 →プラス1巻、全集3巻「虫の声を聞こう」に、
  てんコミ15巻、全集5巻「騒音公害をカンヅメにしちゃえ」
  のネタをミックスしてさらにオリジナル要素も追加。

<あらすじ>
お使いの帰り道、ドラが空き地の前を通ると
たくさんの美しい虫の声が聞こえてきた。
近所に住むおじいさんが育てて放したものだという。
のび太にも聞かせてあげようと
「吸音機」で虫の声を吸い込むドラ。
しかしのび太はテレビに夢中でドラの話を聞いておらず、
虫の声を集めた缶の中身をジュースと勘違いして飲んでしまう。
かくて、のび太の口からはのび太の声ではなく虫の声が流れることに。
翌日、昨夜のおじいさんが子どもたちを集めて
虫の声を聞いてもらおうとしていたが、
ひと晩の間に虫はすっかり捕らえられてしまっていた。
自然を楽しむ時代ではなくなったのかと悲しむおじいさん。
ドラは残っていた幼虫を成長させ、
さらにそのうち数匹を巨大化させて
再び虫を捕ろうとしていた人たちを脅かして
逆にオリの中へ追い込んでこらしめる。
そしてのび太は"虫の声"を生かして、
虫たちを指揮する演奏会を開くことに。
集まった子どもや住人たちはその素敵な歌声に聞きほれていたが、
のび太はその声を求愛行動と勘違いした
巨大化した虫に囲まれてしまうのだった。



「ドラララ3」期間の3本立てもそうでしたが、
ページ数の少ない原作をどうやってアニメ化するかについては
いろいろ試行錯誤がされているようです。

今回も元になった話はありますが、
他の話のネタを混ぜて、
さらにアニメオリジナルの展開につなげられていました。

「元のオチが良かった」
「それぞれ単独の話でアニメを観たかった」
など意見は分かれるかもしれませんが、
個人的には、原作からさらに世界が広がる感じで、
「こういう話にもできるのか」と楽しめていいなと思います。

特になるほど!と感じたのは「吸音機」の使い方です。
私は原作のイメージが強すぎたせいで、これまで
「うるさい音をしずかにさせるために使う道具」としか
思っていなかったため、
良い音を集めるために使う」という展開にはとても驚きました。

一瞬「あれ? 虫の声ごと無くならないのか?」
とも思ったのですが、
よくよく原作を読み返してみれば
あの缶を外した瞬間に騒音が復活しているので、
あくまでセットしている間だけ音を吸いとるようです。

それでも吸音中は無音になってしまうので
「普通のレコーダーで良いじゃん!」
と思わないでもありませんが、
わざわざヤカン型のレコーダーを販売するような未来世界のこと、
単純な機能を求めるのではなく、
デザインとかシャレや酔狂が重視されるのだろうと思います。
集めた缶を棚に並べたりするんだろうなあ。

もちろん、ひとえにのび太の誤飲ネタにつなげるためではあるんですが、
「口から騒音公害」ではなく
「美しい虫の声」が出る、という発想の転換も面白いなあと。

のび太が口を開くたびに【やたら美しい虫の音】がするのも、
アニメとして音声が付いているからこそ、
余計笑えるギャグになっていたと思います。

布団をかぶって耐えるも、
翌朝には目の下にしっかりクマを作ってるドラ(※ロボットです)とか、
ひと晩経つころにはすっかり虫の音にウンザリしている
野比家の皆さんの表情がおかしくてたまりませんでした。


のび太が虫を指揮していたことに関しては、
「虫の声」を利用したという以外に説明がありませんでしたが、
ドラが何らかの細工をしたのだろうと推測できますので、
回りくどくならずこれで良かったかと思います。


オリジナル要素として演奏会を行ったことで
「人間が虫に追われて逆にオリに入れられる」という
シュールさや毒は薄れてしまいましたが、
虫を捕まえようとしていた人ですらも
いつしか鳴き声に聴き入っていたのが印象的です。

冒頭のようにテレビ番組を楽しみ、
夜でも買い物ができることや、絶えない車の往来、
そして道路工事も、学習塾も。
夜の闇と自然を駆逐してきた人間の文明というものを、
否定して昔に戻ることはできないけれども、
それでも、風流を解する心をちょっとでも取り戻して、
秋の夜を楽しむことができるなら。

そんなひとときを大切にできる方向に、
未来が進んでいけたら良いなと感じます。


ちょっとオーバーオーバーですが、
22世紀の科学技術で生まれたドラえもんが、
こういう場を設定するという皮肉をはらみながらも、
それでも、ごく自然におじいさんやのび太と感情を共有できているのは、
子守りロボットだということもありますが、
人の心持ちや大切なものはあまり変わらないという、
そういう未来を信じられる要素かなとも思っています。



最後にのび太にメスの虫が寄ってくるというオチは
ちょっと蛇足かなとも感じましたが、
人外にやたらモテるという
のび太さんの本領が発揮されていたのかもしれません。

のび太×羽アリの女王とか……いえなんでもない。


 ◇

次回は10月16日「しずめ玉でスッキリ」と
「のび太のお宝鑑定」。
のび太の無計画さが大爆発(?)の二本立て。

どちらも原作があるお話ですが、
「しずめ玉」予告では
ジャイアンの母ちゃんがオシャレをしていたので、
どういう状況だったのかが気になります。
剛田家が沈むシーンはトラウマ度が倍増しそうです。

「お宝鑑定」は「自動質屋機」のお話。
のび太にちょっと似た顔の青年の
絵にかける情熱が掘り下げられる要素があれば良いなと思います。
抽象画がアニメではどんな感じになっているかも楽しみ。

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